8月7日(木)立秋

晴れ

茄子のとげ紫なるは憎からず  正子                                  蓮の葉も花もテレビに蓮どころ 正子                   朝焼けに雀の声の弾けたり   正子

●立秋。すこし気温が下がる。明日からはまた暑くなる予報なので、今日をのがしてはと、昼過ぎ横浜そごうへお盆の用事で出かけた。色々見て歩かないで、用事だけ済ませて帰ると決めて出かけた。少しだけ子供服のところは見たが、決めたとおり、用事だけをすませて帰った。そのせいか、それほど疲れなかった。みんなにもお供えや残暑お見舞いを送る。4件。

8月6日(水)広島平和記念日

晴れ

父の死後原爆手帳のいつか消え 正子

折鶴を折るときいつも原爆忌 正子

●http://blog.goo.ne.jp/npo suien/ のブログは、

https://blog.goo.ne.jp/kakan02 以前のブログ。2005年9月から書いている。これをどうしよう。npo suine に入るにはパスワードがいるがその記録がないかもしれない。あれば、移転できるが。手放すか。判断がつきかねている。word で保存するのがいいかもしれん。

●昔のブログを読んでいると思い出すことが多い。記事も重要であるが、重要なものは、俳誌「水煙」に記録している。時間はかかるがサービスが終了するまでに、重要なところをワードにコピーしておくのが一番だろう。ワードにしておけばpdfとかにすることもできるし。夏休みの仕事として頑張ろう。記録として保存。明日から開始。

 

8月5日(火)

晴れ

朝焼けや山にはあらぬ街空に 正子

炊き上がる飯盒露の草に置く 正子

●今日の歯医者の予約をキャンセル。起きた時から体調不良な感じがする。7月半ばの胃腸炎のときのしんどさがトラウマになって、またあんなことになるのではと思ってしまい、予約をキャンセル。

●『マルテ』の二度目の読書が第二部に入っている。もう読まないでいいのではと思うようになった。二度目を読もうとしたときは意図があったが、その意図も数日もしないうちに薄れてきた。そうは思うものの置いた本をまた手に取った。リルケ、言うじゃないかと。

『マルテの手記』孤独者について(第二部)

そこで彼らは急に手を変えた。最後の手段に訴え、いよいよとっておきの妙策を持ち出すので。すなわち、名声という全く別種の反抗に移るのだ。この狡猾な喧噪にさそわれて、すなわち、孤独者は一人残らずほっと安堵の明るい顔を上げた。っして、心を散らして、もろくも打ち滅ばされてしまうのである。

●去年9月からの今日までの俳句を選ぼうとした。写生からずれている。いつの間にこうなったか。残すべき句がない。年末にみんなに書く俳句葉書きの句がない。もはや、これまでか。

●晴美さんから「俳壇」8月号に載った句の感想の手紙が届いた。好きな句は 「夕泣きの寝落ちしひまを梅雨の月 正子」

正子さんの句は身辺の自然や日常をとても美しく切り取って創られているのがわかりやすく共感できます。長い月日のやはり賜物ですね。うらやましいかぎりです。(晴美)

 

8月3日(日)

晴れ

●正子の俳句日記の感想を電話でもらった。「こんな世の中でしょ。日記を読んでほっとする気持ちになった。」これは敬二さんの奥さんから。奥さんは俳句を作っておられない。それでも関心を持って読んでもらってありがたい。

●晃さんよりメール。今日の愛媛新聞に花冠の紹介記事が載り、次の句が採り上げられて
ミニトマト採り来て昼餉の皿豊か     古田 敬二
はつ夏やひめわたすげも風の旅     森下 朋子
老鶯に誘われ参る山の寺         土橋 みよ

●「ヴァレの四行詩」より
(三)
夕日まぶし葡萄畑の金色に  正子
夕翳のワインにありぬ葡萄園 正子

8月2日(土)

曇りのち晴れ

●今日は朝顔も百日草も咲かなかった。セキチクが一輪土にへばりつくように咲いた。 仏前の百日草がダリアのように咲いて やわらかいオールドピンクになった。種から蒔いた百日草だけに思い入れがある。

●花冠のブログに書き込み。コメント欄にも書き込み。使い勝手をためしてみる。

●午前買い物に日吉東急へ。お礼を送る。午後The Best of Schubert by Halidon を聞く。Halidon の Good Work!シューベルトの最高の音楽と銘打っている。シューベルトのスケルツォを初めて聞いた。5時間ほどのシューベルトの仕舞いはザ・グレート。このごろこればかり聞いている。

●リルケ「『果樹園』付ヴァレの四行詩36篇集」のヴァレの四行詩より

(一)小さな滝つ瀬
滝つ瀬の奔りてすずしき水まとい 正子
滝つ瀬の奔るや草香の春まとい  正子

(二)
中腹に置かれし地や家草若し

8月1日(金)

曇りのち雨

●花冠のブログは、ホームページとしてまとめられ、それぞれのブログに飛べるようになっている。ITの専門家の友宏さんの弟さんがすべてしてくれたので、大変感謝している。早速、日記から使ってみることにした。

お知らせ

暑中お見舞い申し上げます。

髙橋正子の俳句日記をご愛読いただき、ありがとうございます。
このたびgoo blogサービスの終了にともない、本ブログを移転いたします。移転のため8月1日~8月15日までブログの更新をお休みいたします。 
新しいブログのアドレスは改めてお知らせいたしますので、再開をお待ちください。
                 2025年7月31日
                          髙橋正子

7月31日(木)

晴れ
小鳥らに茂みとなりぬ百日草   正子
みんみん蝉窓を開けてから鳴きぬ 正子
盆飾りの牛馬に苧殻の脚がつき  正子
 
●涼しい風が吹く。百日草が咲く。百日草は、丈が1mばかりに育って、一本に花が咲いた。蕾に色が見えて、つぎつぎ咲きそうだ。
 
●明日から花冠ブログを夏休みとするための、お知らせを各ブログに書き込む。
 
●ますみさんから自身のブログ移転が完了したとメールがある。
ますみさんの新しいブログのURLは、
https://suien30.hatenablog.com/
です。gooブログ終了までは、前ブログからリダイレクトで移るようです。

7月30日(水)

晴れ
 
●11時ごろのニュースで津波警報が出ているのを知った。一日中津波のニュース。朝8時ごろ、カムチャッカ半島付近で大きな地震があった。横浜でも30cmの津波が来ている。久慈港で1m30cmだった。海岸線を走る電車も運休、飛行機も欠航便がでている。
 
●『マルテの手記』が最後の章まで来た。8月中に読もうと計画していたが、読み終えた。だいたい内容が分かったので、またこの夏ゆっくり読めばいいだろう。『果樹園』を読書予定には入れていなかったが、これが入ったので、『マルテ』を読み終えたのは良かったかもしれない。
 
●「俳壇」8月号を美知子さん、晃さん、秀之さんが買ってくれた。他人の句を買ってまで読んでもらえるのはうれしい。感想をいただいた。
 
美知子さんから
ほうっと蛍わが吐く息をさらいけり 正子
は、リルケをおもわせて西洋詩のようで、誰も作らない俳句、と。
 
晃さんは感銘句を3句あげてくれた。
葉隠れに雲にならんと朴の花   正子
手の蛍放せば葦の葉にともる   正子
夕泣きの寝落ちしひまを梅雨の月 正子