5月17日(月)

 横浜動物園
石楠花に深山の風の吹き起こる   正子
石楠花、特に在来種には洋種にない趣があります。どこで見ても深山幽谷の風情を想像させてくれる石楠花独特の情緒が余すところなく描かれています。 (河野啓一)

○今日の俳句
卯の花の白きを門に置きし家/河野啓一
卯の花の白さを門に配しているのがいい感覚だ。「置きし」は、画を描いているような、絵具を置くような、詠み方で、光景を絵画的にしている。(高橋正子)

◇生活する花たち「朴の花・あかばな栃の花・芹の花」

(横浜市都筑区緑道ふじやとのみち)


コメント

  1. 河野啓一
    2010年6月1日 16:16

    お礼とお詫び
    正子先生
    「卯の花の白きを門に置きし家」を本日の俳句にお採り上げくださり、光栄に存じます。有り難うございました。
    コメント欄の扱いに不慣れで、たいへん失礼致しました。お詫び申し上げます。

  2. 河野啓一
    2010年6月1日 16:41

    コメント
    石楠花に深山の風の吹き起こる   正子
    石楠花、特に在来種には洋種にない趣があります。どこで見ても深山幽谷の風情を想像させてくれる石楠花独特の情緒が余すところなく描かれています。

  3. 高橋正子
    2010年6月1日 22:47

    お礼/啓一さんへ
    石楠花の句へコメントをありがとうございました。横浜動物園は、丘陵を利用して作られていますので立木の蔭に咲いて、深山の雰囲気がありました。