6月26日(水)


晴れ。29度。明日からは梅雨に戻る予報。
四国・中国・九州北部梅雨に入る。
昨日また、鮎を買って来た。
午後横浜のそごうと高島屋へ。そろそろお中元。元希は、ゆかたか甚兵は間に合っているのかなあ。
SIKUのミニカーをおもしろそうなので、思わず買った。トレーラーにロケットを載せている。ロケットにはesa(europian space agency 欧州宇宙機関)の文字。ロケットはトレーラーから取り外せる。nasaばかり見すぎてる。いかにアメリカからの情報が多いか。

六つまでの星の数あり梅雨の夜  正子
夏星の木星十字光放ち      正子
扇風機用意してある畳の間    正子
鮎焼いて夕餉の菜の数少し    正子
鮎焼いて茄子田楽と白飯と    正子
塩打ちて鮎のますます輝けり   正子
濯ぎもの干して涼しさベランダに  正子
産地直売茄子の袋がきゅっと鳴る  正子
きゅっと鳴る茄子のむらさき田楽に 正子
梅雨晴れの家内の真昼くらかりき  正子
鮎焼けて棚田の米の炊きあがる   正子

6月24日(月)


曇り、とこどき雨。

心電図ホルターを病院に返却に行く。9時返却となっていたが、15分ほど遅れ注意される。なぜ厳密?結構高い料金なのだけど。

昨日、鮎を塩焼きにした。岐阜の養殖鮎。驚くほど、美味しい。最近食べた中で一番。鮎を育てる人、鮎を仕入れる人、鮎を料理する人、食べる人と繋がって初めておいしい鮎になる。
鮎の献立でいつも頭に浮かぶのは、「鮎の塩焼き、ざるそば、茄子の鴫焼。」

鮎焼きぬ遠火保ちて焦げるまで   正子
焼き鮎の焦げが香ばし夏至明くる  正子
夏越へと降る雨白し日も白し    正子

6月23日(日)


曇り、ときどき雨。

梅雨満月照るのみ滴ることもなし 正子
夏至の風窓より入れて静臥守る  正子
暮れきらぬ空の白さよ夕餉の窓  正子
雨降るよ沖縄慰霊の日でありぬ  正子
六月に君の名よく見る豊里君   正子
羊歯買おう表側には風が立ち   正子

今日は、偶然が重なった。なんでだろう?
FBからのアンケート、政治に関する電話の世論調査。これまでは、一度もなかったこと。思うところを答えた。

それに、「高校生から始める現代英語」の6月号テキストでアームストロング船長の話を何気なく読み終えて、テキストを閉じたとたんに、ラジオから、今日はアームストロング船長が月面に着陸して50年目の日という話が流れた。宇宙はずいぶん拓かれた印象だが、あれ以来50年間人は月に行っていないそうだ。

6月22日(土)


曇り、時々雨。
夏至。

ほととぎす鳴き行く方の茜雲  正子
山果ての空に一声時鳥     正子
医療機器つけて外出夏至の雨  正子

昨日心電図をとる。仕事中に、1.2秒気が遠のくことが数回あって、病院へ。心電図と血液検査。
24時間の心電図を撮るホルターを付けて一日過ごし、今日夕方ホルターを外す。
新横へ新幹線のエクスプレスカードの返却に。しかし、直接カード会社に連絡せよとのこと。三省堂に寄る。新横のJR東海のビル、前より、雑然としている。ブルーラインは、なんとなく乗って落ち着かない。

6月21日(金)


晴れが続く。
らっきょうを漬ける。簡単な漬け方の指示に加え、10秒ほど熱湯に浸け、湯を切って乾かし、合わせ酢に漬けた。

梅ジュースは、ほぼ氷砂糖が溶けた。3年前の梅酒は、飲み頃だが、いっこうに減らない。

南側の斜め裏のマンション、完成まじか。5階建てなので、視界が少々遮られる。工事の人が警報ベルを鳴らすが、驚かないようにとあいさつに来る。

水曜日から、一瞬気が遠のくようなことが何回か起こる。

FBから一部の人にのみのアンケートが来る。たぶん、あまり利用しない人が対象であろうが、アンケートに答える。

6月17日(月)

●俳壇5月号(本阿弥書店)のワイド作品集<今月の主宰>の欄に顔写真と共に高橋正子が紹介される。
『「明るくて深い現代語の俳句を、良い生活からよい俳句を」の高橋信之の教えを引き継いで、それを目指し、細く長く、伝統を大切に、精神な俳句を作りたいと思う。』

