10月16日(金)

曇のち晴れ、夜中雨。
●注文していた『狐』を買ってきた。月夜の村の景色にうっとりした。月光に包まれた祭りの夜。話の結末を忘れていたが、現代にしては、話がウェットすぎはしないか。「文六ちゃん」の名前がかわいい。日本は情の深いところだ。
ついでに『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』(岩佐めぐみ作・高畠純絵/偕成社)を買った。ドイツ児童文学賞を受賞した本という。日本の児童文学にもこんな本ができたのかとちょっと驚いて、パラ読みしてすぐ買った。ユーモアとウィットがある。
●中曽根元総理の死に弔意を示すよう、国立大学に通達があった報道。学術会議に続いて、またまた。時代錯誤?政治家が一番偉いとでもいうのか。
●『光年の星』の著者川原正さんより選句のお礼状をいただく。
●5丁目の丘へ。富士山の形がかすかに感じ取れる。柿が熟れ、目白が啄んでいる。たしかに目白。
♪ピアノコンチェルト1番/ベートーベン(アルゲリッチ 2019年12月13日)鳴りやまぬ拍手に応えてアンコールにバッハのガボット、スカルラッティK141。シックな花束がプレゼントされると、白い薔薇を一本抜いて、すぐそばのバイオリンの奏者に渡そうとしたが、遠慮して受け取らなく、コンマスに渡した。すごいオベーション。会場は、ドイツと思えた。
♪Beethoven: Piano Concerto No. 2, Rubinstein & Krips (1956) 
 Symphony of the AIr(ニューヨーク)
♪Beethoven: Piano Concerto No. 3, Gould & Bernstein (1959)  
(コロンビア シンフォニー オーケストラ)


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