時雨、降ったり止んだり
朱に眼凝らせば垂れる烏瓜 正子
銀杏黄葉大樹それぞれ違う色 正子
髪切ると冬がうなじに忍び来ぬ 正子
●時雨のなかを2丁目の山路を歩いて日吉の商店街へ。ほんの少しの山路に落ちている木の実や黄葉が時雨に濡れて光っている。だれもそのことを知らない。帰りも歩いたので、山路でめずらしく買い物の荷物を肩に掛けた主婦に合った。すれ違いざまに挨拶をしたが、息を切らしていた。
●生協の配達。野菜のセットを間違えて2セット頼んでいた。蕪や小松菜、ニラ、キャベツ、胡瓜、レタス。蕪は千枚漬け風に、小松菜は湯がいて冷凍。キャベツとニラは餃子に、レタスはどうしよう。
●編集したり、リルケの薄い本を読んだり。日記に載せる俳句を作ったり。俳句は上達しない。上手い人ははじめから上手い。生協の正月用品を見て、金沢の押しずしと鯛に印をつけて置く。 冬のスラックス、緩いゴムを切ってちょうどよくした。2センチくらいのことなのに、すっきりした。
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