10月11日(金)

晴れ
快晴の空へ鵯飛び出し     正子
貴船菊紫あれば白もあり    正子
新聞に挟みし紅葉のこと忘れ  正子

●気持ちよく晴れた。図書館へ本を返却。新しく借りた『「日本の伝統」の正体(藤井青銅著/新潮文庫)を読んだ。面白いような退屈なような、本だった。古い伝統のあるものが、実は新しいものだったり、伝統の正体は本当のところどうなんだ、と言う話が46項目について考察されている。
「東洋」についてが目新しかった。「桜」も時代による種類の違いを考えなければいけないと気づかされた。西の芭蕉の鬼貫の詠んだ桜はどの種類の桜か、早速、調べる。
●2024年ノーベル平和賞が「日本被団協」に与えられた。この賞に対して、はじめNHKは戸惑いを見せていたし、複雑な心境なのだろうと言う印象をもった。ノーベル文学賞も韓国の女性作家に与えられたが、世界情勢を反映している。核兵器がいますぐにも使われそうな戦争の雰囲気だし、北朝鮮の問題もある。ノーベル賞の姿勢がよく見えたように思えた。

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