晴れのち曇り
●午前中、信之先生の通院に付き合う。病院も薬局もひどく混んでいて、時間がかかった。
●角川年鑑2023年版の原稿依頼について、不思議なことがあるので、メールで尋ねることにした。
●きょうから気温が下がる予報だったが、夕方まではいつも通り暑かった。夕方曇って来て風も出て少し涼しくなった。
晴れ、風強し
●ハート内科受診。夏なのに血圧が高すぎて薬が増える。内科の先生が私の血圧管理は難しい。でも必ず治します、と言われる。血圧が変化しすぎる。普通の内科に通っていたら今頃どうなっていたんだろう。帰りのバスは、間が悪くて2回乗りそこなう。
●ニトリで茣蓙一畳を2枚頼む。出入り口の畳の汚れと日焼け防止のため。品名を見たら、上敷きとなっていた。昭和の30年ごろ、着物を着るときに茣蓙を一枚広げてその上で着ていなかったか?そんな記憶がふっと蘇った。
●大学時代「原理研究会」というのが大学にあった。大学内で立て看板も見た。「原理、原理」と言う声も実際聞いたし、活動している学生も知っていた。キリスト教の原理であると聞いていたが、キリスト教の原理てっ何よ、という感じでそれが実際は何であるか本当のところは知らなかった。今になって明らかになりつつある。「うーん。」と思うばかりでウッカリ言葉が発せられない。
雨。
台風の雨を来し子の傘の紺 正子
コンクリートを流れるときも秋の水 正子
夜の秋ジェーン・エアを見ておれば 正子
●台風8号が夜伊豆半島に上陸。勢力が弱まったのか、雨も風もひどくなかった。
●元と元希が来る。台風が来ているので心配したが、それほどの雨ではなかった。昼ご飯を一緒にして2時間少しいて、台風が心配なので早めに帰った。
元希はファックスが気になったらしく、父親に説明してもらっていた。「メールがなかった時にとか、なんとか」。家を片づけていて英会話の子ども用のCD”Let's Go”がたくさん見つかったので、持ち帰った。
●YouTubeで偶然「Jane Eyre」が見つかった。BBCが放送したのを日本語に吹き替えたもの。夕食後台風が来ているのをよそ眼に見た。ブロンテ姉妹の住んだ牧師館を思い出した。9月の終わりなのに紫陽花が古風な色合いで咲き続けていた。墓地もすぐ近くにあったことも思い出した。イギリスの色あいが懐かしく思い出された。日本も今秋になっているのだ。
曇り、雨ぱらつく
●今朝の風は涼しいと思うや雨がぱらついた。それほど降らなくてすぐ止んだ。数日前虫の声を聞いている。蝉の声は遠くより、すぐに鳴き止むが、また弱弱しく鳴く、そして鳴き止む。
●今朝「俳壇9月号」の「好きな植物を詠む」を所々読んだ。みなさん、よくこんなことを考えて植物に向き合っておられるんだと感心する。私は、単純にその植物が好きで見れば嬉しくなって、いいなあと思っているだけ。できれば、皆さんが考えているようなことは考えたくないために、植物を見ている。まるで方向が反対なのだ。頭の中を空にして、のほほんと暮らしたいのだ。
きのうネット短信のメールで9月号の注文を募るが、いまのところ1名のみ。
晴れ
●「俳壇9月号」(8月14日発売)に結社主宰101人競詠「好きな植物を詠む」に正子の俳句が掲載される。ネット短信No.383にそのことを載せ、注文を受け付ける。申込締め切りは8月17日(水)とした。
夕べひととおり読んだが、植物の詠み方がそれぞれとはいえ、俳人の好きな植物はそれほど雑多ではない。蕨(夏蕨)、青芒、蓮、吾亦紅は私も詠んだが、未草はだれも居なかった。同じ植物が好きな人には親近感が湧いたのは事実。
作句場所は台所、城ヶ島、尾瀬2句、予讃線。どれも愛着の場所。
●角川俳句年鑑の俳人住所録に信之、正子返信。今年から所属団体を書くことになった。
晴れ
●35℃ぐらいで暑いが、空の色や朝吹く風に秋の気配を感じるようになった。
●来年の9月には花冠創刊40周年になる。今から考えておかなくては間に合わなくなる。30周年のときは記念号を出した。通常の雑誌に、合同句集を加えたもの。別に合同句集をハードカバーで作ると100冊で原稿をPDFで作ったとしても数十万かかるので、赤字となる。合同句集を出して雑誌の経営が赤字になって苦労した話は聞いたことがある。結局、30周年記念号と同様に40周年記念号とするのがいいかと思う。
30周年記念号では、正子の花についての通し記事があった。これに変わる物を何にするか。
晴れ
●完全に暑さが戻って来た。35℃、36℃が続きそうだ。本棚に本を収めるのに今週いっぱいかかりそう。クローゼットの洋服を風に当てる。信之先生の喪服は手をとおしてないのに、カビが発生してクリーニングに出した。誰のときに着るのだろうと思いながら。
晴れ
くすの木に声のすずしき鳥がおり 正子
日が暮れる日が暮れるぞと蝉の声 正子
夕蝉に桜大門暮早し 正子
●夕べ雨が降ったようだ。晴れるとやはり暑い。
●暑中お見舞いを頂いた方へ、今朝、残暑お見舞いの葉書を出す。ttps
みんなすごい頑張りよう。大方毎日投句しているから、とにかくすごい。
●「俳句四季」への句美子の投句原稿を見る。きのうの予定が今日になった。忙しくても、質は問わないから新しく句を作るように厳しく言っておいたら、昨夜夜中近くにメールしてきていた。
新しく作った句がないと、なぜか句全体にみずみずしさがなくなる。いつも不思議に思うことだ。俳句はわずかな時間の移り変わりと捉えているのではないかと思う。時は巡るのではなく、矢のように進んでいるのではないかと思う。地球は光に乗ってどこかへ向かって進んでいるような気がする。