6月14日(水)

曇り
●原田写真工房で写真を撮る。
帰り、喫茶店「然(ぜん)」に初めて寄る。クリニックの庭利用した喫茶店。高齢者女性3人の先客。庭に巣箱、半夏生、げんのしょうこ、蛍袋が見える。先客のうち一人は見覚えのある顔。思い出せないが、話しているうち、井口文華堂の奥さんとわかった。違う場所で会うとわからないもの。コーヒーをブラックで頼む。みんなが美味しそうなパウンドケーキを注文したので、私も注文。イチジクジャムとくるみのパウンドケーキ。井口さんはすぐ隣だったので、初めてなのに話が盛り上がる。30分ほどいて帰ったが、帰り際、井口さんから、煙の木を一枝もらった。
日吉の商店街には喫茶店が少ないので、誰か来た時のために様子をみておきたかったのだ。
●写真店には、夕方取りに行く。メールでも送ってもらい、USBにも入れてもらい、CDROMにも入れてもらった。
●寝室の北窓に簾をかけた。窓を開けてものぞかれることはなさそう。

6月13日(火)

曇り
●台風3号が夜のうち温帯低気圧に変わり、今朝は曇り。
●夕方、西町会のブロック長さんが、お参りに来られた。
●音楽スタジオにお昼を挟んで1時間ほど行った。信之先生がまだ普通にしていたとき一度行ったが、そのときできなかったところが、できるようになっている。
●原田写真工房に明日11時の予約。

6月11日(日)

雨。
梅雨降ってはがきを落とす水たまり 正子
●暦どおりの梅雨入り。午後句美子が来る。友宏さんから生八つ橋の土産をくれる。夕飯のおかずを持たせる。
●公文さんに信之先生が亡くなったことを知らせる葉書きを出す。公文さんは信之先生が最後に会った教え子。出しに行く途中、はがきを水たまりに落としてしまった。睡蓮のシルクスクリーン絵はがきは水たまりに浮いて、乾いて事なきに。
●信之先生追悼句会
6月月例ネット句会を信之先生の追悼句会にする。
追悼句は互選をしない。
供 故高橋信之先生
★螢火や悼みて想う師の栄光/桑本栄太郎
★先生の手料理句会窓は初夏/吉田晃
★夕焼の消ゆる速さや恩師の死/小口泰與
★追悼の雨天心へ四葩かな/弓削和人
★紫陽花に色なきを見る朝かな/友田修
★大阪城師を囲みいた夏の句座/祝恵子
★亡き師との思い出遠き富士の夏/多田有花
★葉桜や子たちを連れて長浜城/高橋秀之
★梅雨に入る深き祈りの一と日より/藤田洋子
★バースデイカード五月の空の師へ送り/柳原美知子
〈2007年水煙俳句フェスティバル〉
★天の青知る師と乾杯十一月/川名ますみ
★薫風にいつかかわした君の声/遠部光子
★芍薬の香る葬儀に空青し/西村友宏
★菖蒲湯に最後の思い出父の家/高橋句美子
★外に出たき思いもありぬ聖五月/高橋正子

6月10日(土)

曇り
●俳句四季8月号の原稿のために、会員の秀句を選ぶ。25句まで掲載可。一人一句では句数が足りない。一人2句では載りきらない。次のように塩梅する。
信之(2句)・正子(2句)・句美子・美知子・洋子・有花・恵子・ますみ
晃・敬二・秀之・栄太郎・泰與・修・友宏・洋一・和人(17名)
治代・裕子・光子・あさ子・淑・?(6名)
●元が来たので、仏壇店に一緒にいき、仏壇と位牌を頼んだ。位牌が四十九日の法要に間に合うか一番の心配だったが、ほっとした。真言宗なので大日如来を祀るとのことで、仏像ではなくスタンドに入れた絵にした。仏壇はクリエイトファニチャーの樺の木。小さいわりに奥行きを感じる。髙橋家の先祖の墓は徳島の眉山の麓の光泉寺にある。光泉寺は真言宗でも仁和寺を本山とする御室派という。そのうち、仁和寺のある京都遊山に。
●今鎌倉がよさそう。テレビで北鎌倉から鎌倉まで亀ヶ谷の切通を歩き、江ノ電に乗り、七里が浜、鵠沼までの旅が紹介されいた。

