1月27日(水)

俳句
はつらつとまたかがやかにヒアシンス

晴れ
○書友閣に注文していた白扇50本が届く。50本の扇子といっても、荷となれば、小さいもの。しかし、数倍の箱に慎重に入れて送られてきた。

○このところ、ヒアシンスが団欒の話題をさらっている。3つの球根から、それぞれ花が二つずつ。今花ざかり。一つは切って壜に挿してテーブルに、鉢は出窓で日に当てている。

○雲間草(くもまぐさ)の鉢植えが届く。赤い花。園芸用なので洋種なのだろう。初めて購入。夏場の管理がむずかしそうだが、今はこんもりとしている。

1月24日(日)

俳句
白梅に遠くはなれて昼の月
梅の花いつもきれいな青空に
春隣鳥の水あびきらきらと
東名高速立体交差に春隣
流れ寄り離れて思い思いに鴨
鶺鴒が飛んで畑の空へ消え

晴れ
○川和町の鶴見川沿いを信之先生の案内で吟行。川和町は横浜市北部農業地区と指定され、浜なしと米の栽培。道路沿いに刈田、なし畑がある。行きは市営地下鉄グリーンラインで、川和町下車。帰りは、川和町八朔あたりを歩き、田園都市線の市ヶ尾まで。
市ヶ尾の成城石井により、栄太郎のど飴と、リンツのストロベリーチョコを買う。590円也。

○俳句界2月号が、昨日7冊、本日4冊、と二日に分けて送られてくる。
句美子の俳句5句が顔写真とミニ俳論付きで掲載される。
句美子は、祖母と叔母、兄に掲載号を送った。

1月22日(金)

俳句

晴れ
○気温は平年より暖かい気がするが、今朝は冷える。

○花冠3月号初校済ませ、印刷所にファックス。

○結露のため、ぬいぐるみや人形の服が湿っている。脱がせられるものは脱がしてドライクリーニング。ドイツのリシーちゃん人形の服も、ライオンの着ている西部ライオンズの服も、ウサギの服も。

1月21日(木)

俳句

曇り
○花冠3月号の初校ゲラが夕方メールで届く。夜校正。明朝印刷所へ校正をファックス。

○信之先生は、午前中鶴見川の吟行に出かけた。小机から上流。40分ほど歩いたらしい。
私は誘われたが、片頭痛がするので、家で休む。

○今年になって初めて、農協の野菜市に出かけた。どの野菜も寒さで葉が焼けている。形が不ぞろいなだけで、新鮮で、味がよい。買ったもの。大根、ブロッコリー、人参、ほうれん草、万能ねぎ、里芋。野菜はあっという間に無くなって、30分もすると売り切れてしまう状態。

1月18日(月)

俳句

曇り
○鳥海ゆい川柳句集『寂しさ指数』より

完璧を信じたころのミシンの目
プラタナス一本道ですら迷う
如雨露もって私の森へベランダへ
マラソン中継くまなく映す捨てた町
子を抱けばどこまでしなう母の腕
金色の風だった日がある狐
今が来る今が遠退く浜日傘
月の横子どもだろうか星光る
朝の水あふれ誰にも言えぬこと
ポケットにつかまり渡る交差点
積極的な右手に苦労させられる
蚊を払い男払って夏の橋
百日紅咲いている間は喪に服す
坂道を上ると海が見えドキン
鳳仙花あの日弾けたのは私
春だものマリも溺れてみたくなる
欠けている部分どこにもないカタチ

1月17日(日)

俳句

晴れ
○花冠3月号入稿。エックスパックで1時過ぎ送る。信之先生がポストまで。

○夕べから寒くてよく眠っていないのだが、それにしても寒い。風邪の前兆か。
フリースの上にセーターを着て、その上からボックスコートを着てなお寒い。
家族がそれぞれ着るものを持ってくる。コートを脱いで、息子のお古だがの上等なジャンバーを着るように、その上にウサギ模様のピンクの綿入れ半纏を着るようにと。その格好で落ち着くが、ストーブにかじりつき、日経マガジンを目でつらつら追う。しかし、寝るのが一番と思い午後は寝る。

○したがって、何もしないように、夕食はポトフ。あずきもぜんざい用に煮るが、味付けをする元気なし。

○夜早めに就寝するが、床のなかで、鳥海ゆいさんの川柳句集『寂しさ指数』を読み、十句ほど○印を付ける。近いうちにお礼。

2010年3月号投句

銀杏冬芽
高橋正子

大根白菜売らるる中の水仙花
一束が一握りなり水仙花
冬川の淀みあおあお家鴨居て
レモンの香潮の香混じり牡蠣を食ぶ
蒼きまで冬至の夜空澄みてきし
元旦の空へ欅が芽を張れる
 追悼宮本和美さん
新年の月に発ちゆくさびしさよ
雪の降る気配がありて労働す
 早稲田大学二句
学生喫茶ジャズと会話と暖房と
枝打ちの銀杏冬芽が地に弾み