★わが視線揚羽の青に流さるる 正子
強い夏陽の中を漂う揚羽蝶の帯模様。しかしそれが思いがけない速さで木や花のあいだを飛び翔ることがあります。そんなとき揚羽の青は網膜に一閃を残し、青を追う視線は宙を流されることになります。夏の日の輝きと揚羽蝶の流れる色彩を頂戴いたしました。 (小西 宏)
○今日の俳句
大きく晴れし南の空や凌霄花/小西 宏
南の空が広く眺め渡されて、その中にオレンジ色の凌霄花が咲き盛り、絵画的印象の強い句となっている。(高橋正子)
○猛暑続きでしたが、今日は雨。気温も下がり、暑さが一段落。
○花冠10月号の編集。巻頭抄、選後に、正子の俳句日記、正子俳句鑑賞、子ども俳句。午後3時半ごろまで掛かる。
○洋介さんの句集『葉桜』をクロネコ便で洋介さんあて贈った。明日午前中到着予定。
同人贈呈用の慣例で寄贈いただく。
○花冠9月号の発送用封筒の準備。洋介さんの句集は申込者に9月号の同封する。
7月28日のアクセス数
閲覧数:431PV 訪問者数:158IP
順位: 9,925位 / 1,444,304ブログ中
◇生活する花たち「朝顔」(横浜日吉本町)
コメント
お礼
高橋正子先生
「大きく晴れし南の空や凌霄花」を先生の「俳句日記」にご紹介くださり、たいへんありがとうございました。いい記念となります。
鑑賞
★わが視線揚羽の青に流さるる 正子
強い夏陽の中を漂う揚羽蝶の帯模様。しかしそれが思いがけない速さで木や花のあいだを飛び翔ることがあります。そんなとき揚羽の青は網膜に一閃を残し、青を追う視線は宙を流されることになります。夏の日の輝きと揚羽蝶の流れる色彩を頂戴いたしました。
お礼/宏さんへ
揚羽の句へ、たのしいコメントをありがとうございました。揚羽蝶の青はいつみてもきれいですね。