青を踏む
        高橋正子
遠き花確かむために青を踏む
初蝶の今し消えたり大き宙
白れんに無音の空の青深き
わが影を入れて桜芽木の影
残る鴨浮いてボートが軽く浮き
残る鴨追い立て雨の降り出せり
春雨の水輪川幅うめつくす

6月13日(木)


晴れ。

どくだみに雲やわらかに光るなり    正子
姫沙羅の花降り朝の粥を炊く      正子
梅雨晴の心に江ノ電長谷の寺      正子   

火曜日に横浜そごうへ。そのとき、
元希が去年敬老の日に描いてくれた絵を額装する。
そごうのロフトの額縁コーナーにもっていくと、係員の女性が、思わず「かわいい!」と言ってくれる。青の額縁にオフホワイトのマット。1時間ほどで仕上げてくれた。持ち帰り、薔薇のそばに飾ると、丁寧にいろんな色で描いて、かわいさが引き立ち、いい宝物になった。また、描いてもらおう。

『ネイティブの句動詞』(投野由紀夫著)
『A is for Apple』(Hollywood Publishing)
『10分で読めるわらい話一年生』(学研)
『10分で読める物語一年生』(学研)
を横浜紀伊国屋で購入。
6月12日、紀伊国屋ブック会員の登録。

6月11日(火)

薄くもりなれど、晴れ。爽やか、21度。
仕事を半日休んで、出かける用事をすます。溜まればいろいろある。

信之先生の病院に付き添う。帰り、角の八百屋の八百半に寄る。メロンを勧められ、これが今食べ時という。後ろを指で押すと、まだ固い感じ。いぶかりながらも切って食べると、まさに食べごろ。とろっとなるのは、熟れすぎ。そこまでになると、口がいがらっぽい。マンダリンも買う。マンダリンはオーストラリアのだから今が旬。しかし、やっぱり蜜柑の方が美味しい。が、数年前のイギリス旅行のとき、空気が乾燥していたせいか、マーケットで買ったマンダリンはとても美味しかった。

6月10日(月)


雨。梅雨寒。
6月月例ネット句会入賞発表
https://blog.goo.ne.jp/kakan02d

今日は時の記念日。
棚田米炊ける香ただよう梅雨の家  正子
青揚羽見送るままに消えており   正子
姫沙羅の花散り落ちし小ささよ   正子
咲き足りて深みし色の薔薇にあり  正子
一握のいんげん豆に雨匂う     正子

■6月月例ネット句会入賞発表■

■2019年6月月例ネット句会■
■入賞発表/2019年6月10日

【金賞】
★茹でたての淡竹真白くさくさく食む/柳原美知子
淡竹(はちく)は、竹の一種であるが、孟宗竹よりも灰汁が少なく、皮を剥くと白、或いは薄い緑の幹が現れる。白いものほど若く柔らかい。真白く茹でた淡竹は、初夏、さくさくと爽やかに食べたいものだ。(高橋正子)

【銀賞/2句】
★まな板の洗いしばがりの紫蘇きざむ/祝 恵子
まな板に洗ったばかりの紫蘇を載せ、きざむ。香り豊かな紫蘇を刻むと、夏の台所仕事が涼やかになる。(高橋正子)

★飛ぶものが次々夏の頂に/多田有花
飛ぶものは、いろいろ。蝶、蜂、燕などだろうか。夏山の頂にいると、それらが次々飛んで来る。頂は、下界と違って、飛ぶものが集まるところなのだ。(高橋正子)

【銅賞/3句】
★大空に動き軽やか夏の蝶/高橋秀之
大空ならば、自由に飛べる。夏蝶も動きが軽やかになって、さらに自由を得ているのだ。(高橋正子)

★対岸を下りの列車麦の秋/古田敬二
麦秋の向こう岸を下りの列車が行く。下りの列車は、西へ、西へ、懐かしい方へと下ってゆく。日本人の郷愁を誘う句だ。(高橋正子)

★晴れた日の薔薇の花束父米寿/髙橋句美子
華やかな薔薇の花束。晴れた日の空に応えるかのような健やかさ。米寿の父へ長寿を祝う花束である。(高橋正子)

【高橋信之特選/7句】
★棚田米炊く香ただよう梅雨の家/髙橋正子
遠くから送っていただいた「棚田米」である。眼に浮かんでくる「棚田」の懐かしい風景が嬉しい。(高橋信之)

★茹でたての淡竹真白くさくさく食む/柳原美知子
まな板に洗ったばかりの紫蘇を載せ、きざむ。香り豊かな紫蘇を刻むと、夏の台所仕事が涼やかになる。(高橋正子)

