2009年8月号10句

菖蒲田
高橋正子

時鳥渡りしあとの山青葉
谷の田に菖蒲ほつほつ咲き初めぬ
菖蒲田にときに山気の流れ入る
菖蒲田に水音ひくく巡りたる
山風の菖蒲の花をひるがえす
水こぼす水車の音の菖蒲田へ
緑蔭の高きかぎりを蝶飛べり
山の蝶疵つく羽のうすみどり
覚めし目に風と紫陽花の青と
どくだみの花の十字のこれほどに

6月14日(日)

俳句

曇りのち夕方から雨。
○このごろgoogole の俳句検索では、ずっと4位をキープ。お金を掛けてできるものでもないし、いろいろ信之先生がやっておられる。いろいろが重要なのであるが。

○午前中、こども俳句協会のことでつぶれる。寄付の申し出がつぎつぎあって、ありがたい。

○らっきょうがそろそろ食べれそうなので、試食。Good!
鳴門のらっきょうで正解。生姜の甘酢漬けもいい味になった。

○ミニトマトの初なりの完熟。これもGood! 皮は固いがとてもおいしい。おいしいからといって、急に追い肥をやるのもなんだが、肥料を追加。わが家のベランダ菜園に向き不向きは試行錯誤。ミニトマト、紫蘇、葱はよさそうだ。

○コープに注文した野菜ボックスにエシャレットという野菜が入っていた。エシャロットの間違いかと思いきや、やはり違うもので、生らっきょうのこと。築地の青果市場で生らっきょうでは売れそうにないので名づけた名らしい。本物のエシャロットが欲しいときは、ベルギーエシャロットと言うと間違えないとのこと。明日試食の予定。

アクセス88万回/蛍情報/6月13日(土)

俳句

晴れ
○インターネット俳句センターへのアクセスが88万を越える。
880009回 2009年6月13日22:37:29
880010回 2009年6月13日22:38:38

▼インターネット俳句センター伝言板より
<蛍狩 >
渋谷洋介 ++ ..2009/06/13(土) 21:45
信之先生、正子先生
四季の森公園のホタルが見頃になったようです。
6/13~6/21と予想しています。
天気の良い、蒸す日の午後7時30分8時30分頃が鑑賞に適しています。

2009/5/11-6/10の俳句メモ

いんげんの曲がり自在にしっかりと
アパートを飾る夕日の花ざくろ
ほうたるを包みし泡に水の音
覚めし目に風と紫陽花の青と
紫陽花に風がさやさや湧き立てり
紫陽花に佇ちて素足の冷えており
栗の花にぶく日に照り窓に過ぐ
栗の花咲けば見知らぬ町親し
白きビル浜に多くて走り梅雨
赤レンガ倉庫広場の走り梅雨
野薊を青いガラスの壜に挿し
青臭きトマトのそばに物を干す
安静の間の午睡青葉冷ゆ
山風の菖蒲の花をひるがえす
蝶飛べリ菖蒲の花の高低を
谷の田に菖蒲ほつほつ咲き初めぬ
菖蒲田に水音ひくく巡りたる
菖蒲田の遠き花にも蝶飛べり
菖蒲田にすずしき花の色多き
花菖蒲遠きもむらさき失わず
水こぼす水車の音の菖蒲田へ
菖蒲田にときに山気の流れ入る
菖蒲田にゴッホの橋のごときがあり
山の蝶疵つく羽のうすみどり
緑蔭の高さを蝶の飛びいたり
田ほとりに花の小さき夏椿
どくだみの花にうすうす日がありぬ
山水の湧き出すところ若楓
葦までの池の水面のさざなみす
野薊の草にこそあれ紅ゆかし
立葵水面の照りを花に受け
落ち水に大きくゆれて白睡蓮
睡蓮に空を映せる水輪あり
どくだみの花の十字のこれほどに
熟れはじむ枇杷を高きに見て過ぎる
さぼんてんの花の黄がある民家の庭
山裾に柏葉あじさい咲き盛る
子の去りし後に転がる花紫陽花
一日を日を照り返し百日草
サッカーの子らへ青葉の照り返す
若葉寒夢のみどりは竹林
青嵐の丘をあてなく上りけり
さきがけて咲きし菖蒲の青紫
青葦原戦ぎて青のひと色に
寄せ来る波のごとくに青葦の丈
きらめいて風と消えたりルリタテハ
若葉蔭水車が汲みだす水ひかり
若葉蔭水車が時を生みつづけ
山桑の実が熟れてるよこの道は
睡蓮の茂れる葉より花蕾
アキニレの若葉さやがす山の風
時鳥去りしあとなり青葉山
卯の花はわがふるさとの庭の花
大股に女走れり薔薇の風
薔薇垣の肩に触れつつ香りつつ
初夏のオレンジの香が手に残り
葉むら透け黄菖蒲の黄が見えし
玉葱も白くよく透け初鰹

