俳句
天気
○『西洋音楽から見たニッポン』(石井宏著/PHP研究所2007.6刊)がある信之先生より知らされる。著者1930年生まれ。
第1章 俳句は四、四、四
第2章 五・七調か七・五調か
第3章 四字読みの謎
第4章 音楽に国境はある
第5章 ヒュー・ドロン・パッ
『西洋音楽から見たニッポン』
▲上記をクリックし、内容の殆ど(272頁)を読むことができます。
○必要があって大学の卒業証書のコピーをとった。A3にさらに枠がついた大仰な大きさ。卒業証書の番号が六百いくら。新制大学が出来てからの番号で多分第18回卒業生なのだが、その少なさを改めて知る。
俳句
○花冠ブログ句会6月月間賞(最優秀2句2名)と月間無欠詠者(3名)を発表。
http://blog.goo.ne.jp/npo_suien105/
以前、堀佐夜子さんはデイリー句会1年間無欠詠で、その継続力に驚嘆しました。障害がおありながら、みんなの方が励まされておりました。
「ブログ句会」の前身の「デイリー句会」の入賞者には、拙句を葉書に書いたのを送っておりました。葉書の発送には、大阪では祝恵子さんと堀佐夜子さん、松山では藤田洋子さんに手伝っていただいておりましたが、そのころが懐かしいようになりました。今は少々怠けておりまして、申し訳ないと思っております。
○花冠投句箱を開くのを忘れていて、本日投句が出来るように設定し直す。あっという間に7月。9月号の投句受付中。
http://www3.ezbbs.net/14/suien8/
○神奈川県庁に行くため、みなとみらい線の日本大通で降りる。ここで降りるのは久しぶり。向こうに霧に煙る海の方、大桟橋あたりが見えるが、足が完治していないためにそちらには行かず。帰り、横浜で降り、そごうへ。寝具を見に寄るが目当てのものはない。昭和西川というのがあって、真綿の蒲団とか、俵型の枕などがあった。50代の麗人用かと、昭和の品(ひん)の良さを思った。寝具はネット通販でも買えるが、毎日、長らく使うものなので、日本橋の西川に出かけようかと思う。
○スープを飲む大き目のカップをずっと探しているが、ようやく一つ見つかった。オフホワイトのカップと、色無地のソーサー。カップは口にソーサーと同じ色の細い線。ピンク、ブルー、イエロー、グリーン。ロイヤルコペンハーゲンの新陶器。買うかどうかは保留。
俳句
ベランダのトマトの青き香に浸る
七月の夜雨の音の弾みけり
葛桜わが正体に何もなし
晴れ夜小雨
○俳句界8月号に正子の句が6句掲載される予定。その校正ファックスが届く。訂正は、「鶯」を正字にするところ。正字かどうかを厳しくチェックするのが俳句界の流儀。
○やはり、俳句界8月号の結社広告の校正。俳句だけの校正なので、問題はない。前は広告部分全ての校正だったが、今回は違っていた。次回はお盆のためか、7月17日原稿締切。
○信之先生、病院の帰りに葛桜を買って帰る。葛桜もいいが、好みは葛あんだま。
これは、信之先生得意の家庭の菓子。本葛の良さは、水のようなさわやかな喉越しにある。これが、わらび粉では、いけません。わらびを変換しようとして和良比が出る。万葉仮名のようで和菓子の名前にいい。
○今日から新聞は朝日を止めて、日経だけにした。長年の愛読も終りとする。
俳句
プチトマト摘めば手元に朝日差す
梅雨の夜の涼しさ句集などを読み
夏みかん剥かんと手にして手が大きい
雨
○花冠ブログ句会入賞発表、午後6時すぎ。
http://blog.goo.ne.jp/kakan17/
○寅さん(渥美清)の句集『風天ー渥美清のうた』が届く。大空出版。森英介著。
夜、少し読ませてもらう。中身は、普通の句集ではなく、森英介さんが句を紹介しながら、渥美清にまつわる話などを織り交ぜて書かれた本である。ジャーナリストらしい取り扱いの世界ではある。一番初めに紹介された句は、『カラー版新日本大歳時記』に載ったそうだ。
