4月20日(日)

曇り、風が強い

●洋子さんの100句を読み込む。前に送ってもらった句と照らし合わせながらの作業。洋子リリシズムが素晴らしい。ところどころ、差し替えた方がいいのでは、と思う句があるので、今日、明日検討。明日は定期受診で時間をとられるので、今日、ほとんど済ませる。

●洋子さんが横浜に来ることになったので、その打ち合わせを電話でする。100句について、話すことになる。

4月19日(土)

晴れ

●夜、晃さんの「私とリズム」の原稿について、電話で話す。冒頭に数行書き加えてもらうことにした。読みやすくするために、原稿を書く理由や背景などを加えてもらう。

●ばら寿司をつくる。蕨と人参と鮭とちくわの簡単な具。蕨はやわらかいので、見た目の存在感あり。

●ネットと調べると、私の場合の腰痛をなおすには、安静が大事とあったので、夕食後、早々に就寝。夜することにしている「自由な投句箱」の整理と「正子の俳句日記」をパス。

4月18日(金)

くもり、ときどき晴れ

ひとにぎりの蕨ひとまずテーブルに 正子
蕨いきいき湿りし紙に包まれて   正子
暗がりに置いて蕨を灰汁ぬきす   正子

●洋子さんの『俳句の杜2025年』の100句と、晃さんのエッセイ「私とリズム」を読んでいる。どちらも、大げさではなく、人生をかけている。こちらも性根を入れないといけない。

●府中の妹より、娘の出産祝いの品々と一緒に、因島の八朔と、家の裏でとれた蕨や、自家菜園の野菜などを送ってくれた。蕨が家の裏で採れるとは、知らなかった。早速、沸かしたお湯に重曹を入れ、蕨の灰汁抜きをした。あすは、これで、ばら寿司を作る予定。妹の家では、ばら寿司に八朔をいれるらしい。句美子が八朔の苦みがなくて甘くておいしいと言って喜んでいた。

     My younger sister sent us two packages. One was for my daughter, who gave birth to a baby boy on April 1st. The other was for me and included hassaku oranges, bracken shoots, wagkegi (Japanese bunching onions), and other items. The bracken shoots grow in the backyard of her house. I hadn’t known that for a long time. Tomorrow, I will make Bara-zushi using the cooked bracken shoots after removing their bitterness.
     Meine jüngere Schwester hat uns zwei Pakete geschickt. Eines war für meine Tochter, die am 1. April einen Jungen zur Welt gebracht hat. Das andere war für mich und enthielt Hassaku-Orangen, Farntriebe, Wagkegi (japanische Bundzwiebeln) und andere Dinge. Die Farntriebe wachsen im Garten hinter ihrem Haus. Das wusste ich lange Zeit nicht. Morgen werde ich Bara-zushi zubereiten, indem ich die gekochten Farntriebe nach dem Entfernen ihrer Bitterkeit verwende.
    

ご挨拶/4月月例ネット句会を終えて

  新年度がはじまりました。4月月例ネット句会は、ちょうど桜の咲く季節にかさなり、多くの桜の秀句が詠まれました。どの句も甲乙つけがたく、繊細に、誠実に、率直に、そして情感豊かに詠まれた句は花冠の誇るべき句だと思いました。
ほどんどの会員のかたにご参加いただき、ありがとうございました。入賞の皆様、おめでとうございます。選と丁寧なコメントをありがとうございました。句会後にも、コメントを書き込んでくださってこれもありがたく思います。

  私ごとですが、私の孫にあたります、娘の髙橋句美子と花冠同人の西村友宏さんの子どもがちょうど4月に誕生し、皆様から温かいお祝いの言葉をいただきました。心よりお礼申し上げます。亡き信之先生も驚いて、さぞや喜んでくれていることと思います。これもみなさまのご支援の賜物と感謝していることでございましょう。

