■9月月例ネット句会ご案内/2025年■New!
9月月例ネット句会を下記の通り開きます。ご参加くださいますよう、ご案内いたします。
期 日 :9月14日(日)
①投句:当季雑詠3句
9月8日(月)午前6時~9月14日(日)午後5時
②投句は、下の<コメント欄>にお書き込みください。
※どなたでも投句が許されます。
▼互選・入賞・伝言
①互選期間:9月14(日)午後6時~午後10時
②入賞発表:9月15日(月)正午
③伝言・お礼等の投稿は、9月15日(月)正午~
9月18日(木)午後6時
○句会主宰:高橋正子
○句会管理:髙橋句美子・西村友宏
コメント
大笹を傾けて置く星祭
ハンカチの刺繍見せ合うティータイム
空色のトーンを落とし九月来る
里の幸分かちて祈る施食寺
石狩に雲の一刷毛稲稔る
秋の日に源氏を繙く加冠の儀
蝉声を流す谷水秋光帯び
稲稔り朝の光に香を放つ
満月光雨の匂いの残る田に
風吹けば米の匂いや稲穂波
草萩の花の微かに塵出し場
虫の音の夜の団地の静寂かな
小口泰與
蜻蛉や水面に映る蒼き影
雲流る流れる方へ秋の鳥
蜻蛉のついつと水面弾きけり
蜻蛉止まり首を傾げている垣根
田水沸く風は稲穂をなでるのに
鍬洗う藁のタワシに秋の水
天じゅうの雷へと電車走り入る
亡骸となってわが家に秋の蝉
プランターに旱というものありにけり
溝蕎麦の川縁沿えば風の寄る
ひと雨にえのころ青き穂の光り
雷雨過ぐ風新涼の朝の間に
アメンボが波紋広げる秋の田に
糸とんぼ秋の陽を受けきらり舞う
雨上がり秋空高く澄み渡る
爽やかに風吹き抜ける土手の道
富士山に光り返しつ花野行く
江の島の姿変わらず秋の潮
奥山の水音秋の蝶を呼び
水鏡空に波紋を生む蜻蛉
〈浅野長政公邸宅跡 北政所の歌碑〉
寧々の歌碑蔦這う林に道が出来