2月4日(金)/立春

★春立ちてものの影踏むこと多し   正子
春の訪れが感じられるのはまず光から。光が強くなり、すべてのものの影が濃さをまし、おのずとそれを踏むことにも意識が向きます。(多田有花)

○今日の俳句
立春大吉梅の小枝はまっすぐに/多田有花
「立春大吉」は目出たい上に、朗らか。梅のずわいが真っ直ぐ伸びて、躊躇なし。目出たく、朗らかで、躊躇なし。こう行きたい。(高橋正子)

◇生活する花たち「梅」(横浜日吉本町)


コメント

  1. 多田有花
    2011年1月30日 15:40

    お礼とコメント
    正子先生、
    「立春大吉梅の小枝はまっすぐに」を今日の俳句に
    お取り上げいただきありがとうございます。
    季節の中でその到来を最も待たれるのは、やはり春です。
    その中で、春を真っ先に告げるように天に向かって伸びている
    梅の姿。凛々しくも美しいと思います。

    ★春立ちてものの影踏むこと多し   正子
    春の訪れが感じられるのはまず光から。光が強くなり、
    すべてのものの影が濃さをまし、おのずとそれを踏むことにも
    意識が向きます。