★下記は西村友宏・髙橋句美子さんからの皆様へのお礼の言葉です。コメント欄にありましたのを、ここに貼り付け、感謝の気持ちといたします。

御礼 
みなさま
この度は子どもの出産につきまして、温かいメッセージを誠にありがとうございます。大変嬉しく拝見させて頂きました。また、大変思い出にも残る素敵な句会となりました。重ねて感謝申し上げます。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
西村友宏
髙橋句美子
(2025-04-17 16:38:30)

これで4月月例ネット句会を終わります。
2025年4月18日  
髙橋正子

4月17日(木)

晴れ
剪りとればみずみずしくて小さき薔薇 正子
柿若葉きらきら住宅街の庭      正子
春たけなわ麦茶を沸かす匂いがし   正子

●良い天気だった。夜中。月を見ようと外に出たが、月は見えなかった。

●外の景色はベランダからと、玄関に少し出てあたりを見る程度。今日はベランダのミニ薔薇と撫子が咲いたので、切って信之先生に供えた。薔薇と撫子を生前よく使っていた青い切子グラスに活けた。私用に赤い切子グラスがあるが、こちらはほとんど使っていない。これから使おうと思っている。

●リルケの『新詩集』のなかの「林檎園」には、夕方の芝生の緑の色から触発された思いをつづっている。林檎の木のしたにひろがる芝生の色に眼を向けている。この緑の色がいいと思ったのだろう。俳句の場合でも、いい色に出会ったとき、なんとか一句物にしたくなる。平凡なところでは、海の青、茄子の紺など。ところがリルケは「夕方の芝生の緑の色」に魅力を感じている。この辺りに、詩人の資質をみるところだろうか。

4月16日(水)

晴れ
●きのう、今日と天気がよい。しばらくこの日和が続きそう。今使っているこのブログが消滅することになった。ブログはほかにもいろいろある。ちょっと考えよう。
●花冠会員のかたから、出産お祝いの陣中見舞いをいただく。至れり尽くせりの心遣いに感謝のほかない。身内のできごとなのに、みなさん、自分事のように思ってくださる。これもよく言われる、「俳句の功徳」なのかと思う
This Goo blog will be closed and extinguished by November 18th. I need time to think about what I should do in the future to keep my journal.
Dieser Goo-Blog wird bis zum 18. November geschlossen und eingestellt. Ich brauche Zeit, um darüber nachzudenken, was ich in Zukunft tun soll, um mein Tagebuch weiterzuführen.

4月15日(火)

快晴
金いろの春満月の昇りゆき 正子

●街灯やマンションの灯があるので、星がうすくしか見えない。その中を動く赤っぽい光がある。飛行機なら点滅するだろうが、しないので、もしかしたら、宇宙ステーションなのかと思った。宇宙ステーションはどこにいつ見えるか計算すればわかるのだろうが、そんなことはできないので、勝手に想像してみる。電線に邪魔されたので、行方をさがしていたら、あっという間に見えなくなった。雲の彼方に消えたのかもしれない。

●4月月例ネット句会の入賞発表の皆さんのコメントを貼り付けるのは今日になった。皆さんのコメントを読ませていただいていると、いろいろあるので、面白い。自分のコメントがマンネリになっているのがわかる。今月の投句を読みつつ、冷静にみて、家(花冠)って、俳句のレベルが高いんじゃないかと。新しく入った人も、作った数が少ないだけで、レベル高いと思う。スモール・スリーを目指そうじゃないか、とひとり悦に入っている。

●晃さんから「私とリズム」の原稿が届く。今日は、ゆっくり読む時間がないので、さっと読んだだけだが、素晴らしいと思った。なにが素晴らしいのか、よく読んでみることにする。

     In this evening sky, I saw what seemed to be the space station flying away. However, I am afraid it wasn't the real space station. I only saw a reddish light moving through the southeastern sky. This evening, the spring moon was gold. That sight made me imagine a canary that had forgotten the song of children's songs.
     In diesem Abendhimmel sah ich etwas, das wie die Raumstation aussah und davonflog. Doch ich fürchte, es war nicht die echte Raumstation. Ich sah nur ein rötliches Licht, das sich durch den südöstlichen Himmel bewegte. An diesem Abend war der Frühlingsmond golden. Dieses Bild ließ mich an einen Kanarienvogel denken, der das Lied der Kinderlieder vergessen hatte.

