11月30日(土)


晴れ。

冬空をゆく飛行機の音かすか  正子
冬空に銀の機体の日を集む   正子
冬星の光小さし包みたし    正子

●数日書かなかったが、気になることがある。次のこと。
フランシスコローマ教皇が、38年ぶりに来日。11月23日~26日までの日程。教皇機で23日羽田に到着。翌朝、長崎へ。それから夜は雨の広島へ。翌日は、天皇陛下のみと(つまり儀礼的ではないということなのか。)、阿部首相と会談。東京ドームで5万人参加のミサ。上智大学へも。平和をアピール。平和は多くの人が訴えている。違うのは、核についてはっきりしている。核エネルギーもノー、核抑止のための核もノー。原爆は犯罪である。わかりきったことと言えるが、このことを、はっきり言う人はいない。

●冬空を見ていて、思いついた。「そら」 という俳号は、どうだろうかろ。だが、ちょっと待てよ。聞いたことがある。芭蕉の弟子に曾良がいるじゃないか。曾良と空(そら)は、今日まで、全然結びつかなかった。字のイメージとは恐ろしい。

そして。パイロットを職業とする人が、退職し、飛行機を操縦しなくなった。そんな定年後のある日、それまでの習性で、急に大空へ飛び立ちたくなったらどうするんだろう。ストレスを感じないか。


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