★アスパラガス大地のみどりを一束に 正子
大地からぐんぐん伸びるアスパラガス。束で売られるその姿は、濃淡の緑にまだ土が残っていて、てのひらほどの大きさなれど「大地のみどり」を実感させます。買物でも食卓でも、暮らしの全てが自然に繋がっていること、気づかせて頂きました。(川名ますみ)
○今日の俳句
空青く紫陽花はみな色を待つ/川名ますみ
晴れた空に、まだ色づかぬ紫陽花は、どの花もそれぞれが咲く色を待っている。水色に、青に、ピンクにと、そのときも間近。「色を待つ」は作者の期待でもある。(高橋正子)
○パソコンの動画でスイスの街をいろいろ楽しむ。案内は現地に住んでおられる日本人。小さい花も、森の祭りも、街のレストランも、湖も古城も、渓谷も、よかった。案内の日本人も理知的で、個性的で、自然体。媚びた風がないのがさわやか。
◇生活する花たち「紫陽花」(横浜日吉本町)
コメント
お礼
正子先生、今日の俳句に拙句「空青く」を掲載下さいまして、ありがとうございます。色を待っていた紫陽花が、日に日に鮮やかな色を得てゆきます。夏の花が活き活きする季節になりました。街を行くのが楽しいです。
好きな句
アスパラガス大地のみどりを一束に 正子
大地からぐんぐん伸びるアスパラガス。束で売られるその姿は、濃淡の緑にまだ土が残っていて、てのひらほどの大きさなれど「大地のみどり」を実感させます。買物でも食卓でも、暮らしの全てが自然に繋がっていること、気づかせて頂きました。
お礼/ますみさんへ
アスパラガスの句にコメントをありがとうございます。アスパラガスの束を見ていますと、黒々とした土からじかにうまれたんだなあ、と思います。以前、北海道の息子の友人宅からアスパラガスを一箱いただきましたが、それは、素敵なみどりでした。