8月21日(日)

晴れ
●デザイナーの三宅一生さんが先日亡くなれた。私とは関係ないファッションの世界のことながら、晩年の意外にも柔和な表情と広島出身ということで、親しみを持った。テレビでLucieという陶芸家からプレゼントされた陶器のボタンを使った洋服を見た。一枚の切れを大きなボタンで留めてショールのような上着がなんとも魅力的で、モデルでなくても着れそうな服だった。
焼き物のボタンで思い出した。句美子が小さい時、オーブンで焼く焼き物でよく遊んでいたので、私はあまった材料で色とりどりのボタンをいくつも作った。その材料がなんであったか覚えていない。実際はなんだったのだろう。そのころは子供の洋服はよく手作りしていたので、そのボタンを洋服に付けた。
Lucieのボタンは、豆皿か箸置きとでもいう印象のもの。色は陶芸家らしい色でおどろかなかったが、そのボタンの大きさ。お皿かと思うほど大きいものもある。それを巧みに洋服に使って一枚の布を洋服として成り立たせている。さすがの二人。

コメント