10月31日(月)

★鳥渡る異郷の空のうすぐもり  正子
正子先生がイギリスの旅行でお作りなりました御句、渡り鳥と異郷の地の先生とともに旅する楽しさ、寂しさを感じさせる素敵な景ですね。(小口泰與)

○今日の俳句
ひつじ田に雲の流れて過ぎ行けり/小口泰與
稲を刈ったあとの株からあたらしく芽が伸び、これも青々としてくる。空は雲が足早に流れて、過ぎて行く。晩秋の色が濃くなるころである。

○バジルの花
バジルの苗をたった1本買って植えたのは、夏のはじめ。紫蘇の苗2本と同じプランターに植えた。紫蘇は例年植えて重宝しているが、バジルを育てるのははじめて。紫蘇以上によく育って、ベランダに出るとバジルの香りがする。ピザに、ピザトーストに、スパゲッティにと葉を摘んではたっぷりと載せた。断然イタリア料理らしくなる。そして秋の初めに紫蘇の花に似た白い花がついた。清楚な、透き通るような白さが、まるでレースのようだ。この花も散っては次が咲くのか長く咲いている。紫蘇は掘り上げてしまったが、バジルはまだ健在。丈は70センチほど。茂りすぎて長い枝を切りはしたが。もう、冬が近いが、花は咲き続いている。

◇生活する花たち「菊・貴舟菊・バジルの花」(横浜日吉本町)


コメント

  1. 小口泰與
    2011年10月24日 19:01

    御礼
    高橋正子先生の10/31の俳句日記に「ひつじ田」の句をお取り上げ頂き、正子先生には、素晴らしい句評賜わり厚く御礼申し上げます。

    鳥渡る異郷の空のうすぐもり/正子
    正子先生がイギリスの旅行でお作りなりました御句、渡り鳥と異郷の地の先生とともに旅する楽しさ、寂しさを感じさせる素敵な景ですね。
    有難う御座います。