4月14日(月)

晴れ

●4月月例ネット句会入賞発表
https:/blog.goo.ne.jp/kakan02d

●今夜は満月のように見える。金色の月。

●この11月18日でgooブログが廃止になると言う知らせを受け取る。廃止以降は、これまでの投稿はすべて見れなくなる。その保存をどうするか、次になにを使うか考えなくてはいけない。花冠はホームページが無くなっていらい、ブログを中心に活動してきた。転向を余儀なくされる。幸い相談できるものはいる。よく検討して次の段階を考えたい。

記録の長期保存、文化保存はいまのところ、紙に記録するのが、一番安心できるようだ。ネットはやっぱり、即時性が重要なので、保存には向かない気がする。

■4月月例ネット句会入賞発表■

■4月月例ネット句会入賞発表■
2025年4月14日
【金賞】
36.花透かせ花に溶けゆく夕茜/柳原美知子
満開の桜に夕日が落ちかかる光景。桜の向こうに夕日が落ち、夕日の色に溶けるように同化していく桜が、たっぷりと抒情ゆたかに詠まれている。(髙橋正子)

【銀賞/2句】
10.沖見えるまで花の坂上りゆく/藤田洋子
桜の並木が坂の上へと続いている。あるところから、桜並木を透かして海が見える。遥かに青くきらめく海と、桜の色がうつしい対比をなして、心遥かな心情が読み取れる。(髙橋正子)

30.境内の花摘み供す灌仏会/土橋みよ
灌仏会の花御堂をかざるために、境内の花をいろいろ摘み集めた。何が咲いているのだろう。椿、さくら、それに、かわいい花花が咲いている。釈迦誕生を祝う気持ちが自然で、うつくしい。(髙橋正子)

【銅賞/3句】
19.永日や日時計の針Ⅵを指す/上島祥子
日が永くなった。少し前までは5時をすぎ6時ごろには、暮れていた。それが日時計の針は6時を示すVIを指している。日の長さを日時計で実感するのどかさがいい。(髙橋正子)

23.みちのくの陽光ひさし朝寝かな/弓削和人
雪に埋もれた生活もようやく朝の陽光で目覚める春がきた。明るく気持ちのよい朝に朝寝を決め込んだ。雪国の生活者の春の来たよろこびなのだ。(髙橋正子)

26.春空に飛行機雲のほぐれゆく/多田有花
春空にのびやかに引かれた飛行機雲がやがてほぐれて空に消えていった。春空ののどかさやおおらかさが自然体で詠まれている。(髙橋正子)

【髙橋正子特選/7句】
10.沖見えるまで花の坂上りゆく/藤田洋子
海に面した桜並木のある坂道を、ぐんぐん上へと登って行きます。振り返れば、桜の花のトンネルの下方へ海が沖合まで見え、絶景を楽しむ作者です。(桑本栄太郎)
花はそれだけで美しい。しかし、春の海を背に咲く花はもっと美しい。そんな風景があるだろうと、ゆっくり坂を上るのである。眼前に広がる風景が見える、それを楽しみに「ゆっくり」上った。 (吉田 晃)

37.満開の桜と祝す吾子誕生/西村友宏
お目出度うございます。タイミング良く、桜が満開となりました。最高のお祝いです。(廣田洋一)
“吾子誕生”おめでとうございます。この上ない喜びが、満開の桜の明るさに満ちあふれているようです。(藤田洋子)

32.苗箱に早苗の緑がゆれあふる/吉田 晃
やがて田に植えられる早苗の緑が、優しく柔らかです。これから始まる新しい季節を感じさせてくれる早苗の明るさとみずみずしさです。(藤田洋子)
苗箱に蒔かれた早稲の籾種が早くも育ち、瑞々しい緑の苗となってあふれ、柔らかく風に揺れる嬉しさ。田植えの季節もすぐそこです。農の尊さを感じます。 (柳原美知子)