★まな板の洗いしばがりの紫蘇きざむ/祝 恵子
まな板に洗ったばかりの紫蘇を載せ、きざむ。香り豊かな紫蘇を刻むと、夏の台所仕事が涼やかになる。(高橋正子)

★晴れた日の薔薇の花束父米寿/髙橋句美子
晴れ上がった六月。米寿の父に薔薇の花を送る。送る子も送られる父も健康で幸せである。 (古田敬二)

★大空に動き軽やか夏の蝶/高橋秀之
上五の「大空」がやや大げさのようだが、作者の感動の大きさが読者に伝わってくる。中七の「動き軽やか」も蝶の動きをうまく捉えた。言葉が平易なのが良い。「夏の蝶」であれば、平易なのがなお良いのだ。(高橋信之)

★飛ぶものが次々夏の頂に/多田有花
平易な言葉を並べ「夏の頂」をうまく捉えた。日常生活の中で俳句が身に着いていて、作者のいい生活が読み手に伝わってくる。(高橋信之)

★蓮の葉へ正午の光真っ直ぐに/多田有花

【高橋正子特選/7句】
★対岸を下りの列車麦の秋/古田敬二
先ず、俳句設定のロケーションが良い。下りの列車との楚辞に西へ向かう夕景とも想われ、遥かに見える遠くの対岸との間は、麦の秋の最中である。映画の中の一コマでのようであり、哀愁が漂っている。(桑本栄太郎)

★どくだみの花満開に朝一番/髙橋句美子
どくだみの花は、今満開である。朝一番に新聞を取りに出るとどくだみの白十字が庭を覆っている。その様な景が見える良い句です。(廣田洋一)

★明けゆける植田にさざ波つぎつぎと/柳原美知子
故郷の眼前の風景と重なり、懐かしさがつのります。(祝恵子)
水を張った植田のさざ波をみることができるのはこの季節限定です。まさに、田植えが始まったばかりの季節感を感じます。(高橋秀之)

★真夏日の雲育ち居り嶺の奥/桑本栄太郎
梅雨の晴れ間には青嶺の向こうに峯雲がむくむくと立ち上がり、新たな季節の到来と自然の生命力が感じられ、元気づけられます。(柳原美知子)

★空に雲ひとつだになし麦の秋/多田有花
雲ひとつだになしが快晴の大空を感じさせてくれ、すごく気持ちよいです。 (高橋秀之)

★大空に動き軽やか夏の蝶/高橋秀之
★まな板の洗いしばがりの紫蘇きざむ/祝 恵子

【入選11句】
★噴水の音にまどろむ昼下がり/西村友宏
公園のベンチでしょうか。噴水の音が眠りを誘う穏やかな昼下がりが伺えます。 (高橋秀之)

★鳴るならぬ草笛のあり野の歩き/祝 恵子
スズメノテッポウなどの草を抜き取って鳴らしてみる。心地よい風に吹かれ童心に還って、楽しい
野歩きの様子が目に浮かびます。(柳原美知子)

★パンを焼く香り溢るる街薄暑/古田敬二
芳ばsしいパンの香りが風に乗って街路に漂えば、薄暑の街歩きも楽しく、心弾むようです。(柳原美知子)

★辻曲がり出会いがしらや鬼やんま/桑本栄太郎
★玉苗や棚田へ流る水きよし/小口泰與
★トランポリン夏の空へと勢いよく/祝 恵子
★指先を染めて桑の実もぎりけり/古田敬二
★夕されば雨に打たれし立葵/廣田洋一
★sそびえ立つけやきの古木苔茂る/廣田洋一
★立葵花赤々と雨の中/髙橋句美子
★早苗育つ小流れの水噴き上がり/柳原美知子

■選者詠/高橋信之
★そら豆がてんでんばらばら灯の下に
★そら豆の緑が光る灯の下に
★カーテンを透かす朝日が楽しい初夏

■選者詠/高橋正子
★棚田米炊く香ただよう梅雨の家
梅の実が黄熟する頃降る雨の事を梅雨と言うが、この梅雨の頃の朝、友から送られてきた素敵な棚田米を炊く香が家の中に漂い食欲を満たす素晴らしい景ですね。(小口泰與)
丹精して収穫された棚田米の炊けるやさしい香りが梅雨の家中に広がり、日本の原風景が目に浮かぶようです。棚田の田植えも終わったことでしょう。今年も無事収穫できますよう。(柳原美知子)

★回り出しそうに梔子花一重
★金魚池赤き金魚の一文字

■互選高点句
●最高点(5点)
★晴れた日の薔薇の花束父米寿/髙橋句美子

※集計は、互選句をすべて一点としています。選者特選句も一点として加算されています。
(集計/高橋正子)
※コメントのない句にコメントをお願いします。