9月28日(土)


晴れ。

花苗買う秋日がいちばん光るのを 正子
とうがらし色いろいろを店先に  正子

●ガスレンジを新しく買いたいと思い、日吉駅まで、歩く。目当てのは、在庫切れ。じゃあ、簡単なミキサーを買おうとしたが、これはと思ったのも在庫切れ。方向替えて、天一書房によって少々本と、花屋で、ジーニアと金魚草の苗を買った。

●ラグビーW杯。日本がアイルランドに勝った。夢かと疑う。日本チームは、純粋に日本人ばかりのチームではない。
息子が中学でラグビーをやっていたので、少々はラグビーになじみがある。息子のこと、ある日、ラグビーの練習後、日も暮れて車で迎えに行くと寮生が夕飯に間に合うよう早く切り上げて帰ったので、息子一人が残って、借りたグランドを箒で掃いていた。友達分の汚れたユニフォームをごみ袋に入れて、自転車で運んでいた。お人よしにあきれるが、進学校のこの県外からきた連中、一考ありとそのとき、思ったのだ、後になって、やはり、図星だった。

9月27日(金)


晴れ。

つくつくほうし別れに来たと鳴いて去る    正子
つくつくほうしに鳴かれて後の耳敏し     正子
秋暑し小石のごとく四十雀          正子

●夜12時から今朝9時まで、何も考えず、考えないように、世の中、どうでも良いではないかと思って眠った。
朝の布団のほっかりとあたたいこと。

●噂、でも本当。稔典氏の「船団」が来年5月解散。牙城氏の「里」も来年4月解散。力尽きたのではないだろうが、これが今の現象。

9月26日(木)


晴れ。

熊笹の葉を刈りまこと秋暑し     正子
踏み固められたる土より曼珠沙華   正子

●熊笹の葉をいかんせん。 冷凍庫に。

●竜胆にまさかのアブラムシ。アブラムシには油断がならない。
竜胆が自生しているところを思い出すと、、湿って日がよく当たるところ。丈の低い草のなかに、日当たりの良いところに温まるように咲いている。その条件に少しでも合うように、水はたっぷり切らさずに、太陽が十分差すように気を付けると、花をしっかり咲かせてくれる。

9月25日(水)


晴れ。どこか蒸し暑い。

●秋草をさがして外へ。大方の草は、実をつけ、もう末枯れた様子。熊笹の葉を数枚とって帰り、たわしでこすってよく洗い水に浸した。これを何に使うか、未定。お茶饅頭を作るときに下に敷くか、とも。

●路地の葡萄が出回り、安く手に入る。いままで結構な値段で食べていたのは、温室栽培?お店にあれば、値段はこんなものかと、つい手がでる。昨日二房買って、今日また一房コープで届いた。

●今朝から、高血圧の新しい薬。どんなふうに効くか、血圧を朝、昼、夜と測る。
同じ病院で長くと、思うが、時代とともに何かが変わっているので、なんらか対応しなくてはいけない。

9月22日(日)


晴れ。午後2時ごろより曇り、時に小雨。

ふうせんかず二つの空気を手のひらに   正子
日に咲いて竜胆青をやわらかく      正子

●栄太郎さんの「俳壇12月号」への投句5句の選を信之先生とする。夕べファックスで送られてきたので、選は済ませて、一晩寝かせた。問題点一つを直し、栄太郎さんにファックスで返信。

●花冠は少人数。それをセレブリティを呼ぼう。毎日の投句の熱心さにほだされて、句の選を妥協はしてはいけない。私が納得するところで収めれば、誰がなんといおうと、返事ができる。

●11時ごろから、鯛ヶ崎の向こうまで、信之先生と散歩。往復1時間ほど。老人には、程よい、距離と思う。
転ばぬ先の杖のことわざがある通り、杖代わりに軽めのこうもり傘を持ってゆく。思った通り、役にたった。小さい窪み、小さい出っ張りが危ない。とっさのことに対してバランスを崩す。

●2019年ベルリンフィルのワルトビューネコンサートをテレビで見る。ベルリンのオリンピアパークにある森に囲まれた野外コンサート場。音楽もいいが、観客席の様子を見るのもたのしい。観客席が日暮れていくころが魅力的だった。自由な姿勢で、自由な普段の清潔の聴衆。水彩画を描いているらしい女性もいる。背中合わせに横向きに座っている人、寝そべっている人、歩いている人、いろいろだが、みんな聴いている。演奏者の服装も、おもねるところ、華美なところがない。普通なのだ。こんなところがあって、ヨーロッパの夏は楽しそうだなあ。

9月20日(金)


晴れ。

わが影を小さく収め秋日傘   正子
柴栗を売っている前通りけり  正子
りんどうを咲かせ太陽真上なり 正子
りんどうの花の光は真実青   正子

●いつものクリニックに薬をもらいに行く。11番目で、待ち時間たぶん3時間の感じ。1時間の診察は3人か4人の勘定。で、もらわず帰った。必ずしも予約制ではない。一案。途中家に帰って待ち、見計らって再度出かける。

9月19日(木)


晴れ。秋晴れのさわやかな天気。

●「俳句四季」10月号が届く。飯田龍太の句が読めたのが、よかった。

●『カミノ・アイランド』、結構面白い。カミノアイランドは、つまり文学愛好者たちで成り立つ島。結末を知りたく終わりを読む。身近に感じる内容だ。

9月18日(水)


雨。26度

穂草の花音無く吹かれ揺れいたり  正子
えのころと紅詰草と合わせ活け   正子
 台風15号
倒木となりし芙蓉に花白し     正子

●千葉県の停電は、杉の木などの倒木が電線を切ったことも大きい原因のひとつらしい。なぜ杉が倒れるか。森の手入れが悪く幹に空洞ができているらしい。森を粗末にした結果という。なるべくしてなった停電とも言っていた。

●傘を持たず散歩にでて、小雨に会う。この町も寂れた印象。広い敷地の家が何件も売られて、半分とか、四分の一とかの敷地に小住宅が建てられる。センスがいい家並みだったのに。みんな年取って、どこかにいったらしい。

●2、3日前、「俳壇」10月号が届いている。