快晴
●ノーベル物理学賞の発表があった。真鍋淑郎博士と聞いて、すぐに名字から愛媛出身の方と思ったら、やはりそうだった。大江健三郎氏は大洲市の奥山の直瀬、今回の真鍋淑郎博士は新宮村。山村からノーベル賞の授賞者がでるのも興味深い。真鍋博士の生年は1931年でいまなお研究を続けられている。共同受賞者も1931年生まれのドイツ人と1948年生まれのイタリア人。
快晴
●30日に緊急事態宣言が解かれて、人出も増えたらしいが、家居に慣れて、どこかへ出かける気にならない。
●昨夜からネットがつながらない。いろいろ試し、今朝11時半ごろ繋がる。天気が影響するのかもしらん。
●句美子がマカロンを持ってきてくれる。次は何がいいかと聞くので、虎屋のおもかげと返事。あんこのお菓子については、自分では気づかないが、「お母さんの餡子のほうがおいしい」とよく言うらしい。
●去年開催予定だったのサントリーホールの内田光子のコンサートのチケットを買ったと教えてくれた。席はs席しかなくて、16000円だそうだ。大丈夫生活費は残してあるからと付け加える。モーツアルトとベートーベンとのこと。ようやく日常がもどりつつある。
快晴、夜一時雷と大雨。
●台風一過の快晴。夜7時半ごろ雷と雨。日吉では1時間に30mmの雨。これは夜のニュースになった。
●①信之先生の句集の編集に本腰を入れる。10月中には済まさねば。
?11月は花冠365号2015年7月~2020年12月までの俳句作品だけを掲載する別巻を出したい。
③引き続き花冠366号を1月10日に発行予定で編集をする。
この3点重要事項を今年中に終わらせる。
●30日に眼科で視力検査をしたら矯正視力で1.2だった。まだ目が見えるということ。眼鏡は持ってい入るが、めんどうで使わない。必要なのは虫眼鏡。
雨、台風。
●昼頃から雨が強くなる。
●今日から10月。予想しなかったことがいろいろ仕事に入る。9月の間、神経質になるほど病院にかかった。眼科、歯科、整形外科、ハート内科。甲状腺癌の継続治療だけが残るが、間もなく行く。これで年末から来年の年初までいけると思う。
晴れ
朝焼けのひとときありぬ芋畑 正子
酔芙蓉白と紅とが分かつ朝 正子
露草の青の散らばる貸農園 正子
●起きたのは4時。5時ごろベランダからの空を見ると、雲がうすくばら色に染まっている。散歩のチャンス。行く方向はばら色の雲の方へと思い、外に出ると5分もしないのにばら色の雲は消えていた。すじ雲の下に灰色の雲がうっすらとかかる。5丁目の丘へ行く。軽く歩ける。脚が治っているのを実感。
●現代俳句協会に再加入の勧めに、主人に相談すると返事したものの、相談はしていない。せっかくの勧めなので。世の中点と点の結びつきと思えばとか
、ご縁とか言うものなのでとか、思ったりする。
●今朝、散歩しながら、子育ては卒業したと思いたいところだが、そうはいかないのかもと思い直した。情報にアンテナを張り続けるのいい加減いやになるが、情報はやはり、多い方がいい。ぬかってはいけない。息子が幼稚園のお迎えに遅れる私に、よく言っていた。「お母さん、油断大敵だよ。」と言いながら走って帰って来たことが何度か。
曇
●台風16号が近づく。
●現代俳句協会の事務局から電話。「花冠」の雑誌を送ってほしいと。
送付したつもりだったが、漏れていたようだ。失礼をお詫びした。俳人協会にも送り忘れているかもしれないと、「花冠No.365号7月号」の発送先を確認。
●事務局の水野さんが、電話をしてこられたのは、「角川10月号」のクローズアップに掲載された髙橋句美子の俳句を読んで注目したからという。「将来性があるとかなんとか」、「さすが主宰の家の娘さんで、」言って。彼女は、今現代俳句協会の会員。若いから残るように言っていた。信之先生と私は、自然退会の扱いとなるようにした。信之先生と私に再加入してくれるようにという依頼。信之先生は90歳という年齢なのでお断り。私は検討しますと返事。
晴れ
朝顔の蔓に枯れ色みえはじめ 正子
朝顔の紫濃ゆし咲き残り 正子
さつま芋二個の重量分けくれぬ 正子
●今日は歯医者と信之先生の薬をもらいに。
●眞子さまの結婚の話題でテレビが盛り上がっている。昭和天皇が天皇でいらっしゃったときと、今とは、天皇制の意味が違ってきているように思う。戦後すぐに生まれたものたちも、戦争がどういうものなのか、天皇がどんな役割をはたされたのか、おぼろげながらでも体のどこかで知っている。天皇制を学者の方々にしっかりとクリアに議論してもらいたいと正直思う。
●菅首相が学術会議のメンバーから加藤陽子東大教授を除外したこと、安倍元首相が森加計問題をうやむやにしたこと。この二つは、一小国民として許せない。人事権を使いすぎる、忖度を押し付ける。力がないからと思えてしまう。自民党総裁選挙が明日に迫るなか、ひとごとではあるが、ひとことでもないようでもある。
晴れ
●朝は5時前、起きるとすぐにベランダに出る。朝の空気と鉢植えの植物を見て、庭に出た気分を味わう。庭のある家に住んだときは、起きるとすぐ庭に出て、庭を歩いた。100坪余りの土地にいろんな植木や植物を植えていたから庭の仕事はいくらでもあったが、まず歩いた。今朝は本当に冷え冷えとした朝で、9月とは思えない。10年も前にイギリスに行ったとき、9月だったが、ウィンダミア湖を船でゆくと、真冬のような寒さだった。薄手のコートとマフラーでは寒すぎた。フランクフルトに行った時も7月だというのに、朝はカーディガンが欲しかった。ベルリンの夏の空高くから降る霧雨は、わびしくて、人さらいがきそうで、子どもたちを思わずわが身に引き寄せた記憶がある。今更のようにヨーロッパの夏から初秋を思う。
●玄関に積んである世界文学全集。孫がその数を数えて遊ぶだけのものになっていたが、ちょっと一番上にある本をとると、トルストイ。開けると「クロイチェル・ソナタ」が目に付く。いつか読んだような気もしたが内容は覚えていない。途中まで読んで、止めた。そういえば、前もこんな感じだった。ロシアの長距離列車内での話から始まる。その退屈さを思いつつ、退屈になっていって止める。それからが肝心な話なのだが。ベートーベンのクロイチェル・ソナタが、トルストイの小説を生み、ヤナーチェックの曲を生む。久しぶりにネットでクロイチェル・ソナタを聞く。
曇
●「角川俳句10月号」に句美子の「白靴」7句が掲載される。