6月9日(金)

雨のち曇り
●遺族年金の申請書に添付する戸籍謄本が送られてきたので、年金事務所に予約を入れる。7月3日(月)13時から14時の予約がとれた。ずいぶんまたなければいけない。
●角川俳句に載せる新作7句。出来上がったと思ったが、やっぱり直さないといけない。そう簡単にはいかない。温める必要がある。
●原稿資料を集めるのに疲れて「アルビノーニのアダージョ」がYou tubeにあったので、聞く。マーラーの5番のアダージェットにどこか通じるような。
シューベルトのピアノソナタ20番を聞いていたら、いつのまにか21番に。21番のテーマは耳に残りやすい。

6月8日(木)

晴れ、午後3時ごろから雨。
●葬儀屋さんから電話。仏壇と位牌をお世話いただけるとのこと。
●美知子さんからご香料と手紙。手紙には1日の信之先生の葬に合わせて近くの思い出の地を巡ってくださったとのことなど。
●「角川俳句8月号」の原稿一通りできる。あまり、考えないで書いたので。これからは、この手でいこう。
●「俳句四季8月号」の原稿は私の全身近い写真を付けないといけないので、どうしたものか。
●町内の民生委員の方に電話。信之先生が亡くなったことを知らせる。そのとき、「環境が変わるから、気を付けて。」と言われる。人が亡くなるということは、「環境が変わる」ということなのだと気づかされる。

6月7日(水)

晴れ。
●気温が上がる。29度はありそう。明後日からまた大雨が降る予報。
●葬式の前の日に備えた花かごが枯れ始めた。暑さで花がもたなくなった。お供えを見ると、夏みかんにカビ。急いで下げた。油断ならない。線香の匂いはそう悪くはないのだが
●遺族年金を請求書に添付する書類をいろいろ揃える。複雑そうに見えた提出書類は、結局2件、それに添付書類を添えればいいとわかる。予約がとれれば、週明け年金事務所へいきたい。
部屋に染み付く感じでエアコンを頻繁に使う。匂いが残っているのは線香ではなく夏みかんのカビのせいとわかた。

6月6日(火)

曇り
 公団の緑地に赤つめ草がよく咲いて
赤つめ草フランクフルトの芝に摘み  正子
姫沙羅の掃き寄せられし小さき円   正子
梅雨入りか夕べ真白き胡蝶蘭     正子
●お寺に四十九日の法要を頼む。四十九日は7月11日だが、法要は7月8日(土)に行う。お寺の都合で15時から。
●夕方からしっかり曇っていよいよ梅雨入りの気配。
●Dellになって高速でブラウジングできる。YouTubeで3人のピアニストのそれぞれの「皇帝」を聞いた。はじめに古典的な色の赤いドレスの女性ピアニスト。この女性の赤いドレスは「皇帝」を弾くのに実にふさわしい。ドレスに惹かれて聞き始めた。次にツィマーマン、次にマウリツィオ・ポリーニ。いつも思うのだが、皇帝を弾き終えたピアニストも、指揮者も、聴衆も最後は歓喜で、恍惚の境地とでも言えそうな世界が出現する。やり切った満足感に歓喜あふれる表情だ。これぞベートーベンなんだろう。先ごろ聞いた韓国の若手男性ピアニストの「皇帝」も圧巻だった。皇帝を聞いていて、時計を見ると朝の2時28分。時を忘れて聞いていた。

6月5日(月)

晴れ
ハルジオン茅花かがやく丘の畑 正子
夏霞富士のかたちを透かしける 正子
ほーほーと鳥鳴く丘の夏霞  正子
●5丁目の丘へ。多分3月以来。公園の紫陽花がいろどりどり。丘を一巡りして帰る。今日は暑い一日。
●DELLのほうにメール、自由な投句箱、月例ネット句会、正子の俳句日記を移す。パスワードは保存ノートを確認しながら入れる。
●遺族年金などの手続き書類が来る。ざっと読んだが、用語がまぎらわしいので、メモを取りながら明日本気で読むことにした。さっさと手続きしなければすぐ日が経つ。