晴れ
●『手袋の色』「貝がら」の50句を訳し終える。本に編集してから、訳を再度検討することにし、とりあえず、本の形に落とす。
●晃さんから電話。アンソロジーの原稿が揃ったので、原稿を本阿弥書店に送るとのこと。発行所に20冊いただくことにした。この中から会員に送る。
●朝7時過ぎ、水筒にコーヒーを入れて五丁目の丘へ。横浜は今日、桜の開花宣言。丘にある小さい花の桜はどの木も満開だが、大方の桜は三分咲き。欅が芽吹き始め、接骨木にはまだ青いが蕾。花梨や桃の花が咲く。
鯛ヶ崎公園の森を通って帰ろうとすると小学生の男の子が一人いる。「どうしたの」と聞くと、「火曜日はプレイパークがあるのできた」と言う。プレイパークは十時からなので、誰も来そうにない。朝早いので森の中に子供ひとりは危ない感じ。(私が危ない人と思われかねない世の中なのだが。)
「何年生?」と聞くと「一年生」という。「じゃ、じゃんけんしよう。」と言って、男の子とじゃんけんで遊んだ。いろんなじゃんけんを教えてくれた。小さい子も工夫して遊んでいるのに驚いた。
この辺りは松の木がないのに、松ぼっくりに小枝を付けたものを手にずっと持っている。シバグチ公園で拾った松かさをボンドで小枝につけたという。シバグチ公園は初めて聞く名前。スマホを出して、「シバグチ公園」と話しかけてみて、というとすぐ出てきた。喜んで説明してくれた。松林があり、潮干狩りでき、マテ貝がたくさんいるときと、あさりがたくさんいるときがあると言う。京浜急行で八景島の方に行くのだと教えてくれた。広場に落ちている枯枝を小さく折りながら、一山ほど一緒に集めた。プレイパークで焚火をしてお湯をわかしたり、スープを作ったりするからお兄さんにあげるとか。広場の巣箱に小鳥が入ったと教えてもくれた。野外の遊びが好きな子のようだ。そのうち男の子の祖母が来たので少し話して帰った。学童保育に行くが嫌いな子だと苦笑いをしていた。
男の子が教えてくれた場所は、横浜の「海の公園」だった。
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