9月20日(月)

晴れ
●敬老の日。今日は自分で自分をリスペクトというか、好きなようにやる日。
夕べ、マキタのスティック状の掃除機が動かなくなった。多分、電池だろうと思うが、今朝も動かない。箒とルンバを使って掃除。ルンバは見てないと吸い残しがあるのが心配で、いつも一緒に掃除。包丁を研ぐ。いつも思うが砥石って羊羹みたい。特に仕上げ用の方がなんともなめらか。
●昨夜テレビで「赤毛のアン2」を引き込まれて見た。「赤毛のアン」は子供用より大人用じゃないかと思う。第1章の始まりは、子どもには風景の描写が結構入り込んだ文だと思う。<Ann with e>は魅力。e がついてる方のアン。AnnではなくAnne.
●昨日、句美子が、兎の薯蕷まんじゅうと麩まんじゅうを持ってきてくれた。お月見と敬老の日。
●息子にお祝いを送ったが、返事がないので有難迷惑かと余計な気を働かせたら、今日「ありがたいです。」と返信が来た。少々大人になったかと一安心。

9月19日(日)

快晴
秋晴に見ゆるものみな晴れ晴れと 正子
秋晴の日を存分に干せし衣に  正子
秋晴に書を片づけることをまず 正子
●雨のあとの快晴。鉢植えの花がぐったり。雨続きで水が足りなくなている。あわてて水やり。
●卵、牛乳がありすぎて、プリンを作る。カラメルソースは焦がし少し足りず、甘いだけのプリンに。

9月18日(土)

●台風14号の雨が夕べから降っている。
●敬老の日のお祝いにお茶を町内会から信之先生がいただく。ブロック長と民生委員の方が来られ、信之先生も玄関まで挨拶に出てもらう。趣味とかいろいろ聞かれ、「花冠の7月号」と、「俳壇の結社の声花冠」を掲載の9月号を一冊渡した。非常に興味深く持って帰られた。
●昨日、鳴門金時をオーブンで焼き芋に。きれいに洗い、濡れた新聞紙でくるみ、アルミホイルをきっちり巻く。160度で90分。これでは足らず、220度で数分焼く。抑えてみてまだ固いが出してみる。アルミホイル、新聞紙と順に開くと皮が柔らい。焼けていた。割ると、ほっくり。栗にたがわぬ色と味。濡れた新聞紙が功を奏した。

9月17日(金)

青みどりの艶がうれしさ青蜜柑   正子
青ぶどう老いたる指がもぎて食ぶ  正子
中包みの和紙あたたかし秋の昼   正子
●台風14号が明日関東に。
●おかゆを炊く。土鍋は大学で人暮らしの息子に買った小さな白っぽいもの。就職して寮暮らしになるので、私が使うことになった。鍋焼き用みたいだけど、年期が入って捨てがたい。思えば、24年近く使っている。
●2,3日前、コロナの尾身会長がコロナが終わり普通の生活に戻るには2~3年かかると言っておられた。この発表がある前に、私はコロナの終わりまで3年かかりそうだと思って、個人的に、そのつもりで生活をしようと思うと日記にも書いた。それで、予想が一致してやっぱりとも思うし、驚きもした。

ご挨拶

8月の猛暑も9月になると横浜は嘘のように涼しくなりました。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるとおり、まだまだ昼間は暑いところもあることでしょう。
入賞の皆さまおめでとうございます。選とコメントもありがとうございました。みなさまの選とコメントに私が気付かなかったことを気づかせていただいた句もたくさんありました。ありがとうございます。
また、ご投句からは、夏から秋へ季節が一気に進んだように感じました。露草、秋茜、秋気、秋晴れ、稲架、西瓜、下り簗など秋の季語が並び、画面上にも爽やかさや、秋のわびしさの兆しが読み取れて、確実に秋へ季節が移ったことを実感しました。
新型コロナ禍の収まらない日々の生活ながら、季節と共に句を詠み、時を過ごすのはとても素敵なことではないかと思います。おしゃれな時の過ごし方とも思えました。
来月の句会を楽しみに、コロナに気を付けて、ご健吟ください。
これで、9月月例ネット句会を終わります。
9月16日
花冠代表 髙橋正子

9月16日(木)

