4月4日(月)

雨。
チューリップくずるる時は滲むかに 正子
●1月下旬の気温らしい。冷えている。最高気温10度にならなかった。
●髪を切らねば。思いついて以前行っていた美容室をネットで見ると、待ち時間15分。今がチャンスとさっと出かけた。美容室まで電車で2分。待ち時間なしで切ってもらえた。以前予約が取れなくて、やむを得ず、今のところに変わったのに、この変化は。
自分で見つけた店や、住む場所は、初めひっそりしているけれど、数年たつとにぎやかに繁盛し、発展する。それからなんとなく追い出される感じだ。昔植木屋さんが、私に不動産や骨董の勘がよろしいと言ってくれたことがある。今住んでいるマンションも自分が見つけて、駅ができて、でも静かなままの住宅地となった。
●文具店で色絵筆のセットを見つけた。春色、夏色、秋色、冬色がそれぞれ5色のセットがあった。水だけをスポイトのように入れて使う筆もあった。信之先生の仕事を作らねば。無為に時間がすぎてもったいない。葉書絵を描いてもらおう。はがきに俳句を書いてもらっているのが、なにかと役に立っている。

4月3日(日)

●『昭和史』(半藤一利著)の上巻、満州事変のところを読むと、「侵攻」と言う文字がリアリティをもって目に入る。満州事変は今のウクライナとロシアの関係に似ているように見える。ネットや交通の発達や情報の量など、世界は狭くはなっているが、それらを除くと、似ている。満州事変が起こるや、朝日、毎日新聞が太鼓や笛で煽り、ラジオも、国民も浮き立たせている。国民もそういうのが好きだったろうと思われる。
●元希が送ったお祝でメッセンジャーバッグを買ってもらったと言ってきた。「メッセンジャーバッグ」は、初めて聞く言葉に、どんなものかと思ってネットでみると、郵便さんの鞄のようなで、ショルダーバッグ。いつからこの言葉が使われ始めたのか。ショルダーバッグは使い続けられてすでに古い。「メッセンジャーバッグ」は、まるで新しい種類の鞄に聞こえる。

4月2日(土)

晴れ
●月例4月ネット句会の案内をブログに貼りつける。
●鯛ヶ崎公園周辺を歩く。信之先生は暖かくなって元気になった。冬の間は外に出なくて、弱ってしまったのかと思わされていたが、これはちょっと眉唾もの。今日は1kmぐらい鯛ヶ崎公園あたりを歩いた。丘の道は上り坂や下り坂、階段があるが、このあたりのお年寄りは歩いて下の街へ買い物に来ている。公園では小学生や幼児が大勢ボールなどで遊んで、花見をしている家族もいた。辛夷は散ってしまって、桜が見ごろ。木苺の蕾、あけびの蕾を見つけた。
●老人、カルシウムを取るべしというので、せめて牛乳を一週間に500ml消費するのを目標にしている。これが難しい。3週間目には乱れて来る。今週は杏仁豆腐とフレンチトーストにして乗り切った。

■2022年/4月月例ネット句会ご案内■

■2022年/4月月例ネット句会ご案内■

①投句:当季雑詠(春の句)3句
②投句期間:2022年4月4日(月)午前6時~2022年4月10日(日)午後5時
③投句は、下の<コメント欄>にお書き込みください。
※どなたでも投句が許されます。

▼互選・入賞・伝言
①互選期間:4月10日(日)午後6時~午後10時
②入賞発表:4月11日(月)正午
③伝言・お礼等の投稿は、4月11日(月)正午~4月14日(木)午後6時

○句会主宰:高橋正子
○句会管理:高橋信之

※都合で投句受付開始日より前に投句したい方は、期日前でも投句が可能です。

ご挨拶

3月月例ネット句会にご参加いただき、ありがとうございました。入賞の皆さまおめでとうございます。選とコメントもいつもながらいただき、ありがとうございました。
先だって俳壇4月号に花冠から「落花流水」のテーマで5名5句の競詠で参加しました。それらの句評を皆様からいただきましたが、鑑賞のすばらししさに、驚きました。月例句会で選評を書き続けてこられた成果とも思えました。いまさらながら、月例ネット句会の歳月を感慨深く振り返りました。
寒さも行きつ戻りつしながらも桜の便りを聞くようになりました。ここ横浜は、3月24日に桜が満開となり、早い花の季節を迎えました。よい花だよりがきかれますことを祈りつつ、これで、3月月例ネット句会を終わります。来月は4月10日(日)がネット句会となります。
主宰 髙橋正子

4月1日(金)エイプリル・フール。

雨のち晴れ
花桃の紅が列なすラグビー場     正子
四月馬鹿リラの細木を庭に植え    正子
榮太樓の黒飴舐めてる四月馬鹿    正子
●進級祝いのし袋を買いに日吉まで電車で。帰りは中央通りを抜けて住宅地の丘越え。慶大の西キャンパス、寮らしきところの脇道を縫って帰る。もうすぐ、楓の若葉が楽しめる。

3月30日(水)

曇り
街灯をつつみ夜明けの朧かな   正子
きわやかに薔薇の葉茂る春の朝  正子
蕾固き五倍子下を水流れ    正子
●春は行きつ戻りつ。松の川緑道を歩く。山吹、桑の花、五倍子、榛の木の花、むらさき花菜が咲いている。散りかけた辛夷にも、山桜にも涼しそうな若葉が出ている。小鳥は鵯だけになったが、流れの水が増えている。緑道沿いの慶大のラグビー場はここ10日ばかり、いつも学生がいる。
●緑道がつきるところにある日吉地区センターの図書室から『昭和史1926-1945』(半藤一利著)を借りて来た。昭和史は嫌なんだけれど、話に聞く、怖いもの見たさのような感じで借りて来た。知らずには済まされないだろう。

3月29日(火)

曇り
●今朝は、ひんやりしている。2月中旬の気温で、3月もあと2日。横浜で桜が満開だという。桜が散るまでは冬物は仕舞わないのがいいらしい。
みんながメモのように書き散らした紙を整理。個人専用の袋を作りそれに入れる。5年前ぐらいのものからある。
私のメモに、第3句集を5年前に出そうとした形跡が残っていた。そんな記憶は全くない。思い出そうにも思い出せない。句集名を決め、予算は10万円とある。夢のたわごとで笑いそうになるが、まじめだったよう。今は全く句集を出そうという気はない。死ぬ間際に出すなら、デザインを吟味して5冊作るかもしれない。

3月28日(月)

晴れ
咲き満ちて桜の毬の枝枝に   正子
腐葉土のよくも匂いてすみれ草  正子
山畑よりぬすみし一花桃の花  正子
●桜を見にあちこち歩くつもりで家を出た。まず金蔵寺の裏山に上る。先客は一人、帰るところだった。頂上の開けたところに芽吹いたタラの木が一本、桃の木が数本、上る道すがらに藪椿、桜。たちつぼ菫がたくさん。眼下に桜があって街が見える。あちこち行く気がしなくなり、下りて帰宅。
●暖かかったせいか、買って一日経ったバナナが傷みそうになった。油断ならない気温の変化。夕食後、一人台所でゴトゴトしながらバナナマフィンを焼いた。無事2本半を使い切った。残り半本は食べたのでした。レシピはネットからダウンロードしたが、間違いなくおいしく焼けた。バナナマフィンも捨てたものじゃない。