9月19日(月)

★吹き起こり風が熟田をさざめかす  正子
整然と稔る稲の穂がふいと起こる風に煽られて賑やかに騒ぎ立てる。収穫前の豊かな田の風景が浮かび上がります。 (小西 宏)

○今日の俳句
風入れる窓に虫の音混じり来る/小西 宏
窓の風に混じって聞こえる虫の声は、心地よく聞こえる。しかし、聞いているとどこか淋しい気持ちが湧く。秋という季節のせいだろうか。(高橋正子)

○イギリス旅行
 早朝、イギリス旅行へ、娘の句美子と横浜の自宅を発つ。娘に誘われての旅である。20年ほど前の家族4人でのドイツ旅行が思い出される。1990年に家族でドイツ旅行をした。二十一年の歳月が流れ、六歳の句美子は9月3日に二十八歳になった。信之先生は、留守番役。帰国は、9月26日の予定。
 午前11時30分成田空港発のヴァージン・アトランティック航空0901便でロンドンへ出国。宿泊は、ロンドンから北へ314km離れたチェスターのホテル。リヴァプールの近くです。(信之記)

▼イギリス一美しいと言われるチェスター:
http://urara-y.at.webry.info/201007/article_10.html

◇生活する花たち「葛の花・秋桜・酔芙蓉」(横浜四季の森公園)


コメント

  1. 小西 宏
    2011年9月19日 21:31

    お礼
    高橋正子先生
    「風入れる窓に虫の音混じり来る」を先生の「俳句日記」にお取り上げ下さり、とても嬉しく感じております。いつもご指導、たいへんありがとうございます。

  2. 小西 宏
    2011年9月19日 21:33

    鑑賞
    ★吹き起こり風が熟田をさざめかす  正子

    整然と稔る稲の穂がふいと起こる風に煽られて賑やかに騒ぎ立てる。収穫前の豊かな田の風景が浮かび上がります。