●台風14号が東シナ海に2,3日止まっていたが、まっすぐ横に、つまり東へ方向を変えて九州や中四国に、そして関東へ。また大雨を降らすらしい。
新幹線運休。
●昨日、お祝いを送ろうとして郵便局で両替をお願いしたら、出来ないという。銀行へ行ってくださいと。今日、また別のお祝いを送るのに引き出したらあまりに汚れたお札。多少綺麗なものにお願いできないかというと、「両替票」をくれて、これに記入してくださいと。すぐに新札に替えてくれた。「両替票」があるのを知った。
●信之先生、どこか体調が悪そうなので、仕事を休んだ。明日も休むことにした。聞けば、どこも悪くないと。今朝食パン半分、お昼なしで、うなぎ飯の夕飯だけ。

9月15日(水)

曇ながら薄日
●涼しい朝。ベランダのミニミニバラやカブリコアがよく咲く。そろそろ花を植えようかな。
●塩バターパン、意外と食べやすい。バターを塗らなくても大丈夫。
●13日に「俳壇10月号」が届いている。
●「角川俳句への広告」、今日が締め切りで、昨年通りにすることにした。変えるといろいろ煩雑なことが起こる。変更箇所を2か所指示して、9分の1を年鑑と奇数月に掲載するようにFaxとメール。アシスタントのゴトウさんが対応。11月号から変更OKですよと、機転が利く。この方なら安心と思い、来年号からの変更で結構ですと返事。

9月14日(火)

●新しい歯科へ。家から歩いて10分以内。綺麗な医院でびっくり。最新の機械なのか、歯石の掃除が全然痛みもなくすぐ終わる。すぐ近くに大型マンションが数棟あるので、若い患者さんがほどんど。老人は不親切にされないかなと思っていたら、1人老人が来院。大丈夫そう。

■9月月例ネット句会/入賞発表■

9月月例ネット句会/入賞発表
■2021年9月月例ネット句会■
■入賞発表/2021年9月13日
【金賞】
08.稜線の確と定まり秋気満つ/桑本栄太郎
山々の稜線がはっきりと見え、秋の澄んだ空気が満ち満ちている。俳句の定型が決まり、風格のある句となった。(髙橋正子)
【銀賞】
15.秋茜すっと飛び立ち空に消ゆ/髙橋秀之
すっと飛び立った秋茜。飛び立ったかと思うと、その姿が見えない。小さな秋茜を秋の日と空がどこかへ掬いあげてしまった。まぶしく晴れた秋の日の透明感がいい。(髙橋正子)

20.露草の青に水音澄める今朝/柳原美知子
露草の花が青く咲くところは、田中を流れる小川のほとり。露草の青に水がふれんばかりで、音が澄んで聞こえる。澄明な秋の朝が詠まれている。(髙橋正子)

【銅賞/3句】
02.稲架に干す稲に青さの残るまま/吉田 晃
刈り取られて間もない稲。稲架にふさふさと掛けられた稲には、葉や茎にはまだ青さが残っている。実りの秋の豊かな風景がいい。(髙橋正子)

17.露草を撮って歩きの一歩とす/祝 恵子
カメラを持って歩きに出かけるところ。歩き始めたところに露草の花。まずは、カメラに収めてスタートの一歩とする。すずやかな気持ちで歩けそう。(髙橋正子)

【高橋信之特選/7句】
08.稜線の確と定まり秋気満つ/桑本栄太郎
秋になって空気が澄むと山の稜線もくっきりします。木々の雰囲気と相まって、秋気に満ちる気がするものです。(高橋秀之)
見晴らしの良い景色が目に浮かび、秋の気配が気持ちよくかんじられました。「確と定まり」という表現で壮大さも伝わってきました。(西村友宏)

20.露草の青に水音澄める今朝/柳原美知子
言葉の一つ一つが澄んでいて秋の朝の雰囲気がよく感じられます。(髙橋句美子)

27.見送れる子の振り返る虫の夜/髙橋正子
虫は昼より夕方から夜の方が多く鳴き、秋の夜は特に寂寥を深めます。見送られる子の名残りおしそうに振り返る姿に別れの侘しさを感じせせる景が見えてきます。 (小口泰與)

