晴れ。日差しが少し衰えた感じ。やはり秋の日差し。
立秋の朝のベランダややさみし 正子
みんみん蝉力強めて鳴き終わる 正子
空蝉に西空いやに焼けている 正子
晴れ。日差しが少し衰えた感じ。やはり秋の日差し。
立秋の朝のベランダややさみし 正子
みんみん蝉力強めて鳴き終わる 正子
空蝉に西空いやに焼けている 正子
台風10号が西日本へ近づいている。今は、小笠原諸島。
●海の事故が相次ぐ。大人は亡くなって、子供は浮いていて助かっているらしい。泳ぐ行為より、この「浮く」ことを学校で教えているので、子供は助かって大人は、助けようと力尽きるらしい。子供のころ、七夕(8月7日)が過ぎたら、海で泳ぐなと祖母から言われていた。それは、あたっている。
●8月月例ネット句会。いつもの12名が参加。オフ句会でも、このくらいの人数がちょうどよい。投句はその場合は、7句が普通だったが。
https://blog.goo.ne.jp/kakan02d
投句
★ひとひらの高き雲浮き秋に入る 正子
澄み渡った秋空にひとひらの雲、定めない秋空に雲の変化もあり、秋の気配を充分に身に染む頃となりました。素晴らしい季節に感謝です。 (小口泰與)
今年の立秋の日は、こちらでも青空に巻雲が出ていました。急に空が高くなったように感じられました。 (多田有花)
★灼けている煤あるごとく空暗み 正子
★きっかりと半月空に秋に入る 正子
長崎原爆忌。
カフカ『変身』の残りの2部3部を何日かぶりに読む。カミュの『異邦人』の読後のような目覚めが悪いような気分にはならない。変身の理由はあきらかにされていないが。
歯医者にゆき、一段落した。『長いお別れ』を読み始める。土曜日はMy Daとしたいのだ。
立秋。上弦の月。まったく半分の月
花鉢の中にしきりにぎすの鳴き 正子
遠台風ときに夜風の吹き起こる 正子
草刈られ芽生えて夏日さんさんと 正子
晴れ。
夜十時の西空。三日月はジョーゼットをかけたように。昼間の炎暑のせいか。
ラジオ講座も夏休みで、原作のままの英語で、『ロミオとジュリエット』を放送。粋な計らいの講師。伊藤サム先生。
どこよりかあおられて来ぬ病葉は 正子
炎天を耐えゆくパイナップルの荷も 正子
夏の夜の三日月けむりて浮かびたる 正子
晴れ。
かき氷匙に冷たさいや残り 正子
一片の雲に晩夏のきたりける 正子
向山緑疲れて蝉鳴かす 正子
鉢の水流れ出したる涼しさよ 正子
ベランダに光黄ばみて原爆忌 正子
暑に耐うる夕餉の魚焼き焦がし 正子
晴れ。台風8号、9号が近づく。遅くには雨の予報。
原爆忌が近づいた。向こうの山が疲れたような緑。晩夏。
原子炉と原爆は私は同じものと考える。広島県の小学6年生のときだったか、記憶はあいまいだが、東海村に原子炉が文明の進歩の象徴のように作られた。それを、小学校の玄関の黒板に、ニュース係として私は書いた記憶がある。
猛暑。
8月月例ネット句会の案内。
http://blog.goo.ne.jp/kakan02d/
●「俳句添削教室に」若い人らしい句がある。よくぞ見つけてくれた。
●無印で文庫版型の手帳を4冊買う。俳句添削ノートとして使う。句美子、友宏用。
●元希に暑中見舞いの返事に紙の風鈴カードを贈る。吊るせば金属の棒が二本触れ合って鳴る。舌に「みんみんぜみ むこうの山で よくなくよ 正子」と書いた。孫には、俳句は推奨しないが、昔からの風流の習わしでしたためた。
表参道の伊藤病院へ。半年ごとの定期健診と薬をもらうため。
連日の猛暑のわりに、欅並木に覆われた歩道は、それほどの厚さではない。欅の幹は80センチくらいになっている。
帰り、北青山の紀伊国屋スーパーに寄る。胡麻たっぷりの大きな煎餅と本わらびもちを買う。
山陽堂で、『異邦人』(カミュ・窪田啓作訳・新潮文庫)、『変身』(カフカ・高橋義孝訳・新潮文庫)、
『長いお別れ』(レイモンド・チャンドラー・清水俊二訳・早川書房)を買う。
学生時代夏休みの読書と言えば、その薄い本のためのせいか、『異邦人』『変身』だ。今回もわが夏休みのために買った。薄い本とはいえ、一日で2冊読む気力はなくなった。『異邦人』の第2部、刑務所はよくわかる。その気分に染まりそうになる。その気分を救うのは、アルジェの美しい風景。ちょっと旅行してみたくなる。本当は、第2部がよくわかってはいけないのかもしれない。
晴れ。蒸し暑い。朝5時ごろから窓から涼しい風が入る。
昼頃は、台風の影響か風が鳴っている。
「俳壇5月号」、ますみさんに送る。遅くなってしまった。
ミニ薔薇、オレンジピンクも開く。咲けば、小さい花ながら涼しそうだ。