10月3日(日)

★炊き上がる米の光りにぎんなん混ぜ  正子
銀杏の頃はご飯も新米でしょう。つやつやと光るご飯に、こちらも黄緑に光るぎんなんを混ぜあわせ、秋の味覚の何よりの一品です。(黒谷光子)

○今日の俳句
松手入まず天辺に鋏音/黒谷光子
松手入れの季節。松の木に植木屋がのぼり、まずは、天辺から剪定がはじまった。剪定のはじめの鋏の音が快く響く。「まず天辺に」が命。(高橋正子)

○青蜜柑色づきそめし青のつや 正子
 えのころと小さき花と摘んでくる 正子
 日にいちばん今かがやいて菊つぼみ 正子
 掃き集む日日草の花ばかり 正子
 こぼれつつ咲けるは日日草の花 正子
 
○インターネット俳句コンテストの仕事。本選の審査を依頼。はやくも、審査員の先生お二人から選が返ってきた。

○信之先生の俳句が毎日新聞社の「俳句あるふぁ」に載ることになった。11月13日発売の12・1月号の「光と影の歳時記」。

○栗ぜんざいを作る。八百屋のあずきと栗がおいしいというので、仕入れてきて作ったのだが、出かけた人が「御座候」の大判焼きをお土産に持ち帰る。60周年記念で一個60円というので、行列に並んで買ったとのこと。あまいものが溢れる。


コメント

  1. 黒谷光子
    2010年10月1日 20:29

    お礼とコメント
    (お礼)
    正子先生の俳句日記に「松手入」の句をお選びいただきまして、ありがとうございます。今までも松手入れの句は詠みましたが、今年は優秀句にお選びいただき、たいへん嬉しいです。
    (コメント)
    炊き上がる米の光りにぎんなん混ぜ
    銀杏の頃はご飯も新米でしょう。つやつやと光るご飯に、こちらも黄緑に光るぎんなんを混ぜあわせ、秋の味覚の何よりの一品です。

  2. 高橋正子
    2010年10月3日 3:48

    お礼/光子さんへ
    ぎんなんの句にコメントをありがとうございました。子どものころは、生家のすぐ上手がお寺で、そのお寺にぎんなんがなるので、祖母に連れられて拾いにゆきました。その思い出もあってか、ぎんなんの翡翠のような色に惹かれます。それで、ただ白いごはんに混ぜ込んで炊き、色ともちもちした食感を楽しんでいました。

  3. 古田敬二
    2010年10月6日 18:46

    「俳句あるふぁ」
    「俳句あるふぁ」発売楽しみにしています。