お遍路が一列に行く虹の中/風天
少し読むうち眠くなり、中断。
http://www.ozorabunko.jp/book/fu-ten/
○私の俳句添削教室で佃康水さんが、次のように言ってくださって、嬉しい。
>佃 康水 ++ ..2009/06/30(火) 15:00
> ★印とコメントを有り難うございました。
>何時も思うのですが、詠んだ時の句の背景をずばりコメントして頂き本当に嬉し>く思っています。俳句の魅力を益々感じています。
http://www.play21.jp/bbs/haiku01/
康水さんに限らず、これまで何人もの方にこのように言っていただいた。一輪車に乗った子を詠んだ句で、その子が女の子か、男の子が言い当てている。それを不思議がられたことも。決して占い師ではありません。ご自分の句にそのように書いておられるのです。それを読み取っただけですが、長年俳句を読んで来て、ものを書かれた通りに読むことは難しいとは常々思っておりますが。
俳句
晴れ。
○もうすぐ7月。それにしても、梅雨の不快な蒸し暑さ(<うずれる>と地方でよくいわれたが)、を経験していない。楽といえば楽な梅雨だ。通勤者の服装をみると、長袖のカーディガン風のものを羽織っている。これが首都圏の梅雨なら、瀬戸内の梅雨とは随分違う。
○花冠8月号を校了。メールで送られてきたものをこちらで印刷して調べる。ファックスよりはるかに鮮明。インターネットのお蔭で、松山と横浜でも地元同士のように仕事が出来る。地理的物理空間の克服であろう。通信が大きく社会生活を変えてきていることは確かだろう。
○風天の寅さんこと渥美清さんの句集を「俳句あるふぁ」の森英介さん(一度取材をしてくださったが)が編まれたというので、信之先生が注文。1800円。渥美清さんは、有名になっても、昔とかわらない生活を続けておられたそうだ。小諸に寅さん記念館があるが、お名前は忘れたが熱心なファンによって出来たそうだ。
○テンプレートを変えた。<マンタローフラッペ>という名前。マンタローは万太郎をすぐに想像して、変な名前と思ってしまうが、フランス語で、ミント水のことらしい。オーは水だから、前の語と続けて発音すれば、ローなのです。ミント水をフラッペにしたようだ。きれいな色がいいなと思ってミントゼリーを作ったことがあるが、ミントはちょっと日本人にはなじみにくい味かも。
俳句
雨のち曇り
○午前中、花冠8月号の校正。9ヶ所の訂正。印刷所にファックス。裏表紙の訂正は、メールの添付ファイルで。日曜は印刷所が休みなので、月曜日の朝、電話。
http://blog.goo.ne.jp/kakan12/
○花冠8月号後記(正子)
★最近は吟行によく出かけています。地味な
がらも、自然体で俳句が作れる場所が気に入
っています。その一つに、神奈川県立四季の
森公園があります。里山の植物が無理なく残
されているようで、今月もそこの山間の菖蒲
田へ行ってまいりました。
★全国こども俳句協会が六月六日に設立され、
会長に信之先生がなられました。この全国こ
ども俳句協会に、多くの皆さまから賛意のご
寄付をいただきまして、ありがとうございま
した。御蔭様で、協会独自での活動がささや
かながらも、可能になりました。
★六月八日、九日には、世界情報通信サミッ
ト(日本経済新聞社、総務省主催)が日経ホ
ールで開かれ、情報通信の社会的役割が話さ
れた様子です。情報通信の社会的役割が大で、
インターネットを利用しての活動もますます
活発に、そして向上してゆくと思われます。
われわれのインターネット俳句センターに関
して言えば、グーグルで「俳句」を検索する
と、五百万件以上の俳句のホームページの中
で、第四位をキープしています。信之先生の
