晴れのち曇り
家が建つ花野をとなりに光らせて 正子
風吹けば花野かがやく野となりぬ 正子
秋薔薇のくずれず咲けり公園墓地 正子
●句美子から角川俳句のゲラが転送されてきたので、念のため校正する。エッセイの内容と俳句があっていたので、合格。訂正はなかったので、すぐ返信。
●今日から11月。2丁目の丘へ上った。普通部のテニスコートに出て、いつもと反対に尾根の道を歩いた。それほど歩かないうちに、金髪を人形のようにカットした女性が階段を上がってきた。階段は急で、はるか下まで続いていた。家の近くへ出そうなので、そこを降りた。この階段を上がるとなれば、息が切れるだろう。階段の途中に休めるようにベンチが置いてある。階段が続くかぎり降りると、駒林小学校の近くに降りた。家まで近い。面白い路を見つけた。
●ますみさんから『音楽のしっぽ』の原稿が届く。素晴らしくいいので、編集次第で読みやすくなるはず。きのうは有花さんが「仲秋の藤ノ木公園を歩く」を送ってくれた。すっきりした文章。お陰で、「花冠」1月号はいいものになりそう。
自分の「リルケと俳句と私」が、なかなか進まない。辻褄があわなくて、進まないのだ。おそらく、記憶が飛んでいるのだ。それで、思い出すために、信之著の『比較俳句論序説』(昭和55)を読み返した。その中の信之先生と1968年から2年間出した「HAIKU SPOTLIGHT」に掲載した人の名前をリストアップした。すっかり名前を忘れていたが、リストアップするうちに思い出した。
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