13.猫の背にとまるひとひら花ふぶき/川名ますみ
猫は心地よい居場所をよく知っています。心地よい風が吹き仄かな花の香りがする満開の桜の木の傍で、まったりとしていたのでしょう。猫の背のひとひらの花ふぶきに作者の猫への愛しさと桜の季節を惜しむ気持が感じられます。 (柳原美知子)

19.永日や日時計の針Ⅵを指す/上島祥子
36.花透かせ花に溶けゆく夕茜/柳原美知子
30.境内の花摘み供す灌仏会/土橋みよ

【髙橋句美子特選/7句】
12.朝が来て香る窓辺のフリージア/藤田洋子
朝の目覚めに窓辺のフリージアから春の香りが漂う。気持ちの良い朝を迎えられている様子が窺えました。(高橋秀之)

18.木陰から見上げる空に新芽吹く/髙橋秀之
大木の木陰からクローズアップされた春の空と芽吹いた新芽の明るさ。春の爽快さが感じられます。 (柳原美知子)

23.みちのくの陽光ひさし朝寝かな/弓削和人
26.春空に飛行機雲のほぐれゆく/多田有花
36.花透かせ花に溶けゆく夕茜/柳原美知子
桜と夕陽の淡い色の重なりが暖かい雰囲気です。(髙橋句美子)
43.みどり児に春月天心にのぼり/髙橋正子

【入選/16句】
01.花疲れ熟睡の部屋の四畳半/小口泰與
こういう疲れは充実の疲れですね。桜が咲き誇る戸外から戻ってこじんまりとした四畳半でやれやれと横になる。短時間でもぐっすりお休みになれたのでは。(多田有花)

03.鳥鳴いて花の噂を届けたり/小口泰與
優しい気持ちが伝わってくる句だと思いました。鳥が伝えてくれた花の噂がどんな花の様子だったか興味を持ちました。(土橋みよ)

04.廃校と決まる校門さくら咲く/桑本栄太郎
校門に桜が咲く風景は散見される。。一方、廃校という条件下に物悲しいさが見て取れる。廃校になった後は、どのようになるのだろう、という想像に書き立たれると共に、無常観を感じる句である。私ごとではあるが、母校である某小学校が廃校になっていたことと重なった。(弓削和人)

06.ぎらぎらと甍きらめく春の里/桑本栄太郎
明るく活気にあふれる春の里の様子を感じさせていただきました。(土橋みよ)

09.娘子の高き歌声柿若葉/廣田洋一
早や迎える新緑の季節。若き女性の明るい歌声に、柿若葉の透きとおるような美しさ、眩しさが、いっそう感じられます。(藤田洋子)

15.おひたしに求めし菜花のつぼみ咲く/川名ますみ
おひたしを作ろうと買い求めた菜の花なのでしょうか。さぁ、料理しようと思ったら、あら、つぼみが。作者がほほ笑む料理タイムだったのではないでしょうか(高橋秀之)

17.晴れの日は楽しき仲間とチューリップ/高橋秀之
チューリップには明るい日差しと仲間の笑いあう声が似あいます。この世界の「楽しさ」を花にしたらきっとチューリップになるだろうというような。(多田有花)

22.蕗の花どの花よりも土に触れ/弓削和人
地面から出たばかりの蕗の花芽。「どの花よりも」土近く開くその愛らしさと色合いに、春来たる喜びが感じ取れます。(藤田洋子)

24.幼子のほっぺと並ぶ桜餅/弓削和人
子供のほっぺが桜餅のもちもちした感触にかさなります。長閑で可愛らしい素敵な日常を思い浮かべました。(西村友宏)

27,春淡路大観覧車に迎えられ/多田有花
淡路の観覧車と言えば明石大橋を抜けた四国側。春の淡路を訪れたときに、大観覧車に迎えられた大きな気持ちを感じたのでしょう。(高橋秀之)

29.桜鯛花の気配にあかねさす/土橋みよ
桜が咲き始める頃の花を待つ気持ちが桜鯛の色彩にこめられて見事です。鯛の色合い、咲き始めようとする桜の色合い、それらが重なり合って華やかです。(多田有花)

