快晴
●見渡すかぎりの青空。富士山が見えるかもしれないと5丁目の丘へ。丘の一番急な所の屋敷林に鵯の声に混じり、ぎゅぎゅぎゅっと鳥の鳴き声。オナガかなと立ち止まる。樫の大木の上に現れた2羽の尾が長い。横を向いてくれれば羽の色がわかるんだがと思いつつ様子を見ていた。白っぽい灰色。前見たときは水色にも見えた羽だが、きょうはうすい灰色。たしかにオナガに違いない。そのうち、数羽が飛び立った。もっといるらしい。樫のとなりに栴檀の実より少し大振りの実が生っている。これを食べているのかも。思いかげずオナガに遇った。
丘が下り坂にさしかかるところから富士山が見える。頭上の快晴をよそに、富士山の方には白い雲が寄っている。富士の山頂は霞んでいるがその形がしっかり見える。帰り、葦の真っ赤な紅葉を二本荒れた畑からもらった。
●小野京子さんと言う方から俳誌「少年」11月号が送られてきた。「少年」は、稲田眸子氏主の主宰で、眸子氏には一度俳誌協会かどこかでお会いしたことがある。
雨
えご黄葉脩先生は花を詠み 正子
雨後の陽が差しきてえごの黄葉照る 正子
二切れの大根ま昼間ふろふきに 正子
●昨日夜から降り始めた雨。今朝は本降り。
●歯医者へ。次は3か月後の2月の初め。
●きのうのこと。句美子がふるさと納税で、松山の労研萬頭と頼んでくれたのが届いた。冷凍で40個。種類様々。なんとか冷凍庫に収めた。勝山町と大街道に店があって、アルバイトの帰りなどにときどき寄ったなつかしき蒸しパン。夜学生の支援のために戦後はじめられた労研萬頭。うずら豆が一番人気だったが、今も変わらないらしい。蒸しパンの白い生地にうずら豆が点在してその豆が咬めば甘い。今朝、蒸し器で蒸して朝食にした。
晴れ
日当たりて菊の匂いの麓より 正子
菊の香の日に立ちあがる清しさよ 正子
青空に雲あり菊の香が立てり 正子
●2時半ごろ5丁目の丘へ。丘へ登るふもとの駅の横の畑には、小菊が日差しを浴びてよく匂っていた。小鳥はこの時間鳴かない。まだ立派な家が空き家になり、前の広い畑は雑草が生えっぱなし。一昨年までは綺麗な畑だった。おじいさんが亡くなったのだろう。落葉が坂道をからから転がる。貸し農園にも行って見たが、なんの感興も呼ばない。帰り、ブックオフに寄って帰る。
●昨日夕方のこと。句美子が来て「重かった」とリュックを下した。ふるさと納税で大洲の里芋が届いたので全部持ってきたという。5袋、4キロが冷蔵で届いたという。一袋開けて、里芋の味噌汁に。ほっくりとしておいしい。残りは一個一個キッチンペーパーに包み、それを新聞で包み、ナイロン袋に入れた。もつかどうか心配になり、今朝二袋分皮を剥いて、軽く茹でて冷凍にした。里芋は畑から掘ってすぐでないと、本当の美味しさは味わえない。
●古いプリンター処分しようと思い、ダメなことはわかっているが、もしやのこともあるので、使えるか確かめた。なんとコピーが出来た。壊れてなかったのかと続けてコピーをするが、2枚でできなくなった。やっぱり壊れている。新しいのは、句美子に夕べ設定してもらった。設定するから、里芋を料理してくれるようにと。自分の家のプリンターも壊れたとのこと。プリンターって、テロに遇ったみたいに突然壊れるねえ、と。たしかに。使ってて、急に使えなくなる。。
曇
●今日は立冬。変哲もない毎日に、「立冬」というけじめが突然来た。少し寒いかなと思うとき、電気ストーブを一本つけている。その程度の寒さ。
●昨日3時近くから、センター北のユザワヤへシンブルを見に出かけた。母たちが使っていた指ぬきは別の場所で売っている。西洋指ぬきとでもいおうか、それはシンブル(thimble)と呼ばれて、革あり、金属あり、シリコンあり。1個千円ぐらい。指に帽子のようにかぶせるのを買いたかったので、買わないで帰る。
