9月17日(土)

曇り
●台風14号がこれまでないほどの強い大型の台風となって奄美大島辺りを北上している。
●福山の妹から葡萄が送られてくる。故郷は葡萄の産地だが、栽培される葡萄も時代と共に変わってきている。以前は本当に葡萄らしい葡萄のニューベリーAという品種だったが、もうほとんど栽培されていないのかもしれない。シャインマスカット、ピオーネ、それからぬまくま葡萄という皮ごと食べれる新種が入っていた。
●句美子にメールで連絡してもナシのつぶて。電話をすると、コロナではないが、熱が出ているとのこと。句美子の家分の葡萄も一緒に送ってきているのでので夕方持って行く。数か月ぶりの目黒線。

9月16日(金)

晴れ
●髪を切る日をいつにするか、決めかねる。思いついて急に行ってもずいぶん待たなければいけない。今回は昨日ネットで予約したので、今日髪を切ることになった。スタイリストを指名するのも面倒。いいスタイリストに当たるかどうか運任せだが、今日はすっきりと切ってくれた。スタイリストさんとそっくりな髪形になったなあと思いつつ合わせ鏡を見た。

9月15日(水)

晴れ
●「俳句四季10月号」が26冊届く。句美子の俳句「精鋭16句」が掲載されている。注文したのは句美子なのだが、間違えて発行所に送られてきた。花冠の人たちにも送るとのことなので、宛名シールを印刷する。
精鋭16句掲載の4人の年齢は不明。精鋭といいながらもそんなに若い印象がない。

9月14日(水)

曇りのち晴れ
●『俳句再考』(林誠司著/俳句アトラス)を送っていただいた。ブログを本にしたもの。内容は、俳句を作るひとなら常識としてしっていることだが、ぶっちゃけ本音が出ていて、読み易くて生き生きとした本と思う。
●口語俳句作品大賞への応募作品について美知子さんと電話で話す。口語俳句作品として某俳人を選者たちが持ち上げているが、作品は詩としての言葉の品位がないからダメでしょうという結論になった。上品な言葉と言う意味ではない。芭蕉風に言えば、俗語が正されていないということ。
美知子さんには主宰者側が応募を勧めてきたらしいが、美知子さんの作品はすごくいいから、チャレンジは重要、けど期待はしないでおけば、と返事した。
●今日も、エリザベス女王の繰り広げられる葬列のライブ配信をスマホで見た。バッキンガム宮殿から近衛兵に守られ、砲架車に乗せられ馬に曳かれた棺が、太鼓でリズムを取る音楽隊先導され、新国王や皇太子らに付き添われて40分ほどかけてウィストミンスターホールまで運ばれた。棺に眠る女王の威厳がひしひし感じられる葬列だった。棺に載る王冠はエディンバラのとは違って、紫色のダイヤモンドが輝くような美しい王冠だった。感極まって泣く人もいる。

9月13日(火)

晴れ
●夕方5時の予約で歯医者へ。治療椅子の前に、地球の衛星画像が映っている。ウクライナの真上からの映像は、ほとんどが暗い。キエフは少し明るいが、ロンドンに比べれば小さなあかり。
●エリザベス女王が亡くなって、テレビでは、葬式や通夜のようすがいろいろ映し出されている。このような国葬の儀式はずっと昔から続いているのかと思ったら、ネットで調べると19世紀にこのような形になったとのこと。人は死んだときにその人の真価がわかるという話を昔聞いたが、葬儀の様子をテレビやYoutubeのchannel4など で見ていると、かつて大英帝国を誇った君主の死は、壮大というのか、表しがたい規模である。スコットランドのエディンバラでの葬だけでも私は驚いているが、ウェストミンスター寺院での葬儀は、想像できない。新国王夫妻は、忙しそうであったが、北アイルランドにも出かけていた。ユナイテッドキングダムというのは、こういうことかと思った。
女王の追悼に牧師が読む言葉が詩文のような抑揚だったので耳をそばだてて聞いた。イギリス旅行のとき、バースにも行ったが、本屋の店頭には詩集が積み上げられていた。そのとき、記念に詩集を買わなかったのを今は残念に思っている。
新国王が「シェークスピアが言っていることだが、エリザベスⅠ世が云々言ったことを私も受け継いでいく」ということを読みあげていた。私の聞き間違えでなければ、エリザベスⅠ世と言ったと思う。

