3月23日(月)

俳句

晴れ
○矢野文彦さんの句集の校正。最終校とする。

○通院の日だったが、忘れる。よくも悪くも眠すぎた。

○5月5日、新大阪行きの新幹線の切符を愛代さんに、頼む。新幹線のエックスプレスカードを申し込む予定であったが、今回は取りやめ。いずれ申し込む。

○風邪気味のような、花粉症のような感じである。しかし、もう、3月も終り近くなった。

○大磯の旧吉田邸が全焼。昨年だったか、世田谷のトトロの家も全焼した。文化財的なものがよく火事にあっている。古いものへの注意の目が届かないのだろう。

花の昼/3月22日(日)

俳句
むくどりの走る地があり杉菜生う
荒風の辛夷となってうすみどり
花辛夷森の尽きたるそのところ
フランス菓子食べに行く道春寒し
リラは蕾強風鉢をなべ倒し

曇り。風強し。
○愛代さんの句集『花の昼』が出来上がり、贈呈いただく。北山田駅で待ち合わせ、チーチョダイニングへ。そこで、昼食後、花冠事務局で、注文者へクロネコメール便で発送。発送は20冊。25冊持ってきていただき、チーチョのシェフに1冊愛代さんから贈呈。今日のところ、残りは4冊。信之先生・正子・句美子・淑には別途贈呈いただく。

○出版記念会で、鯛2匹を持込みたいので、カルパッチョと、グリルをシェフに依頼し、承諾いただく。もちろん、持ち込み料は必要です。鯛は、愛媛の鯛です。

○チーチョで食事のあと、近くのエールウーエールでお茶。私は、紅茶とシュー栗ーム。ナイフとフォークで食べました。お土産にコロンを買う。ここは、フランス菓子風なものが多い。

○今日の日経の多和田葉子さんの「サンフランシスコの本屋」の文章の終わり近くに、俳句に造詣の深いM友人がリチャード・ライトが晩年、英語で俳句を作っていたことを紹介。品揃え抜群のサンフランシスコの本屋さんに寄るとあったので、気に入って買った、とあった。

このリチャード・ライトは、アフリカ系黒人の小説家。「ブラック・ボーイ」がある。1960年に亡くなっている。それに関して思い出したが、数年前、私のHPの英語俳句の俳句フォーラムにアメリカの俳人が熱心に投句してきていた。詩人の友人を誘ってきたこともあった。そのアメリカ人に、誰の英語俳句がよいか、と尋ねたことがある。「ライト」だと言った。そのライトである。ライトの自伝的俳句が日本でも手にはいるようだ。自伝的というのに、興味がある。

3月21日(土)

俳句

晴れ
平年なみの気温に戻る。
○山椒の芽が出る。

○靖国神社の桜が開花。五花ひらくと開花宣言だそうだ。松山は道後公園の桜だったと思うが。

○ネット句会入賞発表。

○愛代さんの句集が自宅に届いたと、電話いただく。明日、持参してくださるそうだ。とりあえず、注文いただいている方、出版記念会に参加される皆さんに明日午後発送。今夜宛名を印刷。24名。

○明日、愛代さんと出版記念会の打ち合わせを、チーチョダイニングで行う。

○文彦さんの句集「樟」の校正。表紙色は濃い緑のほうにする。

○ネット短信No.30を保存版のブログに貼り付ける。

○添削教室がにぎやかになる。入会の場合は、本名で。

3月19日(木)

俳句

晴れ。今日も暖かい。
○朝、新潟から電話。花冠2月号、3月号が欲しいとのこと。「俳句界3月号」の花冠の結社広告にある俳句を見て、気に入られたようだ。どんなところが気に入られたのですか、と尋ねると、「他の結社の句は、ごちごちで堅いのが、花冠の句は、女性らしくて、自由な感じのところが気に入りました」と言われる。
インターネットはされないとのこと。早速クロネコメールで送る。広告に句が載った人に電話。(洋子さん、愛代さん、句美子さんに。加代子さん、ますみさん、淑さんはあとで)。思ったより早い効果だ。キャッチコピーがよかったと信之先生は大喜び。せっかく広告料を出すのだから、花冠俳句を世の皆さんに読んでいただきたいのは当然だし、また、花冠のような句を探しておられるかたも案外多いのでは。すでに入会された方の中には、「しゃれたところが気に入りました」と言ってくださる方もいるので、花冠俳句はそういう特徴があるのでしょう。

○花冠5月号の編集後記、子ども俳句の追加分、作品7句の1句不足分をメールで送る。

○愛代さんの「花の昼」出版記念句会のタイムテーブルを信之先生と作る。

○巻き寿司を作る。順子さんにいただいた寒海苔があるので、近々巻き寿司を作るつもりであったが、それが今日、実践ということになった。桜でんぶは、早くから用意していたし、かんぴょうも椎茸もあったし、陽気がいいし、なので。味のバランスから言えば、はやり桜でんぶはあったほうがおいしいと思う。5合炊いて、7本出来上がり。余ったのは、冷凍庫へ。1本につきレンジで4分加熱して冷ませばOK。明日は、春分の日で三連休が始まる。

