6月23日(水)

★青蔦に夕日あまねき道を帰る  正子
青蔦の輝きに夕日のほのぼのとした輝きが重ねられ、美しくも懐かしさを感じる家までの温かい道のりです。一日を終える安堵感、充足感がしみじみと伝わってきます。(柳原美知子)

○花冠8月号校了。

○今日の俳句
田植時野を貫ける水の音/柳原美知子
田植時は、野が水浸しになるほど、田に水が張られる。田へ急ぐ水は、「野を貫く」勢いをもって音を立てる。日本のよい風景である。(高橋正子)

◇生活する花たち「昼顔」(横浜日吉本町)


コメント

  1. 柳原美知子
    2010年6月25日 1:34

    お礼、コメント
    お礼
    「田植時」の句を今日の俳句に取りあげて頂き
    ありがとうございます。この句は初めて「田植
    時」の季語を詠んだので、自分でも好きな句で
    す。5月15日にも取りあげて頂いています。

    コメント
    青蔦に夕日あまねき道を帰る  正子
    青蔦の輝きに夕日のほのぼのとした輝きが重ねられ、美しくも懐かしさを感じる家までの温かい道のりです。一日を終える安堵感、充足感が
    しみじみと伝わってきます。

  2. 高橋正子
    2010年6月25日 22:13

    お礼/美知子さんへ
    青蔦の句にコメントをありがとうございました。松山の衣山の路地です。西に傾く夕日が青蔦をかがやかせて、おっしゃるとおり、不思議な懐かしさを覚えました。