8月1日(日)

晴れ
打ち重なる蓮の花びら空掬い 正子
●晩夏の気配十分。ベランダの花の棚には、昼間日差しがとどかなくなった。植物も少しは息がつけそう。
●今朝の天声人語にノーベル賞の増川先生のことが載っていた。81歳でお亡くなりに。何日か前は江田五月氏も81歳だったかで、お亡くなりに。今81歳のかたは、戦争を経験した最後の世代だし、思い返せば、高校に入学した年に新任で大学からこられた先生がたも、今81歳ぐらいではと、身近に世代を感じる。もう少し、長生きされても思うのだが、戦中、戦後の食糧事情がよくなかったのかも、と思うようなところがある。
●8月月例ネット句会の案内。今月は1日が日曜なので、第2日曜が早い。8月8日。7日が立秋を確認し、当季雑詠の投句は夏の句、秋の句とした。
●自由な投句箱の8月のテンプレートを変える。花のテンプレートを探すと、蓮が3種類ある。7月はパステル調の向日葵。抹香くさいかとも思うが、みんなの心には亡くなった人がいるだろうから、ま、いいかと理由をつけて、8月は蓮に。
●今朝、俳句大学の永田満徳さんから電話。ご自分の第2句集を出すあとがきに書く信之先生の肩書をどうすればいいかと。「元花冠代表」でいいかと。五島さんは「俳句スクエア代表」なんだがと。「元主宰」だと、今の主宰が出過ぎ。じゃ、「花冠名誉主宰」でと伝えた。
「名誉主宰」はだれが思いついて使い始めたのかと思うが(出版社かもしれないが)、「元主宰」より、功労が称えられているような気がする。信之先生、今は名誉教授であるが、これを英語にすれば「エミリタス・プロフェッサー」。つまり、「退職教授」で事実なのだが、日本語の彩というか。

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