33.山桜目で追いゆけば海はるか/吉田 晃
海の近くに連なる低山の山肌に山桜が点々と咲き始めています。その花を追って視線を移していけば、その先に青い海が広がっています。瀬戸内海沿岸部の花の季節の山の風景はまさにこういう感覚です。(多田有花)

39.寝かしつけ終えて一息桜餅/西村友宏
我が子の誕生に感激するとともに、慣れない子育てをこなして安堵する一コマがうまく切り取られていると思いました。桜餅を食べる姿がとても共感を呼びます。(土橋みよ)

11.母の手を離し走る子花の下/藤田洋子
16.新たなる門出に桜風に舞う/高橋秀之
25.大橋を渡らんのどけき春の日に/多田有花

■選者詠/髙橋正子
43.みどり児に春月天心にのぼり
生まれたばかりのみどり児がみずみずしい春月の月光に優しく包まれ、静かで神々しさを感じる光景です。赤ちゃんのお誕生おめでとうございます。健やかなご成長をお祈りいたします。 (柳原美知子)
生まれて来てくれた素晴らしい赤子を祝い、滴るばかりの艶なる春月が赤ちゃんを祝い、天の意思を神に届けていただくき、神様の恩恵が末永く続きますようにお祈りするご両親の心が感じられる御句ですね。(小口泰與)

45.花冷えの水の旨きをごくごくと
真冬とは異なる花冷えの寒さ。寒き中でもごくごと冷たい水が美味しく飲める季節になりました。 (高橋秀之)


44.遠山の桜ぬれているらしく

■選者詠/髙橋句美子
40.まんまるの子の誕生に桜咲く
桜花が赤ちゃんの誕生を言祝ぐ様ですね。桜の花に見守られる嬰児が健やかである喜びが伝わります。おめでとうございます。(上島祥子)
「まんまる」の赤ちゃんのご誕生おめでとうございます。これから桜が咲く度にお誕生日をお祝いできますね。どうぞお健やかに。 (川名ますみ)

41.蔓は空へ誕生祝いのスイートピー
晴れやかな気持ちが直接表現されていて、いつも元気を頂戴しております。(土橋みよ)


42.春の光テディイベアの誕生祝

互選高点句
●最高点句(8点)
10.沖見えるまで花の坂上りゆく/藤田洋子

集計:髙橋正子
※コメントのない句にコメントをよろしくお願いします。思ったこと、感じたこと、ご自由にお書きください。

4月13日(日)


●4月月例ネット句会。15名参加。
正子投句
みどり児に春月天心までのぼり 
遠山の桜濡れているらしく
花冷えの水の旨さをごくごくと

●一日雨。赤ん坊がやって来て、わが家は臨戦態勢状態なので、昨日はおにぎり、今日はいなりずしを作ってテーブルに置いおいた。ミニトマトといろいろサラダ菜をタッパーに入れて冷蔵庫に。麦茶をたっぷり沸かしておいた。 昔の農繁期の食事を思い出した。

●赤ん坊を見ていて、リルケは娘のルートの世話を少しはしたのだろうかと思った。ルートが結婚するときは、インゼル書店の社主のキッペンベルグに相談し、父親らしいことをしたようだが。このキッペンベルグは、リルケから離婚の相談をもちかけられて、離婚はしないように言ったということだが、どんな考えだったのか。
     We held the monthly haiku meeting for April online. Fifteen people participated, each submitting three haiku, and we selected five from the submitted works. Tomorrow morning, I will announce the winner of the April haiku meeting. I am looking forward to seeing who receives the gold prize. As the leader, I will make the final decision on the gold prize winner.
     Wir haben das monatliche Haikutreffen für April online abgehalten. Fünfzehn Personen haben teilgenommen, jeder hat drei Haikus eingereicht, und wir haben fünf aus den eingesandten Werken ausgewählt. Morgen früh werde ich die Gewinnerinnen des April-Haikutreffens bekannt geben. Ich freue mich darauf zu sehen, wer den Goldpreis erhält. Als Leiterin werde ich die endgültige Entscheidung über dendie Goldpreisträger*in treffen.