7月7日(水)

★学生食堂ひとりの顔に夏日あり  正子
学生食堂で大勢の学生が食事に余念がない。と、一人の顔は日焼けして、沖縄にでも行っていたのだろうか、もうすっかり夏の気配をただよわせている。若者の日常を想像させるスナップショットのような御句かと思いました。 (河野啓一)

○今日の俳句
北摂の山を遠くに夏野行く/河野啓一
北摂の青い山々を遠く眺めながら、夏の野を行く。広やかにすずしい心を共に感じる。(高橋正子)

◇生活する花たち「アリストロメリア」(横浜日吉本町)


コメント

  1. 河野啓一
    2010年7月3日 18:17

    御礼
    正子先生
    「北摂の山を遠くに夏野行く」を7/7の今日の日句におとり上げ下さり、たいへん嬉しく存じます。
    住んでおります大阪府千里ニュータウン(今や40年を超すオールドタウンですが)は、東に生駒山系、西北に六甲山、北に箕面山塊に囲まれており、私の家からは箕面の山が一番近くに見えておりす。高層マンションが増えてだんだん見晴らしが悪くなってきましたが、詩心を誘う題材にはなっております。

  2. 河野啓一
    2010年7月4日 14:50

    コメント
    ★学生食堂ひとりの顔に夏日あり  正子
    学生食堂で大勢の学生が食事に余念がない。と、一人の顔は日焼けして、沖縄にでも行っていたのだろうか、もうすっかり夏の気配をただよわせている。若者の日常を想像させるスナップショットのような御句かと思いました。

  3. 高橋正子
    2010年7月4日 23:41

    お礼/啓一さんへ
    学生食堂の句に愉快なコメントをありがとうございました。