晴れ、風が強し
●午前病院へ。薬代を払おうとすると請求額がいつもの倍なのだ。4月に薬価の改正があって、私の薬は先発薬なので値上がったようだ。それに、いつもの薬がなくてジェネリックならあるという。「どうしますか」と言うのだ。どうします?と聞かれても心臓が止まるリスクを考えれば、「はい」というしかない。病院の帰りは1キロほどを歩いて帰った。バイパス沿いの歩道わきにブラックベリーが熟れていた。初め山桑の実と思っていたのだ。
●いつも行くスーパーに隣接したパーキングに生のオレンジジュースの販売機が出来ているのに驚いた。自動販売機の中に生のオレンジがたくさん入れてある。コインをいれるとオレンジをその場で絞って提供してくれるようになっている。1杯350円。
この自販機一つにしても、このところの物価上昇や米が店頭で品薄なのは、社会がはっきりと変わってきたのだ思わざると得ない。ウクライナの戦争が長引いてパンやケーキの値段はたしかに以前の物価感覚に比べれば倍になっている。戦争が社会を変えているのか、それともほかのなにが変えているのか。
晴れ
●今日はいい天気だったが、コインランドリーへまた行った。午前中まで干した洗濯物を乾燥機で乾かしたのだ。午後は布団を干したいのでそうした。子のコインランドリー、これからはなくてはならないものになりそう。
●「自由な投句箱」の5月16日から20日までの★印と秀句を選んでコメントをかいた。投句を読んでいると、文法的にどうしても不自然な句、間違いと言っていい句が出て来る。何十年も作っていて、なぜこんな間違いをするのかいつも思うのだが、よくわからない。これは文語文法に限ったことではなく、口語文法でも間違っている。日常的にちゃんと話しているのに、俳句では間違える。俳句が短いからだろうと思うが、なにか根本的に誤解していることがあるのかもしれないと思うこともある。
曇り
●ハート内科の受診日だったが、赤ん坊を病院に連れて行くので、キャンセルして水曜日に替えてもらった。連れて行くのは句美子だが、付き添いということ。赤ん坊にとっては、はじめての病院なのだが、私の行っているクリニックの斜め向かいなのだ。病気というほどの病気ではないが、飲み薬だの、軟膏だのいろいろもらった。気になることはお医者に診てもらったほうがいい。病院は小児科らしく感染予防のための待合室や授乳やおむつ替えなどため部屋もある。部屋には英語でいろんな動物の絵や名前が貼ってあったり、楽しめるようにしている。
●コインランドリーをきのうから使っている。ほぼ乾いた洗濯物をもっていっているので、ガス乾燥機で10分で終わる。からっと、ふんわり乾いて100円で済むのだ。
晴れ
ひんやりしている。5月月例ネット句会の入賞発表。おわびの文章を何か所かに書いた。おわびは正直に書けば、なんていうことはない。みんなもそうかと理解してくれている。そそっかしい先生だと思われているだろうが、それも愛嬌だろう。間違いなんて、大したことないのだ。
●洋子さんの『俳句の杜2025』の原稿の100句の順番と、俳歴、エッセーにすこし補足させてもらった。今日で私の役目は終わり。夜電話して原稿の修正や補足について細かく話した。
●予定では、今日月例ネット句会の入賞発表をしなければいけなのにできなかった。あきらめて明日の発表とした。
●都筑図書館に正午ごろパソコンを持って出かけた。インターネットを使うためだが、初めてなので、様子がよくわからない。館員に聞くと、余計な説明はしないと言う風に思えた。「パソコンのことはご自分でなさってください。」と言う。
そうではなくて、電源はどこか、どの席で使えるのか、費用はいるのかを聞きたかったのだが、なにを思い違いをされたのだろう。気分を悪くして、パソコンをデスクに置いたまま、文庫本を書架から四、五冊持ってきて読むことにした。すると隣に男性が来て、どさどさとパソコンを開いた。電子工学〇〇という本を手にしている。どうするのか様子を見ていた。それでその人を真似ていろいろやった。結局5時の閉館までパソコンで仕事ができて、まあよかった。ウィンドウズ95が出た時、パソコンは、「見様見真似で覚える伝統文化だ」という人もいたくらいだ。いちいち分厚い説明書なんて読んでいれないから。
●5月月例ネット句会
今日は月例ネット句会だったが、清記の書き込みの際にミスをしてしまった。入賞発表の原稿を早めに作ろうとして、それが裏目に出た。選者詠の句をコピーするつもりが、切り取ったことに気づかずそのままネットにアップした。それで混乱が生じた。おまけに15番を2句作ってしまった。
パソコンもトラブって、さっぱりだったので、すべてあきらめた。趣味なんだからと、腹をくくって一夜過ごした。
小雨
山桑の実をもぎて手ぬらす雨雫 正子
ひるがおを疾風はたはた吹きいたり 正子
朝顔の双葉に土付け芽生えたり 正子
●洋子さんとアンソロジーの秋冬の句について電話で話す。
●母の日のプレゼントにとらやの羊羹をもらった。新茶がそろそろ。ちょうどとらやの羊羹の「おもかげ」を食べたいと思っていたところ。
天気はどうだったか?
夕焼け小焼けハミングすれば児が眠り 正子
●晃さんと俳句鑑賞の定番の仕方などについて電話で話す。
●眠らない子に歌う子守歌は、わが家では、歴代「夕焼け小焼け」。私の二人の子供も、4月に生まれた孫も、低くハミングする「夕焼け小焼け」で眠りだす。親の娘まで眠りそうになるから、「もうやめて」といつ言おうかと思うと、言う。
晴れ
二日遅れの早き夕べの菖蒲風呂 正子
菖蒲の茎根もとほのかに赤らめる 正子
夫亡きあとは娘に立てる菖蒲風呂 正子
●『俳壇年鑑2025年版』を秀之さんに一冊譲るため、郵送。
●本日仕上げる予定の洋子さんのアンソロジーなかなか進まず。
After my husband passing,
I make a shobu bath
for my daughter.
― Masako
I shipped the Haidan Yearbook 2025 to Hideyuki-san. I had two copies of the same Haidan Yearbook 2025—one that I purchased and another that was given to me by the publishing company because they advertised our haiku magazine, Kakan.
Ich habe das Haidan Jahrbuch 2025 an Hideyuki-san verschickt. Ich hatte zwei Exemplare desselben Haidan Jahrbuchs 2025 – eines, das ich gekauft habe, und ein weiteres, das mir vom Verlag gegeben wurde, weil sie unsere Haiku-Zeitschrift Kakan beworben haben.
以下のような説明文がネット上にありました。
※Die Haiku-Zeitschrift Kakan scheint eine etablierte Publikation zu sein, die sich intensiv mit Haiku beschäftigt. Sie wurde 1983 von Takahashi Nobuyuki in Matsuyama gegründet und hat eine lange Tradition in der Förderung moderner Haiku-Dichtung. Die Zeitschrift wird von Takahashi Masako geleitet und bietet eine Plattform für zeitgenössische Haiku-Dichter.
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