5月13日(火)

晴れ
ひんやりしている。5月月例ネット句会の入賞発表。おわびの文章を何か所かに書いた。おわびは正直に書けば、なんていうことはない。みんなもそうかと理解してくれている。そそっかしい先生だと思われているだろうが、それも愛嬌だろう。間違いなんて、大したことないのだ。

●洋子さんの『俳句の杜2025』の原稿の100句の順番と、俳歴、エッセーにすこし補足させてもらった。今日で私の役目は終わり。夜電話して原稿の修正や補足について細かく話した。

5月12日(月)

●予定では、今日月例ネット句会の入賞発表をしなければいけなのにできなかった。あきらめて明日の発表とした。

●都筑図書館に正午ごろパソコンを持って出かけた。インターネットを使うためだが、初めてなので、様子がよくわからない。館員に聞くと、余計な説明はしないと言う風に思えた。「パソコンのことはご自分でなさってください。」と言う。

そうではなくて、電源はどこか、どの席で使えるのか、費用はいるのかを聞きたかったのだが、なにを思い違いをされたのだろう。気分を悪くして、パソコンをデスクに置いたまま、文庫本を書架から四、五冊持ってきて読むことにした。すると隣に男性が来て、どさどさとパソコンを開いた。電子工学〇〇という本を手にしている。どうするのか様子を見ていた。それでその人を真似ていろいろやった。結局5時の閉館までパソコンで仕事ができて、まあよかった。ウィンドウズ95が出た時、パソコンは、「見様見真似で覚える伝統文化だ」という人もいたくらいだ。いちいち分厚い説明書なんて読んでいれないから。

5月11日(日)

●5月月例ネット句会

今日は月例ネット句会だったが、清記の書き込みの際にミスをしてしまった。入賞発表の原稿を早めに作ろうとして、それが裏目に出た。選者詠の句をコピーするつもりが、切り取ったことに気づかずそのままネットにアップした。それで混乱が生じた。おまけに15番を2句作ってしまった。

パソコンもトラブって、さっぱりだったので、すべてあきらめた。趣味なんだからと、腹をくくって一夜過ごした。

5月10日(土)

小雨
山桑の実をもぎて手ぬらす雨雫     正子
ひるがおを疾風はたはた吹きいたり    正子
朝顔の双葉に土付け芽生えたり    正子

●洋子さんとアンソロジーの秋冬の句について電話で話す。

●母の日のプレゼントにとらやの羊羹をもらった。新茶がそろそろ。ちょうどとらやの羊羹の「おもかげ」を食べたいと思っていたところ。

5月9日(金)

天気はどうだったか?

夕焼け小焼けハミングすれば児が眠り 正子

●晃さんと俳句鑑賞の定番の仕方などについて電話で話す。

●眠らない子に歌う子守歌は、わが家では、歴代「夕焼け小焼け」。私の二人の子供も、4月に生まれた孫も、低くハミングする「夕焼け小焼け」で眠りだす。親の娘まで眠りそうになるから、「もうやめて」といつ言おうかと思うと、言う。

5月7日(水)

晴れ
二日遅れの早き夕べの菖蒲風呂  正子
菖蒲の茎根もとほのかに赤らめる 正子
夫亡きあとは娘に立てる菖蒲風呂 正子

●『俳壇年鑑2025年版』を秀之さんに一冊譲るため、郵送。
●本日仕上げる予定の洋子さんのアンソロジーなかなか進まず。

After my husband passing,
I make a shobu bath
for my daughter.
                                      ― Masako

     I shipped the Haidan Yearbook 2025 to Hideyuki-san. I had two copies of the same Haidan Yearbook 2025—one that I purchased and another that was given to me by the publishing company because they advertised our haiku magazine, Kakan.

     Ich habe das Haidan Jahrbuch 2025 an Hideyuki-san verschickt. Ich hatte zwei Exemplare desselben Haidan Jahrbuchs 2025 – eines, das ich gekauft habe, und ein weiteres, das mir vom Verlag gegeben wurde, weil sie unsere Haiku-Zeitschrift Kakan beworben haben.
以下のような説明文がネット上にありました。
  ※Die Haiku-Zeitschrift Kakan scheint eine etablierte Publikation zu sein, die sich intensiv mit Haiku beschäftigt. Sie wurde 1983 von Takahashi Nobuyuki in Matsuyama gegründet und hat eine lange Tradition in der Förderung moderner Haiku-Dichtung. Die Zeitschrift wird von Takahashi Masako geleitet und bietet eine Plattform für zeitgenössische Haiku-Dichter.
Interessierst du dich für die neuesten Ausgaben oder möchtest du mehr über die Geschichte und die Autoren erfahren?

