俳句
晴れ
○授賞式交流パーティーを都合で、中止に。
○三好達治詩集を読む。
○思潮社社長の小田九郎の「現代詩手帖」50年の歩みの記事を日経(23日付け)で読む。出版物は、社長の意向次第であろう。出版の理念は大切。出版物に限らず、社会的役割を認識している会社のものを買うようにしなければいけないだろうが、消費者はすぐ踊らされる。マスコミや広告任せは、やめなければ。
○やさしい経済学というコラムで「情報の経済学とシグナリング」(神戸伸輔)を読む。
学歴、広告、チケットを買う行列において、共通するものがあるが、それは、何だろうか、と言う記事。経済学では、情報(市場で取引する際の情報)をもっていないものに、行動を通じてその情報を伝えることを「シグナリング」と呼ぶそうだ。これは、身近なところに、多種多様な形で存在する、とある。
これを俳句にあてはめると、
値打ちのよくわからない俳句がある。これを、値打ちがある、よい俳句であることを相手に伝えるためには、「学歴」を示すと納得してもらえる。「学歴」を取得するには、費用と時間がかかっているからだ、と言う理論。費用をかけて情報を伝達する。万事、経済の世の中。マスコミの俳句を見えれば、俳句も例外ではなさそうだ。
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