34.秋晴れの空を見上げて信号待ち/髙橋句美子
信号待ちの間、短い時間、何をするでもなく秋晴れの空を見上げる。そこには、澄んだ青空があるのでしょう。 (高橋秀之)

25.青ぎんなん雨の落とせる一顆なり/髙橋正子
雨あがり、散歩道に見つけた瑞々しい青ぎんなんにも秋の深まりを感じ、新たな季節を迎えるひそやかな喜びが感じられます。 (柳原美知子)

15.秋茜すっと飛び立ち空に消ゆ/高橋秀之

【髙橋正子特選/7句】
02.稲架に干す稲に青さの残るまま/吉田 晃
刈り取ったばかり稲束ですね?まだ緑色も残り、豊かに稔った穂先が揃って何段にも干されて居ます。今では少なくなった稲架の豊穣の秋の原風景が嬉懐かしい。 (桑本栄太郎)

08.稜線の確と定まり秋気満つ/桑本栄太郎
15.秋茜すっと飛び立ち空に消ゆ/髙橋秀之
17.露草を撮って歩きの一歩とす/祝恵子
20.露草の青に水音澄める今朝/柳原美知子
34.秋晴れの空を見上げて信号待ち/髙橋句美子

【入選/16句】
04.大利根の水は豊けき下り簗/小口泰與
水豊かな利根川の鮎漁。水にある豊の秋を漁する男たちの力強い姿が想像される。簗を下る水しぶきが秋の喜びを想像させてくれます。 (吉田 晃)

09.とりどりの秋果並ぶや道の駅/桑本栄太郎
秋の果物は本当に種類が多い。土地の産物が並ぶ道の駅ならそれが全て並ぶのだろう。果物の景が良く見える。 (廣田洋一)

12.露草の青は夜明けの空の色/多田有花
露草の青、晴れた日の夜明けの空の色。どちらも澄んだ青さを感じます。 (高橋秀之)

14.四・七日の読経に被る虫の声/髙橋秀之
近しい方が亡くなられたのでしょうか。亡くなられたころはまだ夏の名残が強かったものが今では虫の声が高く聞こえるようになってきています。 (多田有花)

18.里芋の葉より雨粒コロコロリ/祝恵子
サトイモの葉の上を転がる雨粒の様子をユーモラスに表現されています。 (多田有花)

19.夫に供う初生り西瓜縞の濃き/柳原美知子
スイカがお好きだったのでしょうか。初生りのそれを備えつついろいろ蘇る思い出もあったことでしょう。今年も一年無事に過ごせましたとの感謝の思いもどこか感じられます。 (多田有花)

28.青空へけさ鷺草の二羽となり/川名ますみ
鷺草を育てておられるのですね。晴れた朝に鷺草の花の二つ目が咲きました。それを二羽と表現されているのが素敵です。 (多田有花)

32.冷やかに車窓にとどむ茜雲/廣田洋一
秋の夕、冷えこんできた車窓一面に美しい茜雲が映り暮れきるまで名残りを惜しまれたことでしょう。 (柳原美知子)

03.秋涼しまたたく星の白さより/吉田 晃
05.陰りでも深山竜胆深き色/小口泰與
06.浮き石を踏んで逃すや下り鮎/小口泰與
12.露草の青は夜明けの空の色/多田有花
23.鯉跳ねて商談前の秋の夜/西村友宏
30.鷺草の音を立てずに羽ばたけり/川名ますみ
31.成田山手水を汲みし秋の朝/廣田洋一
35.秋の風海より吹いて髪靡く/髙橋句美子

■選者詠/髙橋信之
39.秋暁の網戸を入る風さらり
( 風さらり)。朝方に網戸を抜けてくる風、涼しくなってきましたね。(祝恵子)

37.スタンドの灯りが照らす秋の夜
38.書き並ぶ数字机上に秋の夜

■選者詠/髙橋正子
25.青ぎんなん雨の落とせる一顆なり
26.木犀の香の濃くなりて花に遇う
27.見送れる子の振り返る虫の夜

■互選高点句
●最高点(5点/同点4句)
02.稲架に干す稲に青さの残るまま/吉田 晃
08.稜線の確と定まり秋気満つ/桑本栄太郎
20.露草の青に水音澄める今朝/柳原美知子