 

5月6日(火)

若葉雨よじれて白き雨となり 正子
母と子と眠りやすけき若葉雨 正子

●一日雨。きのう2度目の菖蒲の葉を買ってきたが、菖蒲湯をたてることができなかった。みんなシャワーで済ませてしまう。菖蒲湯は、いつ立ててもいいらしいから、明日立てることにする。訪問入浴で信之先生は菖蒲湯に入れてもらった。この菖蒲湯が最後の入浴となったことを思い出す。菖蒲湯に入って旅立った。

●明日から友宏さんが育児休暇が終わって出勤なので、夕方自宅に帰り、今夜は赤ん坊と句美子と私だけになった。一人居ないだけで、静かになった。母子でしずかに眠っている。
Mother and child,
sleeping peacefully ―
young leaf rain.
          ― Masako
     It rained all day today. I bought shobu leaves again, hoping to finally prepare a shobu bath. A few days ago, I had purchased some as well, but the timing never felt right—everyone in my family had already finished showering.
However, they say one can take a shobu bath whenever they wish. I think of Nobuyuki Sensei, who had one prepared for him by visiting helpers. It happened to be his final bath. Twenty days later, he surrendered to the quiet embrace of the beyond.

     Es hat den ganzen Tag geregnet. Ich habe wieder Schobu-Blätter gekauft, in der Hoffnung, endlich ein Schobu-Bad zuzubereiten. Vor ein paar Tagen hatte ich ebenfalls welche gekauft, aber der Zeitpunkt fühlte sich nie richtig an – alle in meiner Familie hatten bereits geduscht.
Aber man sagt, dass man ein Schobu-Bad jederzeit nehmen kann. Ich denke an Nobuyuki Sensei, für den eines von seinen Besuchern vorbereitet wurde. Es war sein letztes Bad. Zwanzig Tage später trat er seine letzte Reise in den Himmel an.

5月5日(火)立夏・子どもの日

曇り、ときどき晴れ
立夏の月うす墨いろの空に浮き 正子
金雀枝の黄金八方へと弾け   正子
遠目にも柿の若葉の色濃かり  正子

●立夏と子どもの日が重なった。八十八夜から立夏にかけてが一番麗しい季節と思える。晃さんが俳壇年鑑2025年版掲載の花冠会員5名の句を一生懸命書いてくれている。たのしみにしている。晃さんは俳壇編集長からの信頼が厚いようでそのような文面のメールを転送してくれた。花冠の信用も上がるというもの。

●赤ん坊の子どもの日の写真を撮るので、私も入るようにという。普段着のままで1枚いれてもらった。飾りは元のが綺麗なので大丈夫と言って、間に合わせで飾ってある。弓矢と太刀と金太郎人形。小さい鯉のぼりを入れて撮った。赤ん坊は4月1日生まれなので、35日目でいいのかな。
Golden brooms
 splash  in every  direcrion,
in an abandaned  garden.
          ― Masako

The beginning summer,
the moon adrifts
in the pale gray sky..
                                ―  Masako

5月4日(日)

曇りときどき晴れ

●自由な投句箱の5月2日分に洋一さんの句が原稿にはあるのに、表に反映されない。洋一さんの部分だけ。そこをコピーして新規に投稿したみたが、原稿にはちゃんとあるが、表に反映されない。幽霊みたいな現象が起こった。理由はわからない。

●洋子さんのエッセーの打ち合わせと電話とメールで。

●「俳壇年鑑2025年版」の花冠の5名5句の鑑賞文を美知子さん、晃さん、秀之さんが書いてくれることになった。

●今日は夕飯をいつもより30分早く作った。なにか魚が欲しいが、近所のスーパーでは、切り身ぐらいしかない。鮭か、ブリか、鯛か、鱈か、と言った具合。鰈とか、鰺とか、烏賊とかあればいいのに何もない。仕方なく、冷凍の鰈と、ワタリガニの冷凍を買った。カニは身を食べない味噌汁に。目先が変わっていいかも知れないと思い選んだ。友宏さんは、珍しがって、どこで買ったのか興味があるらしかった。句美子は素知らぬ顔で食べていたが。

●テープカッターが壊れたので、コクヨのものを文具屋で買った。色は白、チャコール、キウイカラーの3色あったので、キウイカラーを選んだ。買って帰るや句美子が「レトロな色だね。」という。前使っていたのが1週間ぐらい前に半分に割れてしまって使いものにならない。30年近く使ったがついに寿命がきた。スタイリッシュだったが、今日の方が軽く切れる。無いと不便なものの一つだ。