5月15日(土)

竹藪にあまりに明るししゃがの花  正子
竹が伸び茂った藪の中の足元に見つけたしゃがの花の群生。鮮やかな白に紫の色合いも美しく日に透けて、初夏の訪れがうれしく感じられます。(柳原美知子)

○秀之さんが、ご実家で採れたえんどう豆と新玉ねぎをおすそわけだといって、送ってくださる。午前中に届いたので、早速昼ごはんに豆ごはんを炊いて、初夏の味を堪能。まるまると太って、でも柔らかくて、とてもおいしい豌豆豆です。毎年送っていただいて、ありがたいことです。

○今日の俳句
田植時野を貫ける水の音/柳原美知子
田植時は、野が水浸しになるほど、田に水が張られる。田へ急ぐ水は、「野を貫く」勢いをもって音を立てる。日本のよい風景である。

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コメント

  1. 柳原美知子
    2010年5月15日 1:27

    お礼、コメント
    お礼
    「田植時」の句を今日の俳句にお選び頂き、素晴らしいご句評をありがとうございました。後
    半月くらいでこの辺りも田植でしょうか。また
    様子を見に行きたいです。

    コメント
    竹藪にあまりに明るししゃがの花/正子
    竹が伸び茂った藪の中の足元に見つけたしゃがの花の群生。鮮やかな白に紫の色合いも美しく日に透けて、初夏の訪れがうれしく感じられます。

  2. 高橋正子
    2010年5月21日 22:38

    お礼/美知子さんへ
    5月9日、関口芭蕉庵での句です。傾斜になった竹藪にシャガが群生しており、シャガは普段は明るいという感じはしませんが、芭蕉庵では、好天に恵まれていたせいか、「あまりに明るい」という印象をもちました。