2022年月例ネット句会最優秀作品決定

□2022年月例ネット句会の金賞作品12句から一人3句ずつ好きな句を選んでいただきました。その結果を発表いたします。
最優秀句:⑪初冬の薔薇みずいろの空に向き   多田 有花(8点)
次点優秀句:⑥連山を映し色濃き青田かな    桑本栄太郎(6点)
有花さん、栄太郎さん、おめでとうございます。
□選にご参加くださった皆様は次の方々です。暮れのお忙しいなか、ありがとうございました。番号は金賞作品の選句用の句番号です。(敬称略)
高橋 秀之:①、⑥、⑦
廣田 洋一:① ⑥ ⑪
桑本栄太郎:① ⑧ ⑫
弓削 和人:② ④ ⑪
祝  恵子:④ ⑦ ⑪
小口 泰與:⑥ ⑧ ⑪
多田 有花:④、⑤、⑥
柳原美知子:④ ? ⑪  
吉田  晃:③ ⑥ ⑦
川名ますみ:③、⑨、⑪
西村 友宏:③ ⑦ ⑪
髙橋句美子:① ⑥ ⑪
以上12名の皆さまでした。ありがとうございました。
なお、ご感想等がございましたら、下のコメント欄にお書きください。
2022年12月18日
花冠代表 髙橋正子
 

2022年月例ネット句会金賞作品

2022年月例ネット句会金賞作品(12句)
下記の金賞作品の中から、好きな句を3句選んで句の前に付けられた番号をコメント欄にお書きください。最高点句を2022年の最優秀作品といたします。よろしくお願いいたします。(花冠代表 髙橋正子)
一月 ①正月の凧いきいきと河川敷     多田有花
二月 ②裸木の白壁に影立たせおり     祝 恵子
三月 ③ヒヤシンス根っこは水を掴み巻く  祝 恵子
四月 ④客船に舞いこむ桜陽が照らす    高橋秀之
五月 ⑤住み古りし家に別れ来夕牡丹    柳原美知子
六月 ⑥連山を映し色濃き青田かな     桑本栄太郎
七月 ⑦合歓咲いてはるか島なみ青湛え   柳原美知子
八月 ⑧近況を語り合いたる盆の客     多田有花
九月 ⑨ふるさとの最後のひとつ梨を剥く  桑本栄太郎
十月 ⑩玄米を提げる山路や秋高し     弓削和人
十一月⑪初冬の薔薇みずいろの空に向き   多田有花
十二月⑫布団干す晴れ渡る日の午餐どき    高橋秀之

12月ネット句会を終えて/ご挨拶

今年も1月から12月まで、12回の月例ネット句会を行うことができました。ご参加のみな様、ありがとうございました。それぞれの回でその月らしい作品が生まれたことを喜こんでいます。
毎月第2日曜のネット句会ですが、驚くほどはっきりと季節の進み具合が見えました。関東から関西、四国と各地で暮らされている皆様の生活の様子が俳句を通して知ることができて、おひとりおひとりを近しく感じることができる句会でした。
来年2023年9月には花冠創刊40周年を迎えます。日々を繋いで40年経ったかと思うと感慨深いものがあります。これも花冠のお仲間がいればこそ、繋げた40年だと思います。ご支援、ご協力をありがとうございます。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
これで2022年12月月例ネット句会を終わります。皆様、よいお年をお迎えください。
2022年12月17日
花冠代表 髙橋正子

12月17日(土)

曇り
●夜中、窓打つ音に雨が降っていることを知る。夜中をまわっても花冠の編集に切が付かない。だんだん集中力が増して9割がた進んだ。しかし、俳句日記はやはり難物。
●昨日頼まれた元希へのクリスマスプレゼント。楽天に注文しようとしたら、目当てのバッグは売り切れ。ネットは油断ならない。昨日夜ールをもらった時点で注文すればあったのだろうが、今回は失敗。去年はメールをもらってすぐ注文した記憶がある。父親に任せることにして連絡。

12月16日(金)

晴れ
●信之先生散髪へ。昼前に理髪店に行ったが、2人が整髪中で待つ。すぐ近くの理髪店ながら、帰るとすっかり疲れてしまって、食事とお風呂で精いっぱい。今日の編集の仕事はお流れに。
●「俳壇」から来年の花冠の広告の件で封書。来年も広告を隔月で継続するので、忘れないうちにと、今日、広告料を振り込んだ。’23年3月号から’24年1月号まで。
●もときから夜、クリスマスプレゼントの依頼のメール。テニスバッグが要るとのこと。明日朝注文することに。

12月15日(木)

晴れ
●花冠の編集。半ば済んだ。残る難題は「俳句日記」。編集の仕事にBGMは欠かせない。今日はHalidonの100ピアノ・ソナタを聞いている。ピアノをずっと聞いていると、聞く音がピアノに偏って来る。耳の慣れというのか、次もまたピアノ曲が聞きたくなる。
●夕方眠すぎて仕方なく、昼寝。夕飯は冷凍グラタン。信之先生は年取って洋風な料理が食べやすいようで、グラタンなど好むようになった。ご飯は噛むのがめんどうみたい。お粥ややわらかいご飯は、好きではなさそう。牛乳やジュースで済まそうとする。

12月14日(水)

晴れ
●生協の配達。水の配達がいちばん助かる。夜中雨が降ったのか、道が濡れている。
●花冠の編集。信之先生の介護もあるので、疲れたと思ったら仕事をゆっくりするか、やり残すことに。そのおかげか、みんなに「元気だ」と言われる。

12月13日(火)

曇りのち晴れ
●一日花冠の編集。
●俳壇1月号が届く。花冠の広告あり。
●「松の花」12月号「現代俳句管見」に句美子の句「コスモスの初めの花は一二輪」が採り上げられる。
(「コスモス」というと広い土手のような所を埋め尽くすように咲くさまを思い浮かべるが、この句のように言われるとその「一二輪」を見てみたい衝動に駆られる。)(評:松尾清隆編集人)

12月12日(月)

晴れのち雨
●12月ネット句会の入賞発表。
●みなさん、早速金賞の選を始めてくれて、どの句が最高得点を取るか楽しみ。去年は同点3人だった。
●You Tube で音楽を聞きながらパソコンの仕事をしていて、なんとすごいバッハなんだとびっくりして、画面を見た。オランダバッハ協会の演奏だった。メインのバイオリンニストが日本人のようだったので、ネットで調べたら、やはり日本人で佐藤俊介さんというかた。38歳でオランダバッハ協会の音楽監督。今年一番の音楽に出会った感じ。

12月11日(日)

晴れ
冬川を渡る電車の一旅客    正子
冬茜鉄橋渡り子を見舞う    正子
北風吹けば名をもつ星の瞬ける 正子
●12月ネット句会。13名参加。
●2022年金賞作品12句から2022年最優秀作品を決めるため、ひとり3句の選を依頼。
●夕方、句美子の家へ。ほほ体調はもどったようだ。病気で体調が悪いときもずっと休まずテレワークをしていて、会社も気づかなかったらしい。頑張りすぎる癖は父親似。
●病院へ行くのにちょうどいい服がなくて、友宏さんに編んだベストを着ていったという。えっ、だが、意外と自分に似合って可愛かったという。まあ、ユニセックスのデザインだから。着るものは買おうと思えば好きなものが買えると思うのに、編み物は意外と嬉しいようだ。花冠1月号を発行したら、編み物を始めるつもり。今度は編み方を良く調べて、もっときれいに編めるように。