ネット管理運営のご苦労と、皆さまのご支援、
ご協力の賜ものです。マスコミ、俳壇に大々
的に登場しなくても、真の社会的役割をます
ます帯びてきていると思えます。今後ともよ
ろしくお願いいたします。 (正子)
○『俳句界7月号』の花冠結社広告に句を載せた方にメールで連絡。文学の森社から発送してもらっている。
○日経今日の朝刊文化面。<てっせん(笠井誠一)>の絵がカットに。てっせんが活けられたコーヒーカップは、青と白のカップ。どこか見た記憶。おぼろげに浮ぶ文字はDANSK。はて、ダンスクのカップにDANSKのロゴがあったけ?長男が東京に住まい始めたときにダンスクの食器を少々買って持たせた。だから、?と思うが、絵に描けば、DANSKの青い色のロゴがほしいところ。無ければ、色彩がアンバランスなのだ。
○うかうかして夕飯の時間になり、慌ててスーパーへ。鮎の塩焼きにすれば早いと思い、魚屋を覗いたが、鮎は売り切れ。鮎の季節なのだろう。代わりにいさきにする。いさきもよかった。じっくりと焼く。焼き魚はからりとしたのがよい。
○四国でも生地の広島の東部でも、あさつきは見たことが無い。「あさつき」は、江戸庶民のものだと思っていたが、結構いい値段に驚く。
俳句
紫陽花の錆びてきていてよき色に
晴れのち曇り
○千島列島の火山が噴火した瞬間の写真を宇宙を飛んでいる若田光一さんが撮影した写真が新聞に載った。マツワ島にあるサリチェフ火山の噴火の様子とのこと。噴煙の頂上部に大量の水蒸気が立ち上がっている様子はきのこのよう。専門家はこの写真で、噴煙の構造や火砕流の様子が一望のもとにわかるらしい。
○このブログに天気を大雑把に書いているが(忘れるときもあるが)、これも絵日記の癖が残っているせいとも言えなくもないが、気象関係の仕事に就けば、空を見て観察ばかりしていればいいので、人と話さなくてもいいからよいかもとか、思った日もあったので、この天気を記録しないと、あまり意味も無いが落ち着かない。
俳句
晴れ
○昨日に続き晴れ。
○夕べの話。
<『臼田亜浪全句集』(1977年刊)は、頑張ってよく出したものだ。だいぶ赤字をくっているだろうが。これがないと今頃は、亜浪も心もとないことになったかもしらん。信之は本流の亜浪の孫弟子になっているようだ。>
亜浪先生のお孫さんの幸人さんも、宝仙寺で50回忌を大々的に執り行われたし、いろいろと努力あってのこと。50回忌には、私も信之先生の名代で松山から一人出席したけれど。まだ息子が大学生のころで、車で送り迎えしてくれた。帰りは芦ノ湖までへ連れて行ってくれたけれど。
○花冠8月号の初校が届く。表紙の色、字とも、少し新しい感じになった。日呼びに校正予定。
俳句
晴れ
○心太を天草で作る。とろこてん突きを試す。ままごとのごとし。
○昭和26年、27年、上下巻でに角川書店から出版された『現代俳句』(山本健吉著)では、自由律と中間派の俳人は全く取り上げられなかった。抹殺された。しかし、『現代俳句』出版から58年経った現在では、インターネットで中間派の臼田亜浪について、下記のような記事がある。クリックしてお読みいただきたい。『現代俳句』が片手落ちというなら、インターネットは、片手落ちを許さない。人は草の根的に、そして時が公正さをもたらしたと言えるだろう。『現代俳句』を振り切って、俳句は新しい時代を迎えたと言えよう。
○臼田亜浪忌/きのふはけふのものがたりLARA
○臼田亜浪(―俳句空間―豈weekly)/冨田拓也
○臼田亜浪/オコジョの散歩道
○臼田亜浪/インターネット俳句センター(高橋信之)
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○祝恵子さんから花冠8月号10冊注文を受ける。喜こんでいただいたようだ。
○俳句界7月号が届く。