快晴のち晴れ
●昨日の雨はすっきりと上がって、見える景色が洗われたようにきれいだ。空は真っ青に晴れて、雲一つない。
空と言えば、毎日、今(11時過ぎ)もだが、一機のヘリコプターが朝と夕、ブルブル音をさせて通る。何のために行き来してるのか。どこかの基地から飛んできているのかといつも思うが、警察のパトロールかもしれないが、首都圏には基地が多い。厚木、横須賀、座間、横田。聞くところによると、トランプ大統領もバイデン大統領も、そして随員たちもアメリカから飛行機で横田基地に入って、入国の手続きなんかどうなってるのかと思うくらいで、すぐに中心部に入ているそうだ。日本は大丈夫なのかな。
こんなことを思うのは、アメリカ文化への抵抗を示す日本文化は今どうなっているのかとうことを思うからだ。文化に於いて「抵抗感」というものが無くなっているように思えてならない。「抵抗」することはいくらでもあると思えるけれど、それが俳句で「抵抗」として現れているのを私は知らない。
村上春樹がなかなかノーベル賞とならないのは、勝手な思いだが、彼はフィッツジェラルドを高く評価して、彼を強く意識しているのは確かで、フィッツジェラルドは『ギャッツビー』で彼の時代のアメリカ文化を強烈にあぶり出して描いたが、村上春樹は『ノルウェーの森』で日本の若者を描いて、それが日本社会全体の納得できる日本文化と言えるかどうか、疑問に思うところだ。アメリカ文化が「なんとなくクリスタル」に侵入しているだけかもしれないのだ。そしてアメリカの文化ももう若くない気がする。
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