達磨レース糸40番が一巻き1950円で売られていた。こんなにしたのかなあ。学生時代、レース編みに夢中になって、ドイリーを何枚も、テーブルセンターも、母にレースのカーディガンも編んだ。遠い昔の話だ。そのころもっと繊細な糸が欲しいと思っていた。今日見ると30番がある。これこれ。初めて30番のレース糸に出会った。買おうと手を伸ばしたが、この年ではレース編みは無理かもしれないと思いとどまった。
それから、ちいさな刺繍のキット。小さい割に高い。手芸品のコーナーをしばらく見ていたら、遠い昔にタイムスリップした感じになった。
●モザイクモールのBook1stへ。この前買った青い鳥文庫の『赤毛のアン』。小学生向きにわかりやすくしているせいか、なにか平板、優等生的な文章。優等生的文章は、人の頭を悪くするのではと言う思いがよぎる。それで、岩波の少年文庫をいろいろ見る。いまも訳が改定されているものもある。
Book1stを出ると外は暗い。五時過ぎの電車で帰る。夕飯は味噌汁とレンチンとトマト。
。
晴れ
●毎年たのしみにしていた「つがるのりんごジュース」。飲み口がさわやか。今年は1本買っただけで売り仕舞いに。数日前「希望の雫」と言う林檎ジュースがあったので、今日店に行くと、取り扱い中止。仕方なくほかのストレートジュースを買ってみる。くず林檎をしぽったのではないかという感じだった。それでもストレートはストレート。飲み慣れれば、まあ、いいか。
ラ・フランスのストレートジュースがあったので買った。ジュースというより、スムージー。これなら、そのままラ・フランスを食べたほうがいい。今年はどうして、りんごジュースがないのか。コロナのせいとは聞いていない。
●
晴れ
●お昼前、ヤマダ電機へプリンターを見に。6000円台のがあった。プリントとコピーができればじゅうぶんなので、これを注文。ところが、これは売り物ではないとのこと。売り物は今一台しかなく、いつ入荷するかわからないという。コロナのせいで、半導体が手に入らなくて、プリンターの生産ができないらしい。プリンターのどこに半導体を使ってるのよ、と言いたいが、プリンターは商売道具。「一台でもあって幸運」と思いそれを買う。3万円を超えた。ああ、6000円のでいいのに。7キロのプリンターを下げて、腕力を試すべく電車で帰ったが、買うだけで疲れた。設定は後日。
●電車のなかで、何を節約すればプリンター代が出るんだろうと、考える。例えば、花苗ではなく、種から蒔く、水や電気の無駄遣いに気を付ける。山寺のような生活しかないなあと。ひとりで暮らしているのではないので、節約はできそうもないが。
晴れ
●プリンターの故障を直そうとするが、紙送りができない。花冠の編集もあるし、年末にもかかるし、新調を考える。
快晴
秋の陽に当てし布団のすがしさよ 正子
秋の夜のふっと清しき布団の香 正子
新あずき重さほどよき袋詰め 正子
●文化の日の晴れの確率は高いらしいが、今日も快晴。実際は3年ぶりの晴れらとのこと。
●昨日夕方から、何かの拍子にプリンターの調子が悪くなった。昨日は原稿の印刷も途中で放り出した。パソコンを再起動したりしてみるが、相変わらずダメ。
●新あずきを注文していたのが届く。
曇
●日曜日に句美子が頼んでくれた久留米絣の半纏が届いた。スマホの写真では柄がよく見えなかったが、「横絣」という模様。肩からすっぽり覆われる。私のではなく信之先生用。今まで着ていたのは、文人模様。どちらも小さい柄だけれど、少し雰囲気が違う。
●コロナの新規感染者が神奈川や東京でも一ケタになる。コロナで死ぬ目にあわなかったので言えることだが、テレワーク、行動の自粛などで起こった変化で社会が新しくなった感じだ。しがらみが少なくなっていると思う。