1月2日(火)

★木賊生う地より突き立つ濃き緑/高橋正子
山中の湿地に自生しているが観賞用に庭園などにも植えている。地下茎は力強く横に生え、地上茎は直立し、枝分かれせず70センチ位の高さで深緑の縦溝が新年の青空に力強く立っている素晴らしい景ですね。 (小口泰與)

○今日の俳句
大らかな雪の浅間の二日かな/小口泰與
よい天気続きの正月。二日も雪を冠った浅間山が大らかに坐っている。浅間山を「大らか」と捉えた度量がよい。(高橋正子)

●晴れ。
初詣に駒林神社に出掛ける。午後2時ごろ。境内には30人ぐらいの人がいて、それでもお参りは並んで
待った。御札は天照大神と駒林神社の2枚を貰い、御神籤を引いた。中吉。梅の枝に結ぼうとすると、もう蕾が膨らみかけていた。

新年ネット句会(初句会)投句締め切りは午後6時。互選開始は午後7時。入賞発表は3日正午。
今年から投句は一人5句とする。投句者は6名。祝恵子・髙橋秀之・柳原美知子・髙橋句美子、高橋信之・高橋正子。茶室のような句会となった。

新年句会投句
初詣杜の落葉のかく踏まれ  正子
松飾通りすぎれば松匂う
おみくじを結ぶ枝なり梅蕾む
元日の家路にあがる円き月
初詣空の青さの全きに
 
句美子投句

○水仙

[水仙/横浜日吉本町]

★水仙やホテル住ひに隣なく/久保田万太郎
★水仙やすでに東風吹く波がしら/水原秋櫻子
★あるだけ剪りあるだけ挿して水仙花/大橋敦子
★水仙や日本の詩の潔し/瀧春一
★水仙に昃り易さの日射なる/鈴鹿野風呂
★潮の香を海に返しぬ野水仙/稲畑汀子
★水仙や潮砕け散る烏帽子岩/朝妻力
★上げ潮や水仙のよく匂ふ街/今瀬剛一
★自画像の芙美子に会へり水仙花/神蔵器
★水仙や向き合ふ暮し取り戻す/井内佳代子

★向き合えば吾に水仙のみずみずし/高橋信之
水仙の花を「古鏡」といった俳人もいたが、向き合うことができる花である。向かうと、以外にもみずみずしい花である。(高橋正子)

★水仙の枯れし終わりを折りて捨つ/高橋正子
庭に咲いているのでしょうか、可憐な水仙花、でもいのちあるものには最後があるのです。ありがとうの気持ちでしょうか。(祝恵子)

★水仙の一花二花咲き正月へ/高橋正子

 スイセン属(スイセンぞく、学名:Narcissus)は、ヒガンバナ科(クロンキスト体系ではユリ科)の属のひとつ。この属にはラッパスイセンやニホンズイセンなど色や形の異なる種や品種が多くあるが、この属に含まれるものを総称してスイセンと呼んでいる。多年草で、冬から春にかけて白や黄の花を咲かせるものが多い。狭義には学名Narcissus tazettaや、その変種であるニホンズイセン(Narcissus tazetta var. chinensis)をスイセンということも多い。
 原産地は主にスペイン、ポルトガルを中心に地中海沿岸地域、アフリカ北部まで広がり、原種は30種類ほど知られている。また、園芸用に品種改良されたものが広く栽培されている。日本においては、ニホンズイセンが古くに中国を経由して渡来したといわれている。分布は、本州以南の比較的暖かい海岸近くで野生化し、群生が見られる。越前海岸の群落が有名であり、福井県の県花ともなっている。

◇生活する花たち「アッサムチヤ・グランサム椿・からたちの実」(東京・小石川植物園)
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■2018年新年ネット句会/入賞発表■


■2018年新年ネット句会■
■入賞発表/2018年1月3日

【金賞】
27.大年の潮の香溢る魚市場/柳原美知子
大年の魚市場は、新年を迎えるために、一年で最も活気づく。一歩市場に入れば潮の香がふんぷんと溢れている。なにもかもが「ふんだん」である。(高橋正子)

【銀賞/2句】
08.冬夕焼け日が室内へ本棚へ/祝恵子
冬夕焼けは、みるみる消えてしまうが、その消える前に入日を惜しんで、室内へ、本棚へ明るく射し込む。静かで美しい時だ。(高橋正子)

24.注連飾るドアが連なる様々に/髙橋句美子
マンションのドアに思い思いの注連飾りが飾られ、形も材料も様々なものがずらりと並び、淑気漂う中、出入りする人たちの多彩な生活が想像されます。 (柳原美知子)

【銅賞/3句】
10.青竹より流るる手水初詣/祝恵子
初詣は、すがすがしいことが一番である。手水には青竹を設えてそこより水を流している。淑気が漂う境内だ。(高橋正子)

21.元日の満月が高い帰り道/髙橋句美子
今年は元日に大きな満月が見られた。帰り道、偶然にいつもよりも明るい大きな月に出会えた。それが元日であることに特別の安らぎがある。また、口語表現で、さりげなく「高い」で切れていることが、この句のまた別のよさだ。(高橋正子)

26.冬夕焼辿りて下る瀬戸の海/柳原美知子
瀬戸の海に夕焼けが見えてきた。寒さなど忘れるくらいに雄大な景色です。(祝恵子)
瀬戸の海一面に夕焼け色が広がっている美しい景色が目に浮かびます。 (高橋句美子)

