1月20日(金)

快晴
●曇りの日が続いたが、今日は快晴。駅前のポストに葉書を入れに行って周囲をぐるりと回って帰った。駅のとなりの病院が1年前に閉院して今日は中で工事をしている。病院の駐車場の崖には藪椿が数本。その崖の端の階段を上ると、古い家が壊され更地になっている。その上の2件も空き家。そのうち更地になるのだろう。十五分ほどの散歩。

1月19日(木)

曇り
折箱の飯粒あまし寒中は    正子
蓋につく飯粒拾い寒きよし   正子
鉾立てる銀杏枯木の兵のごと  正子
●暖かい日と言われながら、曇っているので寒い。思い立ってカットを予約。1時間半後が空いていて予約が取れたので、それまで「自由な投句箱」の★印と秀句だけ選んで出かけた。
美容院は15日に閉店した天一書房の前。天一書房は閉店を報せる広告がしてあって、離れたところに3月1日から丸善が入ると看板が出ていた。本屋がまるでなくなると思っていたが、丸善が入るので楽しみ。
●お昼に崎陽軒のしゅうまい弁当を買って帰った。今もおいしいと聞いていたので、買ってみた。枌にはいったお弁当は昔ながら。蓋に付いた米粒をひとつぶずつ取って食べたのも昔のこと。信之先生は喜んで食べ始めたが、「弁当のなかでは味噌汁がおいしい」とか、「家のおかずの方が食べやすい」とか言いだして、食べかけてはやめるので、急いで親子丼を作ってあげた。

1月18日(水)

曇り
水仙の花屋の花となりさびし 正子
寒中の空暮れ始む星のいろ  正子
妹が育て冬菜の緑濃し    正子
●『森の生活』(上)を読み始める。
●アメリカで巨大竜巻が起こって被害が甚大だという。『オズの魔法使い』のドロシーは竜巻に巻き上がられて見知らぬ街に運ばれたが、想像上のことだけではなさそうだ。

1月16日(月)

小雨
●降り出したら小雨とはいえ、毎日雨。電気コードを足を思い切りひっかけたので、線が切れているらしい。新しいのを買いに日吉のノジマまで。
●編み掛けていたベストをほどいた。編み物は結局根を詰めなければ目がそろわないので、仕上がりが不満足になる。ここで思い切って「無し」にした。頼まれた原稿が気になるので、気がかりなものは無くす。
●花冠40周年の合同句集、美知子さんと話していて、一人50句がいいのではなかろうかと、今のところは落ち着いた。

1月15日(日)

小雨
●美知子さんが「紅まどんな」を送ってくれた。思わぬプレゼント。晩柑類で思い出すのは、インフルエンザと学芸会。そして露天商の飴細工。小学校の学芸会のころは、ちょうどインフルエンザが流行って、罹ると学芸会は欠席。家で一人舞台の様子を想像して水枕をしてひとり留守番。学芸会は村のイベントなので、飴細工の露天商が来たりする。器用にいろんな動物を作ってくれて、その技に感嘆して出場の合間に見ていた。飴細工職人はどこから来ていたのだろう。私の育った村は、広島県東部の海沿いの小さい村。

1月14日(土)

曇り
●昨日は昼過ぎから久しぶりの雨だった。
●日吉の天一書房が明日15日で閉店する。今日立ち寄ると文具が半額になっていた。買うつもりはないが、棚が空っぽになって、マーカーや鉛筆などパラパラ残っているだけ、一抹のさびしさが棚にある。日販と書いた段ボール箱が脇にずらりと積まれている。この店で買う最後の本になるかもしれないと思いつつ、岩波文庫の『森の生活 ウォールデン』(上)(ソロー著 飯田実訳)を買った。学生時代から気になって、今日まで読んでいなかった本。電車でぱらっとめくるといきなり、これはわが村のことではと思う書き出し。ソローは日本で言えば、幕末の人なのに。

1月13日(金)

晴れ。
●俳壇の原稿依頼。信之先生に相談したら、断れば余計面倒だ、という。それで、書きますと返事のメールを送った。2月15日のが締め切り。自由に外に出れないし、写真も要るし、5ページ割り当てられているみたいだし。
信之先生のベストを編んでいる。後ろ身ができたけど、前身ごろが残っている。原稿が気になって編み物どころではないが、今やめると中途半端。一気に編むかと。

1月12日(木)

晴れ
●俳壇から原稿依頼がメールでくる。編集長さんが変わって、文書ではなく、メールになったみたい。まさかの内容の依頼で取材がいる。介護で1日2時間ぐらいしか家を空けれなくて、取材に出れないので、諾か否か思案中。返事は明日ぐらいには。「俳壇」2月号も届く。

1月11日(水)鏡開き

晴れ
●1月も10日を過ぎた。1月月例句会には働き盛りの皆さんが参加してくださって、花冠に元気が出た感じがした。たしかに、数人いれば、それはすごいこと。『夜と霧』で有名なフランクルの言葉に、「世界は数人で成り立っている。」があったのを思い出した。大工さん、看護婦さん、と言ったような普通の人たち。
●茶碗蒸しを作った。食事時間が不規則で、3時ごろお昼になった。冷めた出汁があったので、茶碗蒸しを作った。夕べの作りおきのおにぎりと食べたが、体が温まった。
●シューベルトのバイオリンとピアノのための「幻想曲」を聞いた。今年はシューベルトを聞こうと思った。難しくなさそうで、ずいぶん難しい曲ではなかろうか思った。フレーズが長い。