ご挨拶(第1回~第10回)


◆スタッフ◆
■主宰:高橋正子(花冠主宰)
■管理責任者(フェイスブック・ツイッター・ブログ等):高橋信之(花冠創刊者)
■選者:高橋信之(花冠創刊者)・高橋正子(花冠主宰)
■世話人:藤田洋子・安藤智久


第10回句会
◆ご挨拶◆
3月3日は上巳の節句。江戸時代までは上巳の節句、端午の節句も 男女ともに祝っていたようです。3月3日は桃の節句とも呼ばれますが、新暦では花屋に桃の花は咲けども、庭や畑の桃の花の蕾は固いようです。雛祭や桃の花など​の句に、和やかな句会になりました。男の子だけの家庭でも、雛飾りはなくとも、お母さんのちらしずしで食卓が華やいだご様子。3日の日経夕刊コラムに「京の雛祭り」と題して、狂言師茂山千三郎氏が「男は黙って、ちらしずしと​ハマグリの吸い物にありつけたことに感謝すれば良いのだ。」と書いておられました。みなさん、和やかな雛の日を過ごされたのでは思います。入賞の皆さまおめでとうございます。また、互選とコメントをありがとうございました。​フェイスブック句会の管理と運営は信之先生に、集計は藤田洋子さんにお願いしました。大変お世話になりました。安藤智久さんには、今回から世話人として加わっていただくことになりました。これで第10回フェイスブック句会を​終わります。次回をお楽しみに。(主宰/高橋正子)

 10回目を数えたフェイスブック句会がこのように充実し、たくさ​んの仲間で楽しむことができたのは、信之先生、正子先生の大変な​熱意とご努力があってこそのものだと、まずは両先生に深く感謝い​たします。
 ブログ句会、ツイッター句会、フェイスブック句会と、インターネ​ット上で次々と新しいサービスを使った句会が開催され、戸惑って​いる方もおられるかもしれません。しかし、この変遷は変化の激し​いインターネット上で、より良い俳句の勉強の場を目指して活動し​てきた花冠にとって、きっと自然な流れなのでしょう。ネット上で​の場所は変わっても私たちが目指しているものは、明るくて深い俳​句。俳句の座を大切にして細く長く俳句を楽しむこと。これからも​皆様と一緒に句会を楽しめられたら幸せです。
 私は今回から藤田洋子さんとともに、句会のお世話係りをさせてい​ただくこととなりました。若輩であり時間的にも限りがありますが​、先生のご指導のもと協力させて頂きますので、よろしくお願いい​たします。(世話人/安藤智久)

第9回句会
◆ご挨拶◆
今年は厳しい寒さに見舞われておりますが、それでも立春の名を聞くと、冬から解放される嬉しさがわいてきます。立春句会には、大勢の皆さまにご参加いただき、最近では一番多いご投句がありました。立春らしい明るい俳句に元気​が湧いてきました。入賞の皆さまおめでとうございます。いつもながら、信之先生には管理運営を、洋子さんには集計をお願いしました。大変お世話になりありがとうございました。これで、立春句会を終わります。(主宰 高橋正子)

立春を迎え、ここのところ寒波が続いていただけに、格別な喜びを感じています。24名の皆さんとともに、立春句会を楽しみ、たくさんのご投句に、これから始まる春への明るい希望を感じさせていただきました。信之先生、正子先​生には、句会の管理運営、入賞発表に至るまで大変お世話になりました。ご参加の皆様、ありがとうございました。(世話人/藤田洋子)

第8回句会
◆ご挨拶◆
あけましておめでとうございます。 2012年、辰年がスタートいたしました。よいお年をお迎えのことと思います。フェイスブック新年句会はいかがでしたでしょうか。いろんな地方で、いろんな形で新年を迎えられたご様子を句にしていただき、楽しませていただき​ました。私は、除夜に近所の金蔵寺で家康父子の寄進した鐘を撞きました。ご投句からいろんな除夜や新年を思い、気持ちが改まりました。多くの皆さまから、選とコメントをいただきありがとうございました。句会の管理運営は信之​先生にお願いしました。大変お世話になりました。これでフェイスブック新年句会を終わります。今年も引き続きフェイスブック句会をよろしくお願いいたします。    (主宰 高橋正子)

第7回句会
◆ご挨拶◆
昨夜は、11年に一度日本で見られる完全な皆既月食でした。今年は大震災や原発事故など大きな出来事がありましたが、花冠の句会もツイッター句会、フェイスブック句会と移ってまいりました。句会を楽しんでいただけましたでh​そうか。来年も楽しい俳句をお待ちしています。これで、今年最後となります第7回フェスブック句会を終わります。信之先生句会の管理運営をありがとうございました。みなさま、よいお年をお迎えください。(花冠主宰 高橋正子)

第6回句会
◆ご挨拶◆
今日の横浜は、雲ひとつない、快晴のよい天気でした。フェイスブック日曜句会も、はや6回となりました。大阪での花冠フェスティバル後のはじめての句会でしたが、今回は最優秀句はフェスに出席された秀之さんと栄太郎さんのお​ふたりでした。おめでとうございます。これで第6回フェイスブック日曜句会を終わります。次回をたのしみにご健吟ください。

第5回ご挨拶
横浜の今日は、昨夜の雨もあがり、穏やかで、気持ちのよい日となっています。今回は第5回の句会となって、一区切りです。フェイスブック句会もツイッター句会のときと同様、慣れることが大切かと思います。初冬の句がたくさん​集まり、ほっこりとした気持ちです。入賞の皆様おめでとうございます。選句、コメントもいただきまして、ありがとうございます。次週は、花冠フェスティルのため、入賞発表はお休みです。句会の管理運営、集計は信之先生がして​くださいました。ありがとうございました。第5回フェイスブック句会をこれで終わります。フェスにご参加の皆様とお会いできるのを楽しみにしています。(主宰 高橋正子)

第4回
ご挨拶
立冬を過ぎ、一日は寒い日があったものの、あたたかい日が続いています。第4回フェイスブック日曜句会は、いかがでしたでしょうか。入賞発表をいたしました。ご覧ください。ご投句、コメント、互選も滞りなく。ずいぶん慣れて​こられ、盛り上がってきた感じでうれしく思います。第4回フェイスブック日曜句会をこれで終わります。次週をお楽しみ。(主宰 高橋正子)

第3回
◆ご挨拶◆
フェイスブック日曜句会も第3回の入賞発表をいたしましたが、軌道に乗ってきた感じです。入賞の皆さまおめでとうございます。選とコメントをありがとうございました。日々あたらしく、日々生き生きと過ごすことができれば、こ​れは、最高によい生活なのではと思います。良い句はそこから生まれることでしょう。まもなく立冬を迎えますが、風邪にご注意なさって、今週もお元気にお過ごしください。句会の管理運営は信之先生に、入賞句のコメントを、それ​ぞれ皆さまからいただきありがとうございます。これで第3回フェイスブック日曜句会を終わります。(主宰 高橋正子)

第2回
ご挨拶
きょうは、晴れたかと思うと雲がひろがり、いよいよ秋も終わりの感じです。第2回フェイスブック日曜句会は、いかがでしたでしょうか。入賞発表をいたしました。入賞の皆様おめでとうございます。ツイッターで投句、フェイスブ​ックで互選とコメント、入賞発表の案内もフェイスブック。入賞発表とそのお礼は、ブログといろいろ使っての句会となっています。この句会形式にどなたもが、慣れるまでは、もう少し時間がかかるでしょうか。日々の楽しい句を楽​しみにしています。句会の管理運営は信之先生に、入賞句のコメントは、お世話役の多田有花さんにお願いしました。これで第2回フェイスブック日曜句会を終わります。

第1回
ご挨拶
秋も深まってまいりました。今日の第1回のフェイスブック日曜句会には、20名の方がご参加くださいました。句会の清記から入賞発表、互選句の集計まで、信之先生のご尽力で何の問題もなくスムーズに運びました。信之先生、お​世話になりました。また、入賞発表のコメントのない句につきましては、多田有花さんと後藤あゆみさんにお世話役として、コメントをつけていただきました。お二人には、お忙しいところありがとうございました。まだフェイスブッ​クに慣れておられない方も多くいらっしゃいましたが、そのことに特に問題はありませんでした。普段の投句は、これまで通りにツイッター句会にしてください。第1回フェイスブック日曜句会は成功でした。これからも、よろしくお​願いいたします。これで、第1回フェイスブック日曜句会を終わります。(主宰 高橋正子)

3月20日(火)/春分の日

★春分の日といい空に飛行機音  正子
春分の日。きっと雲ひとつない青空が広がっているのでしょう。見えない飛行機の飛ぶ音が、その広い青空を感じさせてくれます。(高橋秀之)

○今日の俳句
大空はどこまでも青く辛夷咲く/高橋秀之
真っ青な大空に、花びらをひらひらと崩して辛夷が咲いている。大空の青に対して、自然の姿をよくとどめる辛夷の花が印象的な句である。(高橋正子)

○春分
★春分の日をやはらかくひとりかな/山田みづえ
★春分の日切株が野に光る/安養白翠
★春分の田の涯にある雪の寺/皆川盤水

 春分(しゅんぶん)は、二十四節気の第4。二月中(旧暦2月内)。現在広まっている定気法では、太陽が春分点を通過した瞬間、すなわち太陽黄経が0度となったときで、3月21日ごろだが、今年は3月20日。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。
 春分の日(しゅんぶんのひ)は、春分が起こる日である。しばしば、「昼と夜の長さが同じになる。」といわれるが、実際は昼の方が長い。春分の日は、日本の国民の祝日の一つである。祝日法第2条では「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ことを趣旨としている。仏教各派ではこの日「春季彼岸会」が行われ、宗派問わず墓参りをする人も多い。

★春分の日といい空に飛行機音 正子

○山茱萸(さんしゅゆ)
★山茱萸の花こぞりて黄を凝らす/塩川雄三

 サンシュユ(山茱萸、学名:Cornus officinalis Sieb. et Zucc.)は、ミズキ目ミズキ科の落葉小高木。樹皮は薄茶色で、葉は互生し長さ4-10 cmほどの楕円形で両面に毛がある。3月から5月にかけ、若葉に先立って花弁が4枚ある鮮黄色の小花を木一面に集めてつける。花弁は4個で反り返り、雄しべは4個。夏には葉がイラガやカナブンの食害を受ける。晩秋に付ける紅色楕円形の実は渋くて生食には向かない。
 中国及び朝鮮半島の原産地に分布する。江戸時代享保年間に朝鮮経由で漢種の種子が日本に持ち込まれ、薬用植物として栽培されるようになった。日本では観賞用として庭木などにも利用されている。日当たりの良い肥沃地などに生育する。

★山茱萸の花見て空の青を見し/高橋正子

◇生活する花たち「椿・馬酔木の花・土佐みずき」(東京関口・椿山荘庭園)