9月11日(日)十六夜

晴れ
●9月月例ネット句会
投句
精霊バッタ飛び発ち翅のみどり透け
雹跡の疵梨剥いて野趣ふかし
名月のやすらう空の鉄色に
●「自由な投句箱」9月1日~10日の投句★印評価を操作ミスで消してしまった。句会の選をしながら、しこしこと書きこむ。原稿を作るのがいいが、手間なので直接書いている。上手くすれば元のが残ることがあるのに、今回はすっかりダメになった。
●エリザベス女王の国葬が9月19日と決まる。今日はバルモラル城からエディンバラまで6時間かけて王室旗を掛けられ、その上に花輪を置いた棺を運ぶ車の葬列をテレビでみた。車はベンツで棺がよく見えるようにガラス張り。エディンバラにあるホーリールード宮殿に安置されている。スコットランドでは、スコットランドの民族衣装のキルトをまとった兵士に棺が担がれていた。それからロンドンまで軍用機で運ばれ葬儀となるとのこと。

9月10日(土)十五夜

晴れ。
●きのうまで降り続いた小雨。今朝窓を開けて、ぴかぴかの天気に驚く。なにしろ今夜は十五夜。土曜日は拭き掃除の日としているので、掃除に精を出す。丘に上って月見の花をとってくる。
●昨日、松野さんからお葉書をいただいたので、返事。
●美知子さんからの口語俳句大賞への投稿の句を読む。20句投句、20日締め切りとのこと。

9月9日(金)

小雨
●朝方、点けっぱなしたテレビからエリザベス女王が亡くなられたと言うニュースが聞こえた。イギリス時間では8日。女王の最期は何げなく気になっていた。6日には新首相の任命をされたばかり。最後まで公務をされていたということになる。子どものころから女王様と言えばエリザベス女王だったので、絵本や童話の理解をどれほど助けてくれたかと思う。ご冥福を。
●涼しくなった。ずっと雨。『日本の思想』(丸山真男著)がまた話題に上っているらしい。1961年に初版が岩波新書から出て2000年印刷のが手元にある。初めて私が読んだのは、50歳を過ぎていた。この本を読んで、私が長年感じ、悩みもした問題は、日本社会の問題から来ているのであって、私のせいではないということを悟らせてくれた貴重な書なのだ。これを高校生の時に読んでいたら、1965年ごろに読んでいたら、悩まずに済んだのに思った。それを信之先生に言ったら、「いや、今でいい。」という返事だった。めんどくさくなりそうでその意味は聞きはしなかったが。
夕べ読んでみようと、あれから25年経っているが、字が霞むようで、頭も老化して、なかなか読めない。鉛筆で印をつけているところを読んで、納得している次第。

9月8日(木)

曇り、ときどき小雨
●10日の土曜日は十五夜。松山の坊ちゃん団子がコープから届いたので、元希に送る。天一書房をぶらついて『図形の図鑑』(Gakken)が面白そうなので買ってきた。低学年用かもしれないが、18ページが2750円。高いなあと思いつつ、「難しいことばかりやらなくていい、でも質は下げないのがいいんじゃない」と思いつつ買ったた。それも宅急便にいれる。
●また、天一書房で、著名俳人のエッセイ、売れ筋として並んでいた。ぱらっと始めを読む。ああ、またか、と読まなければよかったの感じ。新書コーナーをぶらついて『ハンナ・アーレント』(中公新書)を見つけた。有るとは思わなかったがあった。見つけたときの不思議感。