6月10日(水)

俳句

晴れ
○関東地方も入梅。

○花冠8月号の選。まだ早いには早いが、8月号の発送用の封筒を準備した。コンテストがあるので、何が起こってもいいように。

○こども俳句協会とインターネット俳句コンテストのウェブページの色を変える。これが、なかなか神経を使う仕事。

○こども俳句協会へ寄付の申込3名あり。予想以上に寄付の申し出が多く、ありがたい。

○8日に発送した花冠7月号が、大方届いたようだ。

6月9日(火)

俳句
いんげんの曲がり自在にしっかりと
アパートを飾る夕日の花ざくろ
ほうたるを包みし泡に水の音

晴れのち曇り
○花冠八月号の割付と選。

○八月号は、暑中見舞いに送付するというので、封筒に住所は、ゴム印ではなく、印刷する。

○全国こども俳句協会の預金通帳を、郵貯銀行日吉支店で、開設予定。
 寄付の申し出10口あり。

○九州、四国、中国、近畿、東海は入梅。平年より遅いそうだ。

6月8日(月)

俳句
覚めし目に風と紫陽花の青と
紫陽花に風がさやさや湧き立てり
紫陽花に佇ちて素足の冷えており
栗の花にぶく日に照り窓に過ぐ
栗の花咲けば見知らぬ町親し
白きビル浜に多くて走り梅雨
赤レンガ倉庫広場の走り梅雨

雨のち曇り
○花冠七月号発送。
花冠会費半年分納入者と、俳句界購読者に購読料の振込用紙を同封。昨日問い合わせをされた彦根の方にも見本に、7月号と光子さんの句集「能笛」を送る

○全こ協に寄付の申込が今日までに早速8口あった。後日振込用紙を送る。

○6日土曜日の横浜。捻挫をしているし、雨ではあるので、グリーンラインとブルーラインを乗り継いで、桜木町まで。桜木町には久しぶりに降りた。長男が大学に入学して間もないころは、みなとみらい線もなく、東横線は桜木町どまりだった。一番の繁華街だった。今は、駅前広場はすっきりとして広く、気持がよい。駅前からあかいくつというバスに100円払って乗って、みなとの見える丘公園まで行く。途中、主だった観光スポット、赤レンガ倉庫や大桟橋などを通る。港周辺は、開港150年祭で催しものが色々あるようだ。

会の始まるまで、近代文学館の芸亭(うんてい)という喫茶店で、軽食を摂る。持参の人参ケーキを喫茶店のママ(ママといっても主婦のような方だが)にあげ、喜ばれる。バナナケーキは食べたことがあるが、人参ケーキは無いとのこと。お返しにわれわれ4人にチョコレートケーキを振舞ってくれた。どなたかが焼いてくれたものだそうだ。それでコーヒーを余分にお代わり。チョコレートケーキに、小花のように生クリームを絞って添えているので、かわいらしいとも、また横浜の女性らしいとも思い、眺めながら食べた。この喫茶店、お客が居ないと電気もつけずに倹約していて、メニューもあまりないのだが、私は、この素人ぽさが気に入っている。カップは、ときどき変わって、土曜日は、ロイヤルコペンハーゲンのブルーフルーテッドのカップだった。この喫茶店の前には芸亭桜という大きな桜の木があり、折りしも森鴎外展開催中に相応しく、青々と葉を茂らせていた。

○世界情報通信サミット2009が開催され、8日、9日とストリーミングで中継が見られるようだ。主催は、日経と総務省。ネット会議というのが、開催の2ヶ月ぐらい前から開かれ、ネット上で、情報通信上の問題がいろいろ提起され、集約されて、サミットが開催されるようだ。オンラインで参加し、意見を述べている。

6月7日(日)

俳句

晴れ
○昨日の雨は、すっかりあがり、晴れ。

○午前中ブログ句会の選。5日と6日分。

○午後、全国こども俳句協会の会計事務。
ネット短信No,37で、設立総会の報告と、寄付の御案内。

○添削教室と花冠入会について彦根の女性の方から電話で問い合わせ。

○午後、花冠7月号の発送の予定を明日に変更。

○マンションの配水管の掃除。台所、洗面所、風呂場、洗濯場。

6圧6日(土)

俳句

雨、最高気温22度の予測。
○全国こども俳句協会設立総会。神奈川近代文学館にて。午後2時から。
参加者、信之、宏、秀之、のりを、正子。朝から出かける。

○町内一斉清掃の日だが、雨で中止。

○捻挫2日目で、軽快。