7月9日(金)

曇り、ときどき雨。
●昨日、栄太郎さんと、敬二にお宅にお見舞いの電話をした。栄太郎さんとは話せたが敬二さんの家には通じず、きょう奥さんから電話があって、様子をうかがった。
●句美子のアンソロジーができて、80冊家に届いたと連絡があった。6箱に分けられていたとのこと。土・日にみんなに送るので、花冠同人の住所を知らせてほしいとメールがくる。夜、返信。
●元希がここ半年ほどの間に撮った写真と手紙を送ってきて、クイズまで出してくれていたので、返事を出す。漢字も覚えて、書きたがっているようだ。返事の手紙に添えて、色画用紙、方位磁石、お化けのガーランド、チロルチョコをスマートレターに入れて送った。

7月8日(木)

雨。
●俳壇9月号の原稿「結社の声」が朝11時ごろやっと出来上がって、本文はメールした。午後2時ごろ「原稿拝受」と返事。大会などの写真、花冠の雑誌は、郵送。明日届く予定。全部がそろって入稿するとのこと。
昨日は仕事が終わってから、普段なら何もしないところだが、七夕の夜の11時という時間から原稿に手を入れ始めて、縮めて、縮めて、要求された文字数に収めるのに、徹夜になった。書いているうちに窓が白んで5時20分になっていた。朝食後、原稿を点検して、メールで送った。手こずったのは、花冠の歴史。ほぼ60年の歴史を書き落としがないようにしたが、やっぱりメールのあと、書き落としに気づいた。校正ができれば、5文字ほど入れるだけなので、大丈夫と思うけど。みんなの句も「わが主張」と合ういい句を選ぶのに難儀した。てこずっと分、結果が良ければを願うばかりだ。

7月7日(水)

●カサブランカ、すべて咲いてしまった。十分楽しんだので、花を半分ぐらい切り落とし、花瓶にも活けた。一本は残して置いた。咲いているのはカサブランカと知りつつも、話すとき人に、つい「山百合がねえ、」とか言ってしまう。
●生協の配達が大幅に遅れる。

7月6日(火)

●熱海で土砂崩れがあって、4日立つ。盛リ土の崩れが契機となった土砂崩れらしい。地図で見れば、熱海駅の東の方。新幹線で熱海駅を通るが、山が迫った大きいとは言えない駅。その駅を降りて海の方へ行けば熱海のホテルや旅館街となる。
●結社の声の原稿を書く。4ページ分で、だいたい一ページ分ずつ小分けにして書くことにした。①時間のかかるみんなの俳句集め。②結社の主張は、3つあってはっきりしているので、裏付けとなるような言葉や本を集めた。③年間活動。これは、はっきりしている。④結社の成り立ち、歴史は、間違いがないように、書き落としが無いように。⑤全員写真と主宰の顔写真。全身写真を探す。自分のは、前のを回す。
結局、気が重い仕事が最後に残った。明日までに書かねば。

7月5日(月)

●コーヒーメーカーをもらう。FIKAと言う名前。フィーカは、スエーデンンか、どこかのお茶の時間ではなかったかと思う。日本にも朝10時と午後3時にお茶の時間があるけど、会社ではなく、家庭で。FIKAは会社で仕事中でも取れるお茶の時間と聞いている。
使い始めが面倒そう。今は手回しコーヒー挽で挽いている。挽いた粉は下のガラスポットに落ちて溜まる。コーヒー挽の下側にコルクの栓がついて、挽くときはこのコルクを外して挽いた粉を落とす仕組み。それに比べるともらったのは、後始末が面倒そう。
「大どろぼうホッツェンプロッツ」の3部作を孫に買った。プレゼント用の包装紙をそっとはがして少し読むと、読み始めに孫たちがおばあさんにプレゼントしたコーヒー挽が出て来る。このコーヒー挽、コーヒーを挽くとオルゴールのように歌う。コーヒーミルは、こんな連想をさせるんだ、と思った瞬間、そんなコーヒー挽が欲しくなった。

7月3日(土)

雨のち曇り
●夜中に緊急避難指示メールが2回届く。小田原や平塚、箱根の方では、土砂崩れや川の氾濫があった。
●信之先生コロナワクチン、2回目接種が終わる。緊急メールで起きたせいか、朝、11時までぐっすり寝てしまう。信之先生の病院から電話。ワクチン接種に来てくださいと。平身低頭で謝って、診療時間内になんとか間に合った。
●「結社の声」の原稿、なかなか進まない。というより、書く気にならない。結社の歴史、成立過程については何回か書いているけれど。いろいろよそとは違っているし。

7月2日(金)

●梅雨らしい雨が続く。
●カサブランカの白い色が冷たそう。えんじ色の蕊は多すぎる感じ。
●俳句大学の永田さんから信之先生に授賞式に参加してもらいないかと電話。コロナ下でもあるし、年寄りだし、欠席の通知を出していたのだけど。
●肺炎球菌の予防接種の案内がくる。来年3月31日まで。

7月1日(木)

ひと窓をカサブランカの白が占め 正子
月桃の花を見しより海思う   正子
●花冠365号がみなさんの手元に届く。返事が発行所ブログに書き込まれる。
●29日、病院の行き来に、月桃の花かと思う花が咲いていた。月桃は沖縄の花というイメージがあったので、いま横浜ですぐに月桃と思えなかった。写真に撮って調べると、間違いなく、月桃の花だった。ちょうど沖縄忌ごろ咲く。しばらく見ていて、戦禍の記憶がよみがえるように、じわっと美しい花だと思えてきた。
沖縄忌に読まれた少女の詩を思い出した。去年の少女の詩もそうだったが、中学生でよくこんな詩が書けると感心して読んだ。「あなた、あたなた」の連呼が多い現代詩のなかで、それらとは一線を画して違っている。

6月30日(水)

晴れ
乱雑というべく咲きぬ白き百合    正子
百合のしべ臙脂色もて汚すなよ    正子
焼き鮎に塩の白さの残りたる     正子
●『精選アンソロジー俳句の杜2021年』(本阿弥書店)が届く。句美子が参加。昨秋は、柳原美知子さんが参加。今回は16名がそれぞれ100句。参加者は句美子をのぞいて68歳が若く、70代、80代、90代。
●朝起きると、カサブランカがわんさか咲いていた。花粉で花びらがよごれないように、少し隅の方に寄せた。
●夜、なかなか寝つけなく夜明けを迎えることしばしばなので、一案を企てる。寝る前の「本を読むこと、音楽を聞くこと」、これを止める。寝つけないからやっていたことだが、これが眠れなくしていることに気づく。二晩実行したが、早起きができる。