天草の乾いた軽さを腕が抱く 正子
寒天や心太の原料となる天草。腕に抱きかかえるほど受けとられたのでしょうか。嵩ばるわりに軽い天草に、心境の軽やかさと、透明感が伝わってきます。(小川和子)
○花冠7月号を正午前発送。信之先生と午前中に封筒入れ。俳句界の代金の振り替え用紙も同封。ちょうど宅配に来られたので、すぐさま花冠を持って帰ってもらった。
○祐子さんが、高知の名産の柚子のジュースとゼリーを贈ってくださる。夏場の飲み物として、愛飲されているとのこと。ふるさとの涼しい座敷で、いただくのがもっとも似合いそうな。
○正子の句集花冠を信之先生の指導で、電子書籍にする。年末にはiPadを買わねばならぬだろうと話す。
○夜中、コンピュータの誤作動か、冷蔵庫がしゃべりだして止まらず、電源を切る。朝、スイッチを入れなおし直るも、いささか睡眠不足。今日試験を受ける家人もいて、災難。
○ざざえの刺身を見つけ、涼味ある様子に負けて、夕食に奮発。
○今日の俳句
青芒ひかり合いつつ野を充たす/小川和子
野一面の青芒を「ひかり合いつつ」「野を充たす」と、動きをもって、いきいきと詠んだ。積極的な視線がいい。(高橋正子)
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お礼
正子先生、「青芒」の句を取りあげて下さいまして有難うございます。郊外に出た時の句で、改めてその時の景を思い出しました。これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
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天草の乾いた軽さを腕が抱く 正子
寒天や心太の原料となる天草。腕に抱きかかえるほど受けとられたのでしょうか。嵩ばるわりに軽い天草に、心境の軽やかさと、透明感が伝わってきます。
お礼/和子さんへ
天草の句にコメントをありがとうございました。その年は淡路島の方から、天草をダンボール箱一杯いただきました。心太をいろいろ楽しみ、お菓子コンテストにまで、出品しました。大評判でした。