○蕗を植えているが、一向に芽が出ない。植えたときは芽が出かけていたのだが。もう少し様子を見よう。

○コープでサフィニアを2株注文。

3月17日(火)

俳句

晴れ
○春本番の陽気。22度もあったらしい。

○矢野文彦さんの句集『樟』の初校ゲラが印刷所から送られてくる。文彦さんにエックスパックで郵送は、信之先生。表紙の色は、2種類出してもらう。

○昨日は、秀之さんの句集『南港』が校了となった。

○子ども俳句をファックス通信で指導することに。松山の小学生で、以前、わが家に勉強に来ていて、俳句も作り、金賞ももらっている子。子ども俳句は、親の協力が必要。今日、ファックスでその子の俳句が送られて来たので、よい句を選び、添削して、ファックスで送り返した。

○木曜日には、花冠5月号入稿の予定。

○宇宙飛行士の若田さんが、宇宙での長期滞在に向けて、出発したと記事があった。その中に、家族旅行のエピソードを母上が語っておられた。「お母さんは自由に好きなところを見物していていいよ。僕たちが見つけるから。」と言ってくれたそうだ。宇宙飛行士ともなれば、さすが、規模がちがうのだろうか。母の行動範囲もさほど広くはないのだろうが、優しいというよりも、さすがと感心した。

○古田けいじさん、丸山美知子さん、コメントをいただき、ありがとうございました。税金の申告は、なんとも気が重いものですね。やればすぐ済むのですが、大変緊張し、神経を使います。それが済んで、ほっとしました。

3月16日(月)

俳句
春朝日大路小路のかぎろえり
春朝日都市通勤の黒衣群

晴れ
○確定申告と納税。信之先生に頼み、神奈川税務署へ。

○古新聞、ダンボール箱、本を整理し、リサイクルへ。プランターは別として、ベランダに物は5つ以上置かないように。

○山椒の新芽が出るが、お吸い物用。

3月15日(木)

俳句
ポピーの茎の曲線鋼の強さもち
紙のようなる花びら数片ポピー散る

晴れ
○花冠5月号の編集と原稿書き。「選後に」「子ども俳句を読む」「現代俳句鑑賞2」「作品7句の選と題名付け」。

○国税庁のHPを利用して確定申告の書類を書く。納税額が自動的に計算される。それにどきどきするわけだが、印刷して明日税務署に提出。作成するのは正子の役目と長年なっている。この冬は、体調不良で疲労感強く延び延びになってしまった。
鶯が鳴くと、税金でもってかれると嘆くのはわが家のみか。

○「俳句界8月号」から原稿依頼。8月の新作句6句。

○2月19日から、ブログをストップさせてしまった。けいじさん初め、読んでくださる方に申し訳ないと思いつつも、19日ごろから、疲労感が強く、まあまあと、就寝してしまっておりました。今日は、5月号の編集で、カツ!を入れて、ようやくブログを再開することに。ベランダのパンジーもよく咲き出して、コープで注文した切花のポピーもいろんな色で咲き始め、疲労も少々取れ始めました。

○少し暖かくなったせいか、添削教室に新しいかたが、3人ほど投句されるようになった。

○花冠をラテン語で言うと何か。それは「カローラ」。トヨタの大衆車の名前と同じです。

花冠5月号作品10句/3月15日(日)

緋寒桜
高橋正子

境内の桜花芽の静寂に
黄水仙雨後の風は低きにも
白梅に架かる電線門灯まで
芽木山に落葉のなかに芽生ゆもの
薊・菫の芽生えを見つつ踏む山路
薮椿背にも前にもある山路
春山の土にどんぐり枯れつつも
春寒し丘の守りに不動堂
山肌の傾るるままに落椿
墓石かがやき緋寒桜のなおかがやき

2月19日(木)

俳句
春宵の湯をなまぬるく食器あらう
春暁の空の真中の月のいろ
家々に梅の花咲き水音す

晴れ
○秀之句集『南港』(仮題)の跋を書く。

○愛代句集『花の昼』の跋の校正。

○花冠4月号の裏表紙用版下が「俳句界」より届き、午後の速達で印刷所に郵送。

○花冠4月号の作品7句の句数の訂正。二人分。

○ネット句会の今週分の賞をあらかた決める。よい俳句とは、季節の微妙な変化をキャッチできているかどうかであろう。

○この前ラジオを買って以来ようやくFMの電波をキャッチ。ベストオブクラッシクスを聞く。今夜は主にはシューベルトのピアノ連弾曲。アンコールはブラームスのハンガリー舞曲。このハンガリー舞曲を聴くと、それに呼応するように、いつもポーランドのマズルカの踊りを思い出す。少女が踊るマズルカは、衣装も踊る少女の姿も大変美しい。

○財務大臣が辞任されたが、不可思議な事が起こるものだ。