■10月月例ネット句会ご案内/2025年■New!
10月月例ネット句会を下記の通り開きます。ご参加くださいますよう、ご案内いたします。
期 日 :10月12日(日)
①投句:当季雑詠3句
10月6日(月)午前6時~10月12日(日)午後5時
②投句は、下の<コメント欄>にお書き込みください。
※どなたでも投句が許されます。
▼互選・入賞・伝言
①互選期間:10月12(日)午後6時~午後10時
②入賞発表:10月13日(月)正午
③伝言・お礼等の投稿は、10月13日(月)正午~
10月16日(木)午後6時
○句会主宰:高橋正子
○句会管理:髙橋句美子・西村友宏
コメント
小口泰與
釣上げし木の葉山女の錆の色
木犀の香に包まるる四畳半
髪も眼も雨に襲われしむ身かな
「花冠10月度ネット句会」
雲の共なくて孤光や月今宵
お隣のグランド今日は体育祭
バスを待つ間にも揺れ居り萩の風
中秋と知らず見上げた空冴える
リビングにすだちの香り夕餉待つ
コスモスや一両列車がやって来る
秋空に薄煙立ち里近し
秋彼岸小豆の煮ゆる音閑か
心晴れまた歩く道に鰯雲
供花挿せば竹春の風吹きわたる
瑠璃の光空にゆらして野ぶどう垂る
お食い初め秋潮の紺窓に流れ
露草の青点々と立ち上がる
バス降りてすぐ数本の曼殊沙華
木の実捨つわが手にありし温もりも
掛け声の空へ竿立つ秋祭り
新藁の残るみどりに幟立つ
新刊書積み上げ揃う帯さやか
強風の一夜の過ぎて秋晴れに
鹿の声長く響いて更けゆく夜
屋台ゆく刈られし稲の香る道
松手入れ鋏の音の歯切れ良く
秋晴れや大リング行く人の列
仏壇の母子に供えし栗ご飯