【高橋信之特選/9句】
15.初詣空の青さの全きに/高橋正子
新年の始まりの初詣から青く晴れ渡る大空が気持ちいいです。(高橋秀之)

12.松飾通りすぎれば松匂う/高橋正子
青々とした立派な松飾りの門が目に浮かびます。通りすぎた時の清々しい松の匂いに懐かしさと淑気がひろがります。(柳原美知子)

09.お元日晴れ賜りて国旗だす/祝恵子
冬晴れのお元日は何よりの天からの授かりもの。心も晴々と国旗をなびかせ、今年一年の平安を祈ります。(柳原美知子)

08.冬夕焼け日が室内へ本棚へ/祝恵子
10.青竹より流るる手水初詣/祝恵子
21.元日の満月が高い帰り道/髙橋句美子
24.注連飾るドアが連なる様々に/髙橋句美子
26.冬夕焼辿りて下る瀬戸の海/柳原美知子
27.大年の潮の香溢る魚市場/柳原美知子

【高橋正子特選/9句】
16.正月の菓子が若草色なれり/髙橋信之
お正月にいただくお菓子は気持ちも華やぎ、若草色であればなおさら春を想い清々しい気持ちになります。穏やかなよいお正月が思われます。(柳原美知子)

01.新年の時報とともに着信音/高橋秀之
08.冬夕焼け日が室内へ本棚へ/祝恵子
10.青竹より流るる手水初詣/祝恵子

19.天井に今日元日の灯が灯る/髙橋信之
21.元日の満月が高い帰り道/髙橋句美子
24.注連飾るドアが連なる様々に/髙橋句美子
27.大年の潮の香溢る魚市場/柳原美知子
28.石鎚の冬灯掲げて野は眠る/柳原美知子

【入選/6句】
02.元日の定点写真は鳥居前/高橋秀之
毎年、元日に初詣の際に撮る家族写真でしょうか。鳥居の前に皆で勢揃いして微笑む幸せと安堵感。来年
もまた撮れますように。(柳原美知子)

13.おみくじを結ぶ枝なり梅蕾む/高橋正子
おみくじを結ぼうとする枝に梅の蕾がある。新年の訪れとともに春の兆しもそこに感じます。 (高橋秀之)

22.初詣石段上り願い事/髙橋句美子
 神社は石段を上がった先にあるのでしょう。その石段を上りつつ、願い事を思うお参りのひとこまを感じます。 (高橋秀之)

03.帰省する友を迎えて初詣/高橋秀之
14.元日の家路にあがる円き月/高橋正子
18.時移りゆく元日の夜となりぬ/髙橋信之 
 
■選者詠/高橋信之
16.正月の菓子が若草色なれり
17.元日の暮ゆく時の中にいる
18.時移りゆく元日の夜となりぬ
19.天井に今日元日の灯が灯る
20.元日の夜となり天井に灯を

■選者詠/高橋正子
11.初詣杜の落葉のかく踏まれ
12.松飾通りすぎれば松匂う
13.おみくじを結ぶ枝なり梅蕾む
14.元日の家路にあがる円き月
15.初詣空の青さの全きに

■互選高点句
●最高点(5点)
10.青竹より流るる手水初詣/祝恵子

※集計は、互選句をすべて一点としています。選者特選句も加算されています。
(集計/高橋正子)
※コメントのない句にコメントをお願いします。

新年ネット句清記(2018年)


■新年ネット句清記
2018年1月2日
6名30句 

01.新年の時報とともに着信音
02.元日の定点写真は鳥居前
03.帰省する友を迎えて初詣
04.添え書きに笑みを浮かべし年賀状
05.初売りを買う買わないで初けんか
06.ギュウギュウと押し込む餅の詰め放題
07.床暖房児は素足で遊びおり
08.冬夕焼け日が室内へ本棚へ
09.お元日晴れ賜りて国旗だす
10.青竹より流るる手水初詣

11.初詣杜の落葉のかく踏まれ
12.松飾通りすぎれば松匂う
13.おみくじを結ぶ枝なり梅蕾む
14.元日の家路にあがる円き月
15.初詣空の青さの全きに
16.正月の菓子が若草色なれり
17.元日の暮ゆく時の中にいる
18.時移りゆく元日の夜となりぬ
19.天井に今日元日の灯が灯る
20.元日の夜となり天井に灯を

21.元日の満月が高い帰り道
22.初詣石段上り願い事
23.冬の風電飾揺らす並木道
24.注連飾るドアが連なる様々に
25.冬晴れに大掃除の音がする
26.冬夕焼辿りて下る瀬戸の海
27.大年の潮の香溢る魚市場
28.石鎚の冬灯掲げて野は眠る
29.ウインナコーヒー淹れて新春を祝い
30.元日や猫の日課のパトロール

※互選を始めてください。7句選をし、その中の一句にコメントをお書きください。選句は<コメント欄>にお書きください。

◆新年ネット句会のご案内(2018年)◆


●新年ネット句会(2018)投句案内●
①投句:当季雑詠(新年か、冬の句)5句
※これまで3句投句でしたが、5句投句といたします。
②投句期間:2017年12月30日(土)午前0時~2018年1月2日(火)午後6時
③投句は、下の<コメント欄>にお書き込みください。
※どなたでも投句が許されます。

▼互選・入賞・伝言
①互選期間:1月2日(火)午後7時~午後10時
②入賞発表:1月3日(水)正午
③伝言・お礼等の投稿は、1月3日(水)正午~1月4日(木)午後6時

○句会主宰:高橋正子
○句会管理:高橋信之