俳句
ようやくの桜蕾が灯の中に
晴れ
○「俳句界4月号」が到着。3冊。
○お彼岸なので、餡も自分で炊いておはぎを作る。つぶ餡、青海苔、胡麻の三種。胡麻は摺り胡麻に醤油を少し垂らす。胡麻に醤油を入れるアイディアは、「お菓子の教科書」(川上文代著/新星出版社)のおはぎの作り方で教えてもらった。おいしいですよ。
○ラベンダーの蕾が覗く。雲間草が花盛り。日光を好むらしい。夕方から風が強くなる。夕べは、風の声が歌のようにも聞こえ、なんどもラジオかもと確かめたが、やはり、風の音。
ローレライの話を思い出した。
○今日の俳句
湧水の流れに椿一花あり/小川和子
きれいな湧水に一花の椿が落ちてまだ色鮮やかである。水と花のクリアなイメージが美しい。
○現代俳句一日一句鑑賞
http://blog.goo.ne.jp/kakan109/
◇季節の花「桜・花ニラ・雲間草」(横浜日吉本町3丁目)

俳句
花すもも散るや夜道の片側に
春嵐夜道を戻る髪弄り
曇り時々晴れ
○下記ブログの更新
インターネット俳句コンテスト協会事務局
http://blog.goo.ne.jp/ihck/
インターネット俳句コンテスト実行委員会
http://blog.goo.ne.jp/contest2009/
○仙の絵と書のある出光のカレンダー。三月には次のようにある。
「楽しみハ花下より鼻の下」「農其天下之本乎」
鼻の下とくれば、鼻の下が長いを連想するが(現にこういう男性の顔を知ってはいるが)鼻の下というのは、生活の糊という意味らしい。桜花の下で、花見の宴がくり広げられる頃には、農民たちは額に汗して忙しく働いている。人々が花見を楽しむことができるのも休む間も惜しんで働く農民たちに支えられてのことである。
思い返してみると、桜が咲くは、苗代の準備を始める頃だったのかもしれない。種籾をみどり色の消毒液に浸し、それから苗代に蒔く。苗代床はなんだか暖かそうに思えた。農家の人は、花見どころではなかったような気もする。苗代ができたり、田の畦がきれいに塗られたりすると、咲いているれんげそうが土に鋤きこまれたりはしたが、楽しい季節がはじまったという記憶がある。
○現代俳句一日一句鑑賞
http://blog.goo.ne.jp/kakan109/
◇季節の花「すもも・ソケイ・ヒアシンス